コロナに感染しまして

検査技師の西片です。

ついにコロナに感染・発症しました。
正直、自分は体力があるし根拠の無い自信があり感染しないだろうと他人事の様に思っていました。
普段から手洗い・マスク・ワクチンの3回接種など自分で出来る対策はやっていました。
それでも感染・発症しました。
2022年9月時点の自分が経験した事を書きます。

1日目
起床後、喉に軽い違和感のみ。仕事や用事があったので日中、予定通り動くも夕方から体が熱い感覚があったので帰宅後体温測ると37.4℃の為、すぐに就寝。

2日目
起床後、36.9℃に下がるも倦怠感が増し勤務先に休みの連絡。
数時間後、熱を測ると38.8℃まで上昇。
勤務先から医療機関を受診して医師の診断を受けるようにとの指示。
それから保健所と発熱外来に連絡し自宅近くで対応してくれる医療機関を聞きました。
片っ端から連絡しその日の夕方に対応してくれる医療機関を受診。
受診表を書いて抗原検査を行い「陽性」との診断。解熱剤や粘膜調整剤などの薬をその場でもらえました。
PCRと抗原検査の違いは図をご確認ください。
抗原検査で陽性になる=人に移す可能性が高いとのことです。


先生が厚生省と保健所に連絡をしてくれSMSでメッセージが来ました。
そこでHERーSYSのIDが発行されました。
HERーSYSについては後ほど詳しく。
※ここで注意なのが医療機関によって対応が違うこと。
午前しか対応しないところ、検査キットのみ渡し診断はしないところ、抗原検査のみ実施するところ、他の医療機関を受診してくださいというドライな対応をするなど医療機関によって方針がかなり違いますのでご自身が望む対応をしてくれる医療機関を受診することをオススメします。

3日目
ここで最高の39.9℃が出ました。
食欲もなく倦怠感もあり。ここが一番辛かったです。
ただ、外出できないので配食とパルスオキシメーターの手配をしました。
届いた食品がこれです。物凄い量です。

4日目
38.8℃とやや熱が下がり、倦怠感も徐々に抜け食欲も増してきました。

5日目
起床後37.4℃になり、夕方には平熱に戻ってそれ以降高熱が出ることがありませんでした。

6〜10日目
熱は平熱の36.5℃±1℃で推移。
政府から軽症後24時間以上経過していれば必要最低限の買い物ができると案内があったので自宅療養しつつ食品がなくなったら買い物に行く日々でした。

もう症状もなく、幸いなことに味覚障害もありません。
東京では約1万人の人が毎日陽性と診断されているのでいつ誰が感染・発症しておかしくありません。
最近政府から療養期間の短縮の案内がありました。
詳しくは図をご確認ください。

ただ、僕が受診した医療機関によると10日間でも人に移す可能性は否定できないのでできれば14日間療養することが望ましいとのことです。
コロナにかかって今までの風邪やインフルエンザと違うと感じたのは体温の変化。
今までは39℃あたりがピークでそこから平熱に戻って回復していましたが、今回のコロナは高熱が出てその後下がってまた高熱になるという様に1日の中でかなり変動があるので1回下がったからといって油断しない方がいいです。

まさか自分が感染すると思っていなかったので療養中の準備ができていませんでした。
体調に違和感を感じたら
①保健所・発熱外来に相談。
②医療機関を受診
③陰性なら普段の生活へ。陽性なら療養。

最後にHERーSYSについて。

毎日、体温や体調を入力するサイトです。
日々、運用や政策が変わりますので万が一感染した場合はその時の状況に合わせて行動すると良いと思います。

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