爪を噛む癖を持つ人の悩み

私は幼少期から爪を嚙む癖があり、大人になった今も治っていません。ネットを見ると治った人の体験談ばかりが出てきたので、勝手に『治っていない人の代表』として私のモヤモヤを書き綴りたいと思います。

対処法が効かない

治す方法の1つに、『苦いマニキュアを塗る』という方法があります。無意識に噛んでしまっても苦さを感じて「もう噛むのはやめよう」と思うようになり、噛み癖が治る、という方法です。私はこの方法を試しては失敗することを繰り返しています。

私が初めて使ったのは、おそらく有名な海外のマニキュア。味の不味さは抜群(?)なのですが、まず塗るのが大変です。爪を噛む癖があるので、マニキュアを塗る経験が少なく、爪の形も綺麗では無いので塗るのが下手です。爪以外のところに付いてしまう。
やっと塗っても乾かすまでの数分が我慢できない。無意識に手先を触ってしまうんですよね。指にベタベタついて、爪のマニキュアも乾きかけで触るのでデコボコに…。爪の周りの皮膚にもついて取れない。そして私の場合、マニキュアで光沢した爪ってあまり好きではないんですよね。隠したいのに目立ってしまう…。治すためとはいえ、もう、どんよりした気持ちです。

それでも効果があり、数日かけて爪が伸びてきます。しかし、数日経つとマニキュアが薄れてきて効果も薄れてきます。そのときに塗り直すべきなのですが、マニキュアを塗るという苦手な作業をしないといけないので、もう嫌だとなり、最初に戻ります。

そしてそれを越えて、爪が伸びてくると、次に問題になるのが『爪を切らないといけない』ということです。もちろん爪を切る経験も少ないので、とても苦手です。せっかく伸ばした爪を切らないといけないのも嫌ですし、どの長さが丁度良いのか分かりません。結局とても短い状態になります。初めてこの状況になったとき、
「(この記事のサムネのような)綺麗な爪が出来上がると思っていたのに、ならないんだ…」
ととてもショックでした。今はある程度諦めています。

しかし、一度切ると、切ったところが噛みたくなり、それを噛んでしまい、また最初に戻ります。

治してどうなる?という気持ち

失敗を繰り返して、またチャレンジしようと思うのですが、いつも心に引っかかっているのは、「治してどうなるんだ」という気持ちです。ネイルをしたい訳でもないのに、爪が綺麗でどうなるんだ?見た目が汚いとか嫌な面はあるけども、私の人生はこれで進んできたのに何を今更。頑張ってもどうせ理想の形にはならないし…。という気持ちです。

また、爪を噛むということで、不適切ながらも解消していた気持ちがあるはずなのに、それは今後どうしたら良いのかという漠然とした不安があります。

まあ、どれも言い訳だと思うので、つべこべ言わず伸ばすようにしないといけないとは思い、またチャレンジするのですが、こういうモヤモヤがあるというのは言っても良いかなと思って書きました。キープすることが難しいですよね。また頑張ります。
今日から、と言いたいところですが、今一番酷く噛んでしまっている状態で…。マニキュアが塗れる最低限の状態まで待ってからにします。