気象予報士試験におけるアニメのキャラクターに則った試験対策について(ドラゴンボール編)

まずはスーパーサイヤ人になった

 第56回の試験が不合格だと分かったとき何をしたかというと、Googleで「ツイッター 気象予報士試験」と検索して、合格者のツイートをこれでもかというくらい見続けて自分のプライドをジクジクと痛めつけることでした。するとなんと自分の不甲斐なさに「自分への怒りでとつぜん目覚め」ちゃったんですよ。そんなわけで私もスーパーサイヤ人になれたのです。なったことにしたのです。金髪にはしませんでしたけど。

あ、すでにそうだったのか、と気がついた

 それとほぼ同時にプレッシャーに弱いという自分の性質を認めました。
 実技試験は時間がぎりぎりだし初見の問題がときどき出るしで、過去3回はプチパニック状態だったんだと自分の試験時の状態を認めました。で、これは勉強して知識をつけて問題解いて練習して座禅を組んでどうにか克服できるものじゃなく、一生自分はこういう人間なんだと受け入れたのです。宇宙戦艦ヤマトの沖田十三みたいなおじいさんになりたかったのに、幼稚園のお誕生会で将来の夢は「宇宙戦艦ヤマトの艦長になることです!」と叫んだのに、それは無理だと受け入れたのです。
 でも、ああそうか、すでに自分は試験中にはスーパーサイヤ人になっていたんだな、と納得もできたのです。だって悟空も「スーパーサイヤ人になった時の落ち着かない気分を消す」って修行を大事なことと認識しているくらいですからね。落ち着かなきゃそりゃプチパニックにもなっているわな、です。そう、わたしはすでにスーパーサイヤ人だったのです。伝説の戦士だったのです。

自分にとっての精神と時の部屋

 ということでスーパーサイヤ人に対応した試験対策を考えました。それは「実技試験の過去問を解くときには制限時間は1割減の67分30秒とする」です。これが私にとっての精神と時の部屋です。これだと問題を読み返す時間も図をゴソゴソ探し回る時間も確かめ算をする時間もほぼなくなります。落ち着いて「一問一問を丁寧に」ではなく、ちょっとハイな気分で「一問一問を勢いでぶった斬っていく」イメージです。(ええと、これは知識面ではそこそこ大丈夫な人向けです)
 結局、過去5年分(つまり10回分)を3周ほどこの時間で解いて、ちょっと慌て気味のハイな気分が試験時の普通な気分だと自分に思わせることができた気がします。おまけにいつの間にかこの時間内に最後まで解き切れるようになりました。また、もっと古い5年分(というか10回分)の初見の過去問でもほぼ解き切れました。(正確には一年前に解いたことのある過去問ですが、この歳になるとすっぱり忘れているので初見相当です)
 そして本番では時間が余るから落ち着いて見直しもできるじゃんと、自分の試験対策に酔いしれたのです。が、本番では余った時間で見直しをしたら正答を誤答に書き換えるというアホなことをやらかしました。

実技試験対策は時間を短めに設定して過去問をやるといいかもしんねえぞ!

 そんなわけで(慣れてきたら)実技試験対策は時間を短めに設定して過去問をやるといいかもしんねえぞ! でした。

おまけ

 スーパーサイヤ人状態になれたなら、穴埋め問題の答えがわかった時には「〇〇のことかーっ!」と怒りながら解答欄を埋めるとテンポ良く進みますよ。「フェーン現象のことかーっ!」とかね。
 あと「50字で述べよ」に53字で答えた時は「わたしの文字数は53文字です」とつぶやくと自分が強そうに勘違いできます。