ユジク阿佐ヶ谷を応援してくださった皆さまへ

2020年8月28日から休館中のミニシアター、ユジク阿佐ヶ谷の元スタッフ有志一同です。
在籍中、伝えられずにいた私たちの声です。
長くなりますがご一読いただけますと幸いです。

 休館して1ヶ月と少しが経ちました。

休館の際には、営業再開への応援の声をたくさんの方からいただき、ありがとうございました。

ミニシアターエイドなどでもご支援をいただいたにもかかわらず、いつか営業再開をするであろうときに皆さまに直接お礼を伝えられないことが残念でなりません。

だからこそ、今回休館に至った経緯を事実としてお伝えしなければならないという思いに至りました。

 まず第一にユジク阿佐ヶ谷では、開館当初から労務問題(社会保険未加入・時間外手当未払いなど)やハラスメントと受け取れる事例がありましたが、改善を要望するアルバイトの声は残念ながら黙殺され続けてきました。

 加えて今年の春頃から、後任の支配人に対する上層部からのパワーハラスメントと受け取れる事例が頻発し、当事者間で話し合いましたが、解決に至ることができませんでした。

 勤務し続けることが困難になった従業員だけでなく、長年の労務問題もあいまって退職希望者が続出したこともあり、最終的に上層部によって休館という措置がとられた、というのが今回の経緯です。

 上層部側は今回起こった事例に対してハラスメントという認識をしていないため、アルバイト・一部社員と、上層部の間で休館の捉え方に相違があります。

よって詳細な内容を公表することは控えますが、このようなことがユジク阿佐ヶ谷で起こったという事実はお伝えするべきと思いました。(労務問題については、周囲の協力もあり、休館までに和解に至っています)

 営業中はどうしても経緯を説明することが叶わず、たくさんの方にご心配をお掛けした上にモヤモヤする思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。

ただ、事情を知っている方からも、知らない方からも、あたたかい声をいただいたことは決して忘れません。本当にありがとうございました。

あわせて、ご協力いただいたラピュタ阿佐ヶ谷の石井支配人、応援いただいた皆さまにも、

この場を借りて改めて御礼申し上げます。

補足となりますが、姉妹館であるラピュタ阿佐ヶ谷については、過去に労働環境において様々な経緯がありましたが、その後は現在に至るまで安全な劇場運営をされています。その上で親身になってアドバイスなどをいただきました。

ユジク阿佐ヶ谷元スタッフ有志一同


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