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オーストラリアツーリズムゼミ 第3回感想

こんにちは、NEW TRAVEL MATE 2020に参加しておりましたyuiです!

えー…、大変遅くなってしまい申し訳ございません。プレゼンで燃え尽き、現実世界(日常生活)に引き戻されて呆然としておりました。

今更ですが12月10日19:30~21:30に開催されたオーストラリアツーリズムゼミの第3回講義を振り返っていきたいと思います。

※プレゼン~最終講義の話は後日振り返りますが、時系列順にポストさせてください。すみません。

前半:旅行会社からツアープランニングを学ぶ

第3回前半では、株式会社エイチ・アイ・エスの海外ツアー企画担当の吉武さんにお越しいただき、オセアニアに特化したパッケージツアーのご紹介や、ツアー企画の際に気を付けるべきポイント等を教えていただきました。

旅行会社が扱う旅行商品には、手配旅行企画旅行の2種類があるとのこと。

企画旅行の中でも、旅行会社があらかじめ企画・募集を行い手配する「募集型企画旅行」と、旅行者の依頼により企画・販売を行う「受注型企画旅行」があり、今回のゼミで私たち参加者が企画するのは前者になります。

旅行を企画するためには、まず「誰に向けた商品か」、つまりターゲットをしっかりと絞って設定する必要があるとのこと。

さらに、広大なオーストラリアには魅力的なコンテンツがたくさんありますが、何をテーマにしてどんなたびにするかも決めましょう!

そして、重要なのが、実現性と価格です。

これはシビアな観点ですが、どんなに素晴らしいツアーを考えても、実現することが難しい行程(移動距離や乗り継ぎ時間など…)だったら成立しません。

また、ツアーが高価すぎたり、内容に見合わないような価格だったり、はたまた採算が取れないほど激安にしてしまったりしてもいけないのです。

印象的だったのは、バスで長距離移動を行程に組み込む際、ドライバーの負担を考慮して1人のドライバーが運転できる距離の上限を1日400kmとするルールをエイチ・アイ・エスさんは導入しているとのこと。

次回のnoteでもお話ししますが、私のチームでもアデレードからパースを車で移動する案が出ていたのですが、約2600kmを数日で移動するのは絶望的…ということで、この案(を含めた初期ツアープラン)はお蔵入りすることになりました。

商品としてお客様に提供する以上、防犯以外の意味でも安全面に十分配慮した設計にする必要があるのですね。勉強になります。。

もちろん、エイチ・アイ・エスさんは新型コロナウイルス感染症の対策も、ツアーに盛り込んでいらっしゃるそうです。

旅行に行くこと自体がNGとされる寂しい風潮の中、来年や再来年の旅行を夢見ている我々にとって感染対策は必須の条件ですよね。

実際に販売されているツアーの感染対策を教えていただき、プレゼンに向けてツアーを考える際にも「どれくらいコロナ対策が必要か?」は何度も議論する要素になりました。(特に、日本にいる私たちと現地のコロナ対策の温度差をどう埋めるかについては、最後まで悩まされました。。)

吉武さんにご教示いただいた内容をもとに、私たちの考える「ニューノーマルな旅」プランをさらにパワーアップさせていきます!次回のプレゼン準備~発表編にこうご期待!!


後半:オーストラリア大好きゲストに聞くオーストラリアの推しスポット

第3回後半は、youtube等のSNSで活躍されている人気インフルエンサー、はだし夫婦井神夫婦ちーやさんにご登壇いただき、オーストラリア愛溢れるお話を聞かせていただきました。

はだし夫婦は現在キャンピングカーで日本一周旅をされているYoutuberで、夫婦でWHビザで渡豪し、オーストラリア一周旅をされたご経験があります。バイロンベイでの素敵な生活のお話や、ブルーベリー農家でのお仕事で苦楽を共にされたお話など、聞きごたえたっぷり!かつ飽きないトークが素敵でした!

井神夫婦は、社会人になってからオーストラリア留学をされた慎介さんと、学生時代に豪州留学経験ありで社会人を経てからオーストラリアでお仕事をされた渚さんのご夫婦です。「アドレスホッパー」として世界中を旅しながらお仕事をされているとのことですが、コロナでテレワークやワーケーションが注目されるよりも前に井神夫婦は実践されていたそうです!目の付け所がシャ…最先端ですよね。

ちーやさんはメルボルン大学で修士号を取得され、オーストラリアでの生活や留学について発信されている「留学モチベーター」。実は私もこのゼミの前からTwitterのプライベートアカウントでちーやさんのツイートを拝見しており、実際にお話を聞くことができると聞いてビックリしていました。(笑)

皆さんに「旅行意欲を高める20の兆し」をもとに、オーストラリアの魅力について語っていただきました!

井神夫婦は、都市と自然が隣接している街が多い点を推していらっしゃいました。確かに、有名どころだとゴールドコーストのサーファーズパラダイスなんかはビーチ沿いに高層ビルが建ち並んでいますよね。シドニーやメルボルンなどの大都市でも、車で少し郊外に出てみれば世界遺産や大自然を目にすることができますし、これはオーストラリアの明確な強みですね!

はだし夫婦は、世界遺産と野生動物をピックアップ。エアーズロック(アボリジニ式の呼び方ではウルル)はもちろんですが、オーストラリアには有名な滝がたくさんあるそうです。私もクイーンズランド州内陸部を観光した際、美しい滝を見ることができました。よく水不足が問題になるオーストラリアだからこそ、天の恵みである雨水を集めた川や滝の美しさがより際立つのかもしれません。。野生動物も、日本でも大人気のクアッカワラビーやコアラ、ペンギン等と動物園より近い距離で出会えるのが魅力です。

メルボルン在住のちーやさんのおすすめは、食事・ワイン!ちーやさんが踏破されたメルボルンのカフェの数に、他のゲストさんも参加者も驚愕でした。都市によってコーヒーの味も少しずつ違うそうなので、オーストラリアを旅行される際は街々でコーヒーを飲み比べてみても面白いかもしれません。

その後も、気さくな現地の方たちとの交流や、アフターコロナにおいて注目されそうな「貸し切り」「おこもりステイ」「ワーケーション」なども話題に上がりました。ツアーを企画するにあたって「ニューノーマル」な旅を考えますが、これらのホットトピックも盛り込んでいけたらいいなと思います。

いよいよ、ニューノーマルな旅を…!

あっという間の第3回、ツアープランニングのレクチャーとトークセッションを終えて、いよいよこれからチームでの企画立案作業に突入します!(本記事投稿時には既に終わっていますが)

私たちがどんなツアーをお届けするか、是非ご期待くださいませ!!

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