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いきたいとしにたい
もうすぐ曲が出来る。
7月に弾き語りで出来た曲で、
8月に実家に戻ってきてから録音を始めた。
楽しく生きてる感じだっから、次の曲はよろこびが溢れたような曲が出来るのかな?と思っていたが今日曲を作ってたら涙がたくさん流れてきた。抑圧していた悲しみや寂しさがあふれるようにして歌になった。 pic.twitter.com/F7U02XTycv
— YUJI THE DREAMER (@yujihakamata) July 25, 2021
今まで培ってきた技術をほとんど全部使って作ってる。
自分でもびっくりするくらいパワーアップしている。
今はほとんどこの曲のことだけを考えている。
曲を作ることは恋愛のようだ。
呆れるほど夢中になって、終わりがくる。
曲を作ってる時は本当に楽しいが、なぜかその後
希死念慮みたいなものがくることがある。
今日がそれだ。
おそらく曲を作ることで脳が活性化したり疲労がたまって、
暴走した状態からくるのだと思う。
目をつむってゆっくり呼吸を整えていると、それは案外簡単に収まる。
しにたいという感情が生きていてしあわせという気持ちにうらがえる。
生きたいという本能と、生きる労苦を考えるなら今すぐしにたい
という理性が同時にあるのだと感じる。
一晩ねむり、また朝が来る。
父が淹れてくれたコロンビア産のコーヒーを飲み、谷になった道をバイト先まで歩いて行く。
紅葉が始まり色づいた木木が揺れ、民家の先で放し飼いになったダックスフンドがこちらを見ている。
道に何か靴下みたいなものが落ちてると思って目を近づけると、カニだった。
世界は今日もうつくしくて、笑える。
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