Web未経験者が、日々Webマーケティングを学ぶようになったきっかけ

この記事はWEBやデータ分析に関する投稿をみんなでしてみよう Advent Calendar 2021への寄稿でございます。友人のふたむら氏が死にかけていたのでひとつ枠をいただきました。霞が関顔負けの内容のない文章ですがどうぞご容赦ください。


読んでほしい人

  • 新卒など、入社して間もない方

  • Webって興味があるけど、具体的に何すればいいの?という方

  • 地方の中小企業の社員・経営者様


読んでほしくない人

  • Web業界でバリバリ働いている諸先輩方(恐れ多いので。。。)

  • 大企業の中間管理職以上の方


この記事にかいてあること

  • 地方の中小企業だとできる人がいないから、自分でなんとかしてやるしかない。

  • リテラシーは指をくわえていても身につかない。自分から情報を取りに行くべき。

  • 情報源にはこだわるべき。有料の情報を購買するかどうかの判断基準は自分の時給に見合うかどうか。


お初にお目にかかります、ゆうじと申します。愛知県のちょっと田舎にある車屋さんで働くうちに、気づいたらWeb関連の仕事を任されるようになっていました。今回は「私自身どうしてWebの世界に興味を持ち始めたのか」
について書いていこうと思っています。


Webマーケティングに興味をもったきっかけ

もともとWebには全く興味もなかった私ですが、下記の経緯で興味を持った次第です。

愛知県一宮市にある小さな車屋さんに勤務しております私ですが、Google re:Work様主催のGBP(Googleビジネスプロフィール:旧マイビジネス)の設定セミナーに参加した事が始まりでした。普段何気なく使ってたGoogleマップやGoogleの検索項目が、自社サイトの部分だけ違って見える… レストランの厨房を覗いた時の心境に似たものがありました。これは面白いかもしれない、と。

そこから、一宮市商工会議所主催のPRセミナーで、堂森哲夫氏(https://www.dbpr.co.jp/)のプレスリリース手法を学んだところで、人様への見せ方(見え方)、打ち出し方に興味を持ちました。このあたりから本格的に視点が変わってきたような気がしています。

少し時は経って、現在はふたむら氏と同じく名古屋商科大学院でMBAを取得するべく勤しんでいるわけですが…これがまた面白いんです。

ふたむら氏も書かれているように、日常生活ではなかなかお会いできないような高スペックの方と、同じ空間で同じ目線で議論ができるという事は本当にいい経験になります。そしてその高スペックというのは、教壇に立たれる先生方にも言える事で…

山岡隆志先生の講義を受けて、O2Oの取り組みやブランド、マーケティングとは何ぞや、オムニチャネル化の重要性といったところを4日間でコンパクトに教えていただいたあたりでチェックメイト、といったところでございます。

ふたむら氏と会って次の日に毎日堂の購読を始めました。正座して読めと言われたのですが、仕事の空き時間に読んでおります。店頭にいる仕事なので、お客様からの「見え方」にも配慮が必要なのです。

とはいえ、自分でやらなくてもいいんじゃないの?

そう思われる方もいらっしゃると思います。
ですが、そうはいかない3つの理由があります。

①社内にWeb関連を任せられる人がいない

小さな車屋さんですから、車を売る人や修理する人はいても、お店のホームページ作りに興味を持ってくれる従業員はまずいません。任せられる人がいる大企業がいかに羨ましいことか。
誰かにやってもらうにも、やる気になってもらったうえで、どういう方向性で、どういうプロセスでという具体的な指示を出さないとまず無理ですし、そもそも自分で理解していないものを指示だしできるわけもなく。

地方の中小企業のWebリテラシーは、なかなか上がりません。近隣の飲食店でもGBPが設定されていないところがほとんど。インターネットは利用する側がほとんどです。

②経営層のWebリテラシーと相場観も相対的に低い

こちらは会社さんによって違うかもしれませんが、経営層ですらもあまり詳しくないのが実情です。
詳しくないと何が起こるかというと
①自分の事業にマッチしないサービスにお金を使ってしまい、満足いく費用対効果が得られない
②何か作業をしてもらう時の相場観がわからない為、何もできない

穿った見方かもしれませんが、たいていこのどちらかが起こると思います。

③自社内で要件定義できない

たぶんこれが一番の理由です。
①、②の結果、自分のやりたい事が"どれぐらいの費用がかかって“、”どれぐらいの納期や予算で”行うべきか、について皆目見当がつかないわけです。つまり、外部に依頼するにしても要件定義ができないわけです。

油田王でもない限り使える資産は有限ですし、その額は小さければ小さいほどうれしいと考えるのが一般的かと思います。デザイン料まで含めた金額をお支払いするのか、指示通りに手を動かしていただく対価をお支払いするのかで金額が変わるのは当然ですので、そこまで自分で学んでやるかどうかは迷う所ではありますが…

どうせ依頼するのであればいいビルダーさんにたくさん予算をかけて、満足のいくものを作りたい、と思いますが、それには先立つものもありませんし、経営層からお金を使う事の理解も得られません。もちろん指をくわえていても状況は変わりません。だから自分でやるしかないんです。


どうやって勉強するの?

正直ここが一番のキモだと思います。
情報発信のご時世もあり、ネットには無数の詳細な情報が掲載されています。
ただ、初心者である我々には細かすぎる場合が多いんです。もうオーバーキル状態。しかも、よく見たら企業のLPで自社サービスを勧められていた、なんて体験、少なくないと思います。

駆け出しの私がこんなことをいうのも恐れ多いですが、いろんなコミュニティに顔を出すことが、意外と一番近道な気がしています。少額であれば有料のものにも手を出すのがいいと思います。タダより怖いものはない、と言いますがこれは本当です。会社勤めの方であれば、自分の時給を意識してください。もちろん無料でいい情報を提供してくださる神のような方々もたくさんいらっしゃいますが、その情報が本当に正しい情報かどうかを見分ける”目”を養う事も勉強の一つです。

最近一番コスパがいいと感じているのがこちら

有料会員になるとアーカイブ配信も見れますので、Youtubeプレミアムとくっつけて移動中にいつでもウェビナーが聴けます。電車移動なんかがある方はお勧めです。

Webマーケティングに限った話でなければ、Udemyがコスパいいです

頻繁にセールやってますので、空き時間にゴリゴリ勉強できます。映像で教えてくれるので見様見真似でいろんなことが学べます。

情報源として本当に頼っているのが毎日堂

メルマガを読むのが毎日の日課となっております。発信されている方の顔がわかっているっていうのも一つの良さだと思います。本当にすごい。

中小企業のWebマーケティングのこれから
GAFAのような巨大企業が目まぐるしく動き回るデジタルな世界で、各国の上場企業がコバンザメのように泳ぎ回り、さらに端っこの方で、ミジンコレベルの中小企業がゆっくりゆっくり活動している、という風に私は見えています。現実世界ではありえないような動きができてしまうWeb業界では、物理世界のようなジレンマは存在しない。まさに力こそ正義、です。

取り残されて消滅してしまう前に、生き残る術を手に入れましょう。今こそ、学び始めるいい機会です!

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