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履修登録2(おばさん大学生、学校に通うの巻)

晴れて単位が認定されて、お待ちかねの履修登録となった。使ったことのないアプリをダウンロードし、4月9日までに履修を登録させねばならないという大仕事を前に、専門的な授業をどのくらいのペースで履修していかないといけないのかがわからず、学生課を訪ねた。

大体私が行くと最初に「先生ですか?」(←だいぶ慣れた)と聞かれる。あんまり毎回聞くから、今度聞かれたら「はい」と言ってみようといつも思う。この日は新入生の健康診断もあったので、服装も比較的ラフな「今から運動しちゃう系?」と若者に声でもかけられそうな感じだったのだが、それでも先生かと聞かれるんだなぁーと自分の見た目に妙に納得してしまった。

かなりたくさんの認定をいただいたので、私が卒業までに取らなければならない単位数は実はとても少ないのだが、卒業の為の単位というより、自分が勉強したい気持ちが強いので、ガンガンにせめた履修を計画している。長男からは学校も学部も違うのに、その卒業までの単位数の少なさを羨ましがられている。この歳になって子供から羨ましがられることなどさほどないはずなのだが、これはこれはお珍しい。受験してよかった、母としての威厳を保てている。多分長男はそんな風には思ってないだろうけども、私にとっては羨ましがられることに意義があるのだ。

全部許可が降りるつもりで履修計画をしたけれど、よく読んでみると落ちるやつもあるらしい。まさか、私が落ちるなんて、あり得ない。

登録開始日は、朝6時からネットでその履修登録のページが解禁になり、希望を申請できることになっている。だが、初めて見るページで初めてやる履修登録をスムーズにできるのだろうか私。不安しかない。助けて、ドラえもん。

朝5時前には起床し、PCの前に張り付くMac初心者の私。がんばれ私、負けるな自分。履修予定の授業には早い者勝ちという若者向けの手法をとっているものもあり、私には圧倒的に不利と思われる。しかし、私には時間がないのだ。年々ほころび続ける脳との戦いに加え、一年後までにその授業を取っていないと進みたい方向に行けなくなるのだ。事前準備はバッチリだが、その初めてみる登録画面と自分がうまくマッチングできるのかどうかがだいぶ不安の種だったのだ。そのためにその画面をカンニングできないだろうかと思い学生課まで訪ね行っていたのだ。

学生課ではその画面に対する不安をいくら訴えても見せてくれはしなかった。当たりまえだのクラッカー。年齢的にすぐできるか不安だとも何度も訴えたが、そりゃそうだよね。教育の場ではカンニングは禁止行為なのだ。

履修の登録は思っていたより簡単だった。なんだ、できるじゃん私

と、浮かれていたのはものの数日。とりたかった履修は二つも落選していた。。。なぜだろうなぜかしら。。。


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