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★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”体験記  ④〈手がかりもないときにはどうしたら???〉

ウルルン滞在記もどきの
イメージができてきたけど

よりハードルが上がってしまった。
ネットを使いこなせない自分には
調べても手がかりすらわからない。

もうこうなったら
少しでも知ってそうな人に
聴いて回るしかないか。。。

まずは、途上国に行ったことある
知り合いに電話かけてみようか。

怖くて面接に行けなかった自分が、
覚えてるかもわからない人に

何て言えばいいかわからない用件で
いきなり電話する。

固定電話がまだ一般的だったから
出てはもらえるだろうけど
相手も最初誰だかわからないだろう。

これはかなり心臓に悪かった。

でも、手帳をめくって
震える手で電話番号を押す。。。

「もしもし」

声が聞こえただけで心臓が縮み上がる

「えと、あの、1年くらい前に
◯◯ってイベントで1度お会いした
にいぜきと申します。
あの、覚えてらっしゃいますか」

「なんというか、世界ウルルン滞在記
みたいなことをやりたいんですが
なにか方法をご存知ないかと思いまして」

当然、たいていの反応は

『え?』
『は?』
『どういうことですか?』
『申し訳ないけど全然わからないなあ』

「そ、そうですよね。
いきなり変なこと訊いてすみませんでした」

一件かけるたびに極度に消耗する。

普段だったら、
やろうとも思わない。

すごくやりたいことのためだから
10件ほどがんばってみたけど
これじゃ自分の身が持たない。

どうしたらいいんだ。。。

また大学をウロウロして
調べ物をしてみるものの
手がかりのない日が続く。

そんなある日、
以前一緒に活動した
社会人サークルのメンバーから
結婚式2次会の招待が届く。

僕は元々パーティの類を
楽しめるほうではない、、、

どころか、はっきりいって苦痛で
誰とも仲良くなれないこともある
コミュ障気味の私。

しかも正直落ち込んでいたので
余計気が進まなかった。

「でも、あの人いい人だし
お世話になったんだよなあ。

お祝いはしたいなぁ。
顔だけでも出そうかな」

この選択に
どんな意味があるのか
まだ知るよしもない。

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