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三ヶ国語子育て、さてどうなるか。

こんにちは、ユイナと申します。イギリスで子育てをしています。

日本人の私と日系ブラジル人のパートナーの間に生まれたロンドンっ子を育てるにあたり、我が家の教育のテーマとして付いて回るのが3か国語教育です。3ヶ国語を巧みに操るトリリンガルなんて将来的になれればいいけれど、半ばやはり厳しいであろうと思いながらも、日々できることから意識して取り組んでいます。

難しいと思いながらもやっぱり諦めきれない理由は、言葉はその国の文化の密着している存在だけに、異文化的にも柔軟な感覚、言葉を変えれば、自分が育つ世界だけが世界じゃないという感覚を、英語以外の言葉を通じて習得して欲しいと願っている為です。それは本や映像からでも良いですが、やっぱりおじいちゃん、おばあちゃんとの会話から色々学んでほしいなあという希望はあります。いい学校に入る為とか、就職に使うツールという風には、今の時点ではあまり考えていないのが事実かなぁ。

国際カップルの多いロンドンでは、3か国語教育をしている親子は珍しくはありません。断然多いわけではないけれど、まあ探せば知り合いに何人かはいるという感じだと思います。お母さん言語とお父さん言語をはっきり分けて取り組んでいるところもあれば、その子の興味のある英語でメインに会話してからお母さんの母国語でもう一度説明してあげている親子もいます。何がいいとかは到底言い切れません。みんな子供を思ってしていることだし、どんな伝え方でも子供は子供なりに学んでいると思っています。

2才といえば、どんどん話す子もいるし、まだあまりお話ししない子もいます。それは3か国語教育でも同じです。早い子もいれば、ちょっと遅い子もいる。うちの娘はもう直ぐ2歳3か月ですが、ようやく食べ物や色、数字を教えるとリピートするようになりました。単語全部ではなく、頭文字だけみたいな時もよくあります。日本語、ポルトガル語、英語で出てくるかはその単語次第。例えば、ジュースは「じゅ」、ぶどうは「ぶ」、でもブルーも「ぶ」、みたいな感じです。咄嗟に言われた時は、クイズ感覚でその場その場で理解します。英語で単語が出てきた時は、おーそんなことも知ってるのーすごいねーと言った後で、日本語ではこう言うんだよと教えています。

本当はオムツ外れについて書きたかったのですが、長くなりそうなので一度投稿します。


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