デッキレシピ【虚空審判】
こんにちは。大久保ユイです。
デッキ構築モチベが非常に高いので、デッキレシピ解説第2回と洒落込んでみようかと思います。
◆デッキレシピ
まずこのデッキは、
①「リターナブル瓶」を使ったコンボからデッキを組みたい
②「虚空の黒魔道師」を使いたい
が発端となったデッキです。
まず、①から。
文で書くと長いので、画像にまとめました。
画像に示す通りです。伝わるかこれ?
簡単に言うと、
1. リターナブル瓶で星遺物罠を除外して、
2. 星遺物へ至る鍵で除外したのを回収して、
3. 星遺物へ至るまでをセルフバウンスして行こうぜ!
って感じです。サイクルを組みながら戦う。
そこに、虚空の黒魔道師の効果を組み合わせながら戦います。
また、リターナブル瓶と星遺物に至る鍵のテキストも確認のために貼りましょう。
察しのいい方ならお分かり頂けると思いますが、
このデッキは画像に記したコンボに加えて、
「相手ターンに瓶で回収した罠を虚空で使う」
ことを目標にしたデッキです。
以上が今回のメインコンセプトになります。
◆メインコンセプトへのルート
では、今回の課題です。
①リターナブル瓶で使い回しを狙う罠
②星遺物へ至る鍵へのアクセス
③虚空の黒魔道師へのアクセス
④リターナブル瓶へのアクセス
⑤セルフバウンスへのアクセス
辺りが、今回の課題となると考えました。
①リターナブル瓶で使い回しを狙う罠
正直、色々悩みました。
単純に考えても、妨害罠系って魅力的なカードが多すぎます。除去、手札補充、更なるコンボとの関連…
ですので。
友人らに「毎ターン使えたらウザいカードって何だ」と相談したところ、こいつが返ってきました。
つよい(確信)。
両方強い。これは毎ターン打てたら絶対ウザい。
故に、採用。
また、レシピにもあるように、
攻撃時の妨害枠として「威嚇する咆哮」(正直もっと他に何かある気はする)。
手札増強枠に「無謀な欲張り」を採用しました。
後者は毎ターン使えれば、デメリットもあまり気にしなくて良い強カードに。前者は正直神風のバリアとかでもいい気はする……。
②星遺物へ至る鍵へのアクセス
今までは、「星杯の神子イヴ」とかいう宇宙最強のシンクロモンスターがいたのですが、禁止カードに指定されたため採用は困難です。
なので、今回は。
・星遺物ー「星杯」
・星鍵士リイヴ
・明星の機械騎士
をサーチャーとして基本採用。特に強いのは「星杯」でしょうか?
「星杯」を除外→至る鍵をサーチ→鍵で「星杯」を回収
が地味に便利です。手札に加えた後もこのデッキなら、
・アドバンス召喚→転生炎獣アルミラージをリンク召喚し、星杯を展開
・闇の誘惑で除外、除外後も至る鍵で回収可能
・闇の増産工場でドローに変換。次ターンに再びサーチ可能
と、幅広い動きが可能。
また、明星の機械騎士も便利です。
このデッキの場合、光の霊堂を採用しているのですが、
これと星杯の守護竜を組み合わせると、
星杯の守護竜を召喚し、リンクリボーorアルミラージをリンク召喚
↓
リンク召喚したモンスターを対象に光の霊堂を発動し、「機界騎士アヴラム」を墓地へ
↓
星杯の守護竜の効果でアヴラムをリンク先へ
これで、
『機界騎士(アヴラム)を含んだモンスター2体』
の条件が満たされ、明星が出せます。
ちなみにこの動きを流用すると、
・レプティレス・エキドゥーナ
・サイバース×2を要するリンクモンスター
・スレイブパンサー
辺りも出せるため、おすすめです。
③虚空の黒魔道師へのアクセス
これが凄く悩んだポイントです。
「何故お前は魔法使いレベル7×2なんだ……!」
と。
パターンとしては当初2つ考えていて、
1. 単純に⭐︎7魔法使いを2体並べる
2. 「幻想の黒魔道師」から⭐︎7魔法使いを出し、「相克の魔術師」のペンデュラム効果で幻想の黒魔道師を⭐︎7扱いにして出す
とあったのですが、星杯を多く採用する関係上、更に2.のスロットは無理ではないか? と思い、素直に1. のプランで。
ではいざ出すときにどうすれば?と悩んだのですが、まずは光の霊堂でサポートを共有可能な「ブラック・マジシャン」。
更に、こいつです。
真剣に採用するか否かを悩みました。
なんせ高い!(値段)
ただ、
・EMスカイマジシャンを墓地に落とせる
・神聖魔導后セレーネのリンク素材として出し易い
・リターナブル瓶で回収した罠や特に使い道のない友情・結束をドローに変換できる
とまあ、上記の理由から採用しない理由は無かったので、採用。
また、
ある友人がLVP3を3箱買って3枚引き当てたカードなのですが、これも。
単純にリンク2モンスター+マジシャンズ・ソウルズor星杯を戴く巫女で出し易いのと、墓地に落としたスカイマジシャンを蘇生出来るのがいい。
また、リンクマーカー3つあるため、星杯の守護竜からブラマジを蘇生したりも出来て便利です。
以上から虚空の黒魔道師は、
・セレーネで⭐︎7魔法使いを蘇生
・マジシャンズ・ソウルズでブラマジを出す
・守護竜からブラマジを出す
などして、捻出していきます。
④リターナブル瓶へのアクセス
結論から言って、無理。気合で引きます。
とはいえ、
・マジシャンズ・ソウルズ
・星遺物が刻む傷痕
・闇の誘惑
・無謀な欲張り
・闇増産工場
と、手札供給が出来るカードは多めに入れているため、大丈夫なはず…!(大丈夫ではない)
⑤セルフバウンスへのアクセス
このデッキのセルフバウンス(至る鍵を使いまわせる)カードは、
の2枚。
スカイマジシャンは前項で述べていますが、
ドゥローレンは、
「星杯」アドバンス召喚
↓
アルミラージリンク召喚、「星杯」で守護竜と巫女をリクルート
↓
守護竜をリンクリボーなどで墓地に
↓
霊堂でエンジェル・トランペッターを墓地に送り、守護竜で特殊召喚
↓
トランペッター+巫女でドゥローレン
が1番出力し易いかなと。
雑ではありますが、以上がメインコンセプト。
以下は、その他の採用カードの一部解説です。
◆脇を固めるその他のカード
『ネメシス・フラッグ』&『アンブレラ』
除外された守護竜や、アクセスコード・トーカーで除外したリンクモンスターの回収。
『ミス・ケープ・バーバ』
星杯の守護竜のリンク先確保&出し易いリンクモンスターとして採用。
『混沌魔龍カオス・ルーラー』
手札に加える効果は確実ではないのですが、このデッキではその後の墓地へ落とす効果も、回収ギミックなどの相性から採用。
◆後書き
ここまでお読み頂きありがとうございました。
ファラオの審判を使ったデッキはいくつか見てきましたが、虚空の黒魔道師を使ったデッキはそこまで多く見た経験がないので、何かの参考になれば幸いです。
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