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【フォーゴトン・レルム統率者】セフリス構築録【初心者向け】

概要

本記事は2021年7月23日発売されたフォーゴトン・レルム統率者のうちの1つ、≪隠道のセフリス≫についての記事です。
今回は土地以外は2000円以内のカードで構築しています。
予算のつかない方は土地はダメージランド、ハイブリットランドなどをしても問題ありません。

統率者について

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《隠道のセフリス/Sefris of the Hidden Ways》
(W)(U)(B)
伝説のクリーチャー ― - 人間・ウィザード
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1枚以上のクリーチャー・カードがいずこかからあなたの墓地に置かれるたび、ダンジョン探索をする。この能力は、毎ターン1回しか誘発しない。(ダンジョン探索をするとは、最初の部屋へ入るか、次の部屋へ進むことである。)
クリエイト・アンデッド ― あなたがダンジョンを踏破するたび、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。それを戦場に戻す。

セフリスはクリーチャーカードが墓地に送られるたび1ターンに1度ダンジョン探索をすることができる能力とダンジョンを踏破すると墓地のクリーチャーをリアニメイトできる能力を持っています。
これらの能力はルーター能力や自身を生贄にする能力、サイクリングととても相性が良く
手札交換、除去などを行いながらダンジョン探索を行うことができます。

デッキリスト

デッキリストの詳細は下記のURLを参照ください

この中で特筆していくつか採用しているカードについて解説していきます。

・手札交換要員
手札交換要員としては、継続的にルーターできるクリーチャーやエンチャントを採用しています。

<クリーチャー(タップすることでルーター能力を起動できる)>
《マーフォークの物あさり》
《思考の急使》
《偏執的な縫い師》

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<エンチャント>
《満たされぬ想い》
1マナとライフ1点でルーター能力を起動できる

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《拷問生活》
黒1マナで手札のクリーチャーを捨てて墓地のクリーチャーを回収できる


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<プレインズウォーカー>
《時の支配者、テフェリー》
毎ターン+1能力でルーターできる
-3能力で自身を守ったり、コンボの邪魔をしたり器用な男

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これら以外にも継続的に手札のクリーチャーを捨てる手段を多く採用しています。

・生贄にすることで能力を発揮するクリーチャー
今回のリストではリアニメイトや占術を行うことができるクリーチャーを採用しています。

<リアニメイト担当>
ネクロマンサーの弟子
宿命のネクロマンサー
不吉な儀式の僧侶

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<占術担当>
臓物の予見者
悲哀の徘徊者

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・リアニメイトされる担当
このデッキを使う上でリアニメイトされるクリーチャーを考えることはとても楽しいことです。
構築では決してお声のかからないクソデカデーモンや天使、巨人、果ては法務官まで1枚でゲームが崩壊するようなカードを多く採用できます。
今回は金額とも相談した結果、以下のクリーチャーを採用しました。

《遺跡の天使》
サイクリングで自ら墓地に行き、場に出るとアーティファクト、エンチャントを2つ追放できる
意外とサイズも大きく何度も墓地と戦場を往復してすべてを壊せ!!!

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《汚れた血、ラザケシュ》
クリーチャーを生贄にすることでサーチすることができる
コンボパーツや妨害手段をサーチしてすべてを壊せ!!!

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《核の占い師、ジン=ギタクシアス》
自分は7ドロー、相手は手札をすべて捨てる
アド差をつけてすべてを壊せ!!!

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《血の取引者、ヴィリス》
タフネス1の人権を奪いとりながら手札補充をするクソデカデーモン
強い!!!(意外とライフ支払いがあるので4枚くらいは引ける)

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《残虐の執政官》
大好評発売中のモダンホライゾン2からの新勢力
ミニ残酷な根本原理を撃ちまくれ!!!

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《墓所のタイタン》
ゾンビの群れで圧殺する巨人
とても強い

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採用コンボ

トリスケリオン+ヘリオッドの無限ダメージコンボのみを採用しました
ヘリオッドの効果でトリスケリオンに絆魂を付与し、トリスケリオンが+1カウンターを外し、1点ダメージ→絆魂で回復するので+1カウンターをトリスケリオンに乗せることで無限ダメージ
正直やってることは歩行バリスタ+ヘリオッドと同じ
値段を抑えるために今回はトリスケリオンを採用しました。
(リアニメイトにも対応しているので気軽に墓地に送れる点も◎)

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改造案(採用候補カード)

《納墓》
インスタントタイミングで好きなカードを墓地に送れる

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《心優しきボディガード》
《無私の救助犬》など
セフリスを守りながらダンジョン探索を行える

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所感や手応え

最後に自身が本デッキを構築し、回してみた所感を述べようと思う。
①色マナ関連がかつかつ
 何度か特殊土地メタや特定の色しか出ない土地を引き続けると白マナや黒マナが足りない状況に陥りやすい
 5色土地の採用や色マナがでるアーティファクトをもう少し採用する

②除去札が少ない
 万能除去があまり多くなくどちらかというと全体除去を多めに採用したことでメタエンチャントやアーティファクト、システムクリーチャーなどを除去できない場面があった
 苦渋の破棄のような万能除去や除去内蔵クリーチャーが必要

③リアニメイト手段はクリーチャーでは無いようが良かった
 クリーチャーであるとダンジョン探索できて良いと思って採用したが、即時リアニメイトしたい場面が多く。また対戦相手に対応手段を用意されてしまう時間も与えるため、動く死体などの非クリーチャーでリアニメイトする方が良いと感じた

④ルーターやサーチなど意外と手札は減らない
 ルーターやダンジョン探索のドローやサーチカードによって手札は以外にも減りづらい状況が多かった
 ただ、統率者が出せずダンジョン探索できない状態になると手札が減ってしまう。大量にドローカードを採用する必要はないが前項にも書いたとおり統率者を戦場に維持できる状況を整えて行く必要があると感じた。

⑤使い心地はとても良い
 ルーターや大型クリーチャーの展開などで回答札を引きやすい上、大型クリーチャーでの圧もかけていけるため、多方面から攻めることができる
大型クリーチャーが一気に何体も並ぶ状態になれば、1人くらいならコンバットで40点を削り切るようなこともできる
リストをブラッシュアップしていけばレベル6程度までは洗練できそうだと感じた。

今後もセフリスはリストを洗練させていきたいと思っているため、改造後にリストを記事に公開していく予定です。

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