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オーストラリアツーリズムゼミ 第1回感想

*2020.12.10 Updated: 「観光復興ガイド」の第二弾が公開されたのでリンクを追加しました。

noteでは初めまして!yui(ゆい)と申します。

オーストラリア政府観光局×TABIPPONEW TRAVEL MATE 2020」に参加させていただいております。

この企画では、オーストラリアが大好きなメンバーが、オーストラリア政府観光局の方や大手旅行会社HISさん、有名インフルエンサーの方々から講義を受け、オーストラリアの観光の未来と「ニューノーマルな旅」を考えます。

そもそも、ニューノーマルとは、

ビジネスや経済学の分野において、2007年から2008年にかけての世界金融危機やそれに続く2008年から2012年にかけての大景気後退の後における金融上の状態を意味する表現(Wikipediaより)

を意味します。2020年初頭から新型コロナウイルスのパンデミックが発生し、世界的に「新しい生活様式」が必要であると考えられるようになったことから、このニューノーマルについて議論されるようになりました。

コロナ禍において、今まで通りの旅行(特に海外旅行)ができなくなってしまいましたが、

第1回講義は2020年12月2日19:30から、参加者はZoomにて講義を受け、その様子がYoutube Liveにて配信されていました。

少し時間が経ってしまいましたが(本記事は第2回講義の数時間前に執筆しています…)、第1回講義を振り返ってみたいと思います!


はじめにファシリテーターのROYさんからこのゼミの概要を紹介していただきました。(ROYさんの制作されている映像、とっても素敵なので是非!)

その後、オーストラリア政府観光局日本局長のデレック・べインズさんから、オーストラリアの観光の概要をご説明いただきました。美しいオーストラリアの大自然、ユニークな動植物の生態系のスライドに、ついつい興奮してしまいました。中でも8Dオーディオという立体音響技術が使用されている動画は、まるで自分が今オーストラリアにいるんじゃないかと錯覚してしまうような没入感で、鳥肌が立ってしまいました(笑)

また、デレックさんはオーストラリアの新型コロナウイルスの感染状況についても教えてくださいました。日本は第3波と言われるほど急激に感染拡大していますが、オーストラリアは3月20日という世界的にも非常に早い段階で国境を封鎖した結果、現在では1日当たりの国内感染者は一桁~十数人程度に抑えられているとのことです。す、すごい…!

オーストラリア政府観光局から提案いただいた「ニューノーマルな旅」は…

例①)クイーンズランド州:グレートバリアリーフでサンゴ礁を間近に体感し、保全活動に寄与する 等
例②)西オーストラリア州:国立公園&A級自然保護区ロットネスト島でSDGsフィールドワーク。島の歴史と観光地としての開発を考える 等

まだまだ沢山ありましたが、どれもアフターコロナを意識した新しい価値観に焦点を当てたプランとなっており、「これ実際に行ってみたい!」や「このプランから派生してこんなこともできるかも?」と思うような刺激的なアイデアばかりでした!

講義の後半は、TBWA HAKUHODOの田貝雅和さんから、ニューノーマルな旅を考えるための重要なヒントとなる「新しい時代に対応する観光復興ガイド」のご紹介と、実際にそれを使って考えるツアープランニングについてのご説明がありました。

この観光復興ガイドでは、コロナ禍のSNSを分析して、コロナ感染拡大の影響で甚大な被害を受けた観光業が復興するために、どのようにして新しい観光企画を考えていくかが提案されています。田貝さんから、このガイドを用いて、SNSから抽出された「旅行意欲を高める20の兆し」と、オーストラリアが持つ資産を掛け合わせて、新しい価値観をベースとした企画を考案する方法を伝授していただきました。

※2020.12.10 Updated: 「観光復興ガイド」の第二弾が公開されていました!

このメソッドで企画を考えるにあたって大切なのは、「自分の経験」。自分が実際に見て、聞いて、体感して、そこで感じたことが最大の武器になるとのことです。

確かに、この講義の前に自分なりに「オーストラリアの新しいツーリズム」について色々と空想(妄想?)してみたのですが、凄いことをやってやるぞ感が強すぎて壮大な計画になってしまい…うまくいきませんでした(笑)

でも、自分がオーストラリアで経験したことを振り返ってみると、不思議と地に足の着いたアイデアが湧いてきます。初めてオーストラリアの大地に降り立った時のこと、ホストマザーが私を自分の娘のように迎えてくれたこと、教科書や雑誌の写真でしか見たことがなかった景色を生で見たこと。もっとパーソナルな視点で、自分が良いと思ったことを起点に考えていいんだ!という気づきは、目からウロコでした。

田貝さんが例として企画された旅のプレゼンは、やはりプロの業!と感動してしまうほど練られたもので、参加者からは「このツアー行きたい!」の声が殺到しました(笑) 私も漠然と「ものがたりツーリズム」というアイデアは密かに持っていたのですが、映画とタイアップする等の発想は流石としか言いようがありません!渡航前の準備期間でオーストラリアへのワクワク感を高めておくことで、実際に行ったときの感動が倍増するというのも納得です。(私も下調べしまくり、シミュレーションしまくり人間なので…)

プロの超魅力的なプレゼンを見てクラクラしてしまいましたが、私も同じくらい面白い企画を考えたい!という気持ちが湧いてきたところで、第1回の講義は終了しました。

その後はZoom参加者のみで今後のスケジュールや課題の確認と、各チームに分かれて顔合わせを行いました。私は女子6人のCチームに配属されました!皆さん講義後の遅い時間なのにとっても明るいスマイルでしたが、同時に「せっかくやるならプレゼン大会1位目指そう!」と闘志に火がついていました(笑)


以上が第1回講義の振り返りとなります!

第2回に向けて、Slackのチームチャンネルでも早速アイデアが飛び交っていて、私も頑張らねば~~~!と思っております。(が、第1回終了後は私生活がバタバタしまくっており、慌ててnote執筆しております。次はもっと余裕をもって、チームでの活動もがんがんコミットできるようにします;;)


また時間のある時に、他の参加者の方がアップされているような「私とオーストラリア」的な馴れ初め記事も書いてみたいと思っておりますので、とりあえずTo be continued...!

本日12月6日15:00~17:00で第2回講義が行われますので、そちらでお会いしましょう!ではまた!

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