違うゲームを始める

今の世の中が「何かおかしいなー」とか「違うなー」と感じる方も多いと思いますが、そういう時にやりがちなのは、その「世の中を変えようとすること」。気持ちは分かる。とっても分かる。
だけどそれがうまくいかないことも分かっている。
だって人は変えられないから!


今の世の中はこの世の中のシステムを作った人たちに
都合が良いように出来ているのは当たり前で、
その同じ土俵に立って何かを叫んでも祈ってもそれが届くことはないし
#でも絶望しないでね
そもそも同じ土俵に立っているということは
同じ波動の場所にいるということなので
結局それを変えることはできないのですよね。


それに相手をやっつけようとすることは、
その同じ波動が自分に還ってくるということだから。
もしも私たちをやっつけようとしている相手がいるとするなら、
それと同じ波動が自分の中にもある、ということでしょう?
#結局やつらと同じだよ


だから何かを変えたかったら自分を変える。
波動を変える。
それが鉄則。


つまり世界を変えたいなら、自分を変えて、違うゲームを始める必要がある
=違う波動の世界へ行く必要がある、と思うのです。

ということで、最近私たちが新しく始めたゲームが
この「相模湾地域通貨菌<kin>」


単なるお金の代わりと思うなかれ♪
これは私たちが消費社会から卒業して、循環する暮らし、循環する関係に移っていくためのひとつのツール。

この地域通貨菌<kin>の最大の特徴は有効期限があること。
#腐るお金

お金はとっても便利だし、人類最大の発明の一つだと思うけれど
それによって人々が分断されたり、様々な不自然なことが起きている
というのも事実。
#お金が悪いわけじゃない
#それはやっぱり使う人の意識の問題で

最大の不自然は、他の物は時間の経過とともに価値を下げていくのに
#今日500円のお肉は明日は300円になるみたいなねお金だけはそうならないし 、逆に価値を上げることもままある。


それってどうなんだろうね?という問いから生まれたのが菌<kin>


有効期限を設けてみれば、貯めても仕方が無いので、みんなどんどん回すようになるでしょ。この菌札の裏には自分のサインとかはんことかを押して、
次に回すようになっているのだけど、そうなると、自分のサインしかしていない菌(つまり貯菌)よりも、たくさんのサインがある菌(市場を廻っている菌)の方がやっぱり価値があるように思えるのよね。
そしてこの菌を回していく過程で、たのしいつながりが生まれたりもする。それは菌という名前の通り、「発酵」していく。


お金があるおかげで、面倒な人間関係から解放されて、
#お金で解決すればいいからね
#隣からお醤油を借りる代わりにお店でお醤油を買うとかね

一見良さそうだったけど、結局それで今困ってるよね。
#そもそも人間関係は面倒じゃない


それに消費を続ける限り、あなたも私も消費されつづける。
この世界にあるのは本来循環であって、消費ではないから、宇宙の法則にも反してる。


そうはいっても長年染みついた資本主義社会の思い込みは強力で
なかなか上手く回せるところまでは辿り着いていないのだけれど、
これも実験。
どんどん実験して、新しい「何か」を産み出したいと思っているのです。


そうやって個人個人が新しい世界を生み出していくこと。
そして価値観が近い人が集まってそのムーブメントを大きくして
それぞれがそれぞれの思う新しい世界で生きていくこと.
そんな時代が来ているなーと思うのです。

#2022年のわたしとお金


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