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僕の青春は図書室から

ふと、明日開催のペア読書会の前にnoteを書きたくなりざっと書き残しました。

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突然ですが僕は会話が苦手です。小学生~高校生の時はクラスの女子と話すだけでもテンパってしまい、5分以上会話した記憶がほとんどありません。

休み時間は自然と図書室に向かうようになり、友達と会話した時間より本を読んだ時間が多い、そんな学生生活を送ってました。

読んだ本は漫画から図鑑、科学や歴史の本などあらゆるジャンルを読みました。家に帰ってからも、自宅には大きな本棚があり、自然と母が読む小説や漫画など読み漁ってました。

中学2年生の時、誰が一番本を読んだか数を競うという催しがありました。クラスの男子学生がサッカーやバスケに夢中になって本を読まない中、自分は学年2位に選ばれました。それ自体は特段表彰などあるわけではなかったのですが、なんとなく自信になったのを今でも覚えてます。

高校生になってからは後藤君という友達が出来ました。後藤君とは昼休みになる度に図書室にお互いいることからなんとなく話すようになり、気づいたら友達になってました。後藤君も僕と似てあまり人と喋らずおとなしいタイプでした。

夏は半袖の白シャツの格好で暑い暑い言いながら図書室でお互いが好きな本を読み、冬はストーブの前で手をかざしながら本を読んだり、雑談してました。

後藤君は僕が全然読まないようなジャンルの歴史の本や難しい本を読んでいましたが、話を聞いているとなんだか自分もその本を読んだ気分になれます。

高校2年のある時、後藤君から将来の進路どうする?と言われました。僕は「とりあえず大学行ってその先はわからないなぁ」と答えました。後藤君も「そうだよなぁ、とりあえず大学行かないとだよなぁ」と言いました。

それから、受験シーズンになり自然と図書室に通う数は減りました。
3年次には後藤君とはクラスも別になり、図書室に行ってもたまに会える程度。そして段々と僕も図書室に行かなくなり、遂にはお互い図書室に行くことはなくなりました。

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大学へ行ってからは後藤君とは連絡も取ることがなくなり、今ではどうしているかわかりません。

でも僕の青春と言えばあの図書室で過ごした日々です。

今回、福岡で初めてペア読書会を開きますが、僕としては青春を過ごした図書室のように、純粋に本を通して会話をすることを楽しむ会にしたいと思ってます。

本や相手から何かを得るために参加しよう!とか、人脈を作ろう!とか参加目的は人それぞれ何でも良いと思ってますが、根底には純粋に楽しかった、と言われるような会になるよう準備しております。

会の前日にはなりますが、ふと思ったことをnoteにまとめました。

まだ参加可能ですので、ご興味ある方はふらっとお越し頂き楽しんでいってください。

今回のテーマ本

#0918ペア読書会福岡

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