なんでREBORN!っていつも未来編で終わってしまうん



(オタク(私)がただリボーンの話をする回です)
(ネタバレがすごい)
(専門用語の説明もない)
(一応調べたけどほぼ記憶で書いているので時系列などごっちゃになっている可能性あり)
(長い)
(重い)


リボステ未来編前編を見てきました。
超高速!未来編!という感じでしたが、素晴らしかったです。いつもそうですがキャストスタッフみんながREBORN!を大好きで大事にしてくれている感じがしてわたし的にとても嬉しいです。
長い未来編を2時間半ⅹ2に収めるだけでもすごいことです。たぶんそれぞれ7巻分ぐらいやってるんだろうな…
あのシーンもっと長く見たかったな…とかそっかあのキャラがいないからあれが出来ないんだ…とかはありましたが、もう上演してくれるだけで、オープニングとカテコに88/LM.Cを起用してくれるだけで、オタクは感謝しかありません。号泣です。えっオープニングで泣いたの私と姉だけじゃないですよね??
前編東京公演お疲れ様でした!
後編もとても楽しみです。お金落としたいのでブロマイド買い足します!💸

さて、ここで本題です。

REBORN!ってなんでいつも未来編で終わってしまうん???????????????????????????????????????????????????????????
(クソデカボイス)

そうなんです、REBORN!っていつも未来編で終わってしまうんです。
そもそも家庭教師ヒットマンREBORN!とは、2004年から2012年まで8年間週刊少年ジャンプで天野明先生により連載されていた作品で、全42巻の漫画です。
主人公である沢田綱吉が謎の最強赤ん坊、リボーンによってボンゴレファミリーのボス、つまりマフィアのボスに育て上げられるまでを描きます。
大きく日常編、vs黒曜編、vsヴァリアー編、未来編、継承式編、虹の呪い編に分けることができます。
(余談ですが私は継承式編はシモン編、虹の呪い編は代理戦争編とも呼んでいます)

その中でも最も長いシリーズが今回舞台化されている未来編です。
未来編はステで前後編に分かれているように、「ツナたちが入江正一の元にたどり着くまで」と「白蘭たちとチョイスで戦い倒すまで」に分けられます。(こちらも個人的に後半をチョイス編と呼んでいます)

アニメではチョイス編に入る前にオリジナル展開が挟み込まれました。アルコバレーノ編と、ボンゴレⅠ世(プリーモ)編です。
みんなで一度過去に戻り修行して未来に戻るまでを描きます。
では何故ここでそのような展開が挟まれたのか。
原作で未来編の後描かれる、継承式編と虹の呪い編において「アルコバレーノ」と「ボンゴレⅠ世」はツナたちの大きな助けとなります。助言するだけでなく武器が進化したり、秘密が明かされていったりするのです。
つまりその要素をアニメに入れるためにアルコバレーノ編とプリーモ編が作られたということですね。

なぜそれらを回収したかというと、アニメは未来編で終わったからです。

未来編で終わったのです。

いやなんで!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
まだ原作の続きあるのに!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

当時のオタクはこう思いました。

しかし今考えると未来編で終了する理由はわかるのです。
なんてったってキリがいい。
白蘭と真6弔花というあまりにも強い敵を倒し、平和な世界を取り戻し再び学校に通えるツナたち。望んでいた平和な日常を手に入れるエンディング。
続く継承式編が日常編のように始まるのを考えると、きっぱり景色が変わる未来編で終わるのはちょうどいいのです。
アニメではアルコバレーノの秘密やプリーモ達のエピソードも交えられたことで伏線も回収できています。
加えてアニリボが放送していた当時、ジャンプアニメは銀魂やBLEACH、NARUTO、D.gray-manなど名だたる名作も放送していました。
そしてそれらは原作最終回までたどり着くものとそうでないもの、アニメオリジナル展開で終わるもの。まちまちでした。
だからREBORN!もそのたどり着かないもののひとつと思ったのです。
まあよくある。しょうがないか。
アニメ終了時点ではまだ連載中だったため、大人しく続きの単行本を買おうということに姉と私は落ち着きました。

しかしアニメが終了したその年の12月、私はひとつの光を見出したのです。
「サキよみジャンBANG!」にて放送された、継承式編のVOMICです。現在YouTubeで配信されているボイスコミックの前身ですね。
私は、これはアニメ化の兆しではないかと踏みました。

すべてではありませんが、声がついたジャンプ漫画はアニメ化されることが多々ありました。
例えば当時まだ新作の方にいた黒子のバスケやハイキュー!!は早いうちからVOMIC化されていましたし、SKETDANCEはVOMICだけでなくドラマCD化もされていました。あとぬらりひょんの孫とか、屍鬼とか、いぬまるだしとか、べるぜバブとか、トリコとか。
既にアニメを放送していた漫画もアニメ化されていないエピソードをVOMIC化するなどがあり、当時の私は相互関係があったように思っていたのです。
シモンファミリーのみんなの声優さんもREBORN!らしく声優だけでなく俳優界からも選ばれており、これはあると確信しました。
(全員は覚えてなかったので調べ直したんですけど鈴木アーデルハイト役が結城アイラさんでした。えっ結城アイラさんってあの結城アイラさんですか???)

その後、リボコンBLUEに行ったりジャンプフェスタのREBORNステージに行ったりアニメイトでグッズを買ったりしながら待っていました。

しかし待てども待てども、2期は来ない。何回VOMICを聞き直しても、来ない。イベントで新情報は出ない。新グッズはどんどん減り、ついには出なくなる。そしてジャンプフェスタのプログラムから完全に名前が消えた頃、私は他ジャンルにハマっていました。

私の中でREBORN!は過去のジャンルとなったのです。

もちろん漫画は全て読みました。キャラブックは全ての文字を読みました。隠し弾(シークレット・バレット、番外編小説)も5冊全て読みました。
この辺りで中1〜2くらいです。

高校にあがってからまた1巻から読み返し、やっぱり面白いなーと思いTwitterでREBORN!のオタクと繋がってみたりしました。
そこで多くの方が「REBORN!の2期が欲しい」と呟いていました。
廃れていた私は「いや無えよ」と。
「VOMIC化しても無いんだから無えよ」と。
「アニメ終わってから何年経ってんだよ」と。
文字には起こさず思っていました。今考えるとうるさいめんどくさオタクすぎる。

そこからまたその界隈を離れ数年。気づいたら私は大学生。
離れたとかなんだかんだいいつつēlDLIVEを読んでいたりPSYCHO-PASSをめちゃくちゃ見ていたりしたとき、天野明先生の原画展が発表されて、ついついREBORNグッズ買っちゃったり(だって新規なんだもん…)しながら過ごしていました。

そして2018年、突如として発表された「リボステ」。

ついに来たかと。今連載してないからと油断していた2.5。まさかREBORN!でやるなんて…。当時2.5次元界隈はとにかく作品が多く、俳優のスケジュールが心配だった記憶があります。
REBORN!は大丈夫か…と不安になりながらとりあえず応募しました。しかし私は落ち、姉だけ見に行くことに。
当時は他ジャンルにめちゃくちゃ入れ込んでいたので、姉から「よかったよ」との感想だけ聞いて終わりになりました。

その後多忙になりヴァリアー編を上演したことも知らずにいたまま私は大学を卒業。自粛も始まって腐った日々を過ごしていました(会社には入りましたが出社停止中)。

そんなある日、リボステはYouTubeで配信をしていました。

なんと24時間無料。
黒曜編とヴァリアー前編。

いや見るしかね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(くそちょろオタク)

そう、REBORN!のオタクはどんなに離れていても制作サイドに何か動きがあればすぐ食いついてしまうのです。(主語デカ)

24時間の間でめっちゃ見ました。特にヴァリアー編。山本武とスクアーロの試合が好きすぎるので…。3次元の山本武、足が長すぎないか…?

この配信を見て「次は行こう」とオタクは決心するわけです。
えっヴァリアー編後編のブルーレイを買うと次のリボステ先行応募券が付いてくる…?買うしかねえ…!
買って、ヴァリアー後編見て、泣きました。
そしてラストシーン。

ツナ「どこに行ったんだよ、リボーン!」
デーーーーーン………

これは次の舞台未来編やな…!と思いましたが、ちょっと前に意外な発表をされていたのです。

「次のリボステは隠し弾!」

原作の時点から、ヴァリアー編のラストシーンは未来編に繋がる終わり方をしています。舞台もそれを踏襲していたので、これは未来編だと思った矢先、隠し弾が発表されていたのです。

ここでオタクはひとつ考えます。

​────アニメ化しなかった隠し弾を上演するなら、継承式編舞台化ワンチャンあるんじゃないか?​

いや、あるだろ。だってオッタビオ役に山本匠馬さん(アニメのボンゴレ初代雨の守護者、朝利雨月役)起用するとかいうめっちゃエモいことしてるし。
これはもしかして、もしかしちゃうんじゃないか…?

そんな思いを抱えながら見た隠し弾の舞台はとても素晴らしく、オープニングがgr8 storyなところもよかったです。オーダーメイドのグレイトストーリーってまさにディーノさんすぎるよね〜!

隠し弾は全5冊。まだまだ舞台化出来るお話は沢山あります。個人的にはイーピンのお話が可愛くて好き。イーピンはステにはいないけど…。

これ、シリーズ化しちゃうんじゃな〜い!?未来編やって、また隠し弾やって、継承式編もやっちゃうんじゃな〜い!?!?

「リボステ未来編、前後編にて上演決定!」

うんうんそうだよね待ってたよ〜!

「リボステ最終章となります!」

なんで〜!?!?!?!?!?!?

なんでなん〜??????????

伏線まだ残ってるよ〜!!!!ボンゴレファミリーはまだまだ進化するんだよ〜!!!!!!アルコバレーノの秘密とか明かそ〜!!!!!!!

古里炎真と沢田綱吉の友情描かなくていいんですか……………………………………………?
シモンファミリーとボンゴレファミリーの関係描かなくていいんですか……………………………?

代理戦争でアルコバレーノがやっと全員そろうんですよ!?!?!?!?!?!?
いいんですか!?!?!?!?

情緒不安定になってしまう…いやほんと、一度離れたオタクが何を言うてんねん…勢いで書いてたけどなんだこれ…離れてた時にゲーム売っちゃうような女やぞ…フェイトオブヒートとフレイムランブルとボンゴレフェスティバルだいすきだったのに飽きて売ったもん…ボンゴレフェスティバルのヴァリアーにひたすらグラス投げるゲームまたやらせてくれ…ていうかここまで読んだ人いる…?

グッズもいっぱい買ってたけどもうほぼ手元にありません。でも唯一ボンゴレリングチャームと原作本たちだけは残っています。

大人になって昔よりお金が増えて、REBORN!にお金を落とせる!と思い落としているオタク、沢山いるんじゃないでしょうか。

みんな…未来編見て、泣こうな…

おわり(なにこれ?)


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