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F0.95ボケ番長レンズ!中一光学 ZHONG YI OPTICS マイクロフォーサーズ用単焦点レンズ SPEEDMASTER 17mm F0 95動画撮影での使用レビュー


まーた新しいレンズ買っちゃったよこの機材オタク。

動画で色々紹介しましたが、開放番長らしく、絞り値によって明らかに違う描写が楽しめるレンズです。あと重いからしっかりしたレンズ感がある。重いけど。

絞り開放でのトロットロな描写は雰囲気抜群、ちょっと絞ると普通のレンズのようにシャープになっていきますが、F5.6とかF8くらいまで絞っていくと画面中央の滲みが気になってきますね。

絞り値によるピント面の描写比較

人物F0.95

人物F1.4

人物F2

人物F2.8

人物F5.6

こうやって並べてみるとF0.95とF1.4でも背景のボケ方結構違いますね。
ただやっぱり絞り開放はピント面も甘くなるから、やっぱF1.4くらいで使うのが安パイかなぁ。

絞り値による画面中央の描写比較(3倍拡大)

無限遠F0.95

↑F0.95

無限遠F1.4

無限遠F2

無限遠F2.8

無限遠F4

無限遠F5.6

無限遠F8

無限遠F11

無限遠F16

画面中央の描写はF2かF2.8あたりがピークかな?
それ以上絞っていくと中央部はどんどん滲んでいき、最小絞りにまでなるともはや画面中央の鉄塔が見えないレベルで滲んでます。

同心円滲み

これは画面中央部のみの事象で、空を写すと面白い模様が出ちゃってわかりやすいですね。

無限遠F16小絞りボケ

F16まで絞った状態で滲み部分に光源が入り込むと、こんなやっべぇ描写をするのもわかりやすいですね。なんやこれ。

総評

色々と描写に癖があるレンズです。

絞り開放だと甘い。

絞りすぎても滲む。

多分一番シャープに写せるのはF2.8くらい。
……でもまぁ、MFTのF2.8ってことはフルサイズで言えばF5.6相当なので、ここがスイートスポットなのは理解できるかな?

癖は多いですが、やっぱり開放のときの甘々なふざけた描写は好みなんですよね。
普段はF1.4で使いつつ、あの描写が合う被写体では開放まで開いて遊ぶと楽しそうなレンズです。


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