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ちょっと辛口なSUPのお話

フィールドによって必要な装備や技術、知識が違いますよね

SUPを楽しめるフィールドとして

  • ダム

SUPにまつわるアクティビティとして
・サップヨガ
・サップレース
・サップツーリング
・サップフィッシング
等々たくさんの楽しみ方があります

SUPは手軽に、そして色々なフィールドで楽しむことが出来ます
しかし、SUPは水の上で行うアクティビティだということを忘れないでください
人間は水中では呼吸出来ません
呼吸が出来なければ、数分で意識を失い、溺れます。

SUPが楽しめるフィールドは様々ですが、
必要な装備、知識、技術が違うことに思いを馳せてる
インストラクターやガイド、愛好家の方はどれほどいるでしょうか?

海水と淡水では浮力が違います
海では機能するライフジャケットも、川の泡だった水では機能しません。

海で使うリーシュコードを川で使ったらどうでしょう?
とっさに外せる、クイックリリース無しで
流れがあり、流速も早く、岩などがある川で使うのは安全でしょうか?
動水圧を意識してますか?

川でしか経験のない人が、海に来たらどうでしょう?
離岸流やオフショア、オンショアを考慮してますか?
危険な海洋生物はサメだけじゃありません
クラゲや貝も窒死的な毒を持ってます。

どのくらいの数のサップのインストラクターが
・熱中症の知識
・低体温症の知識
・心肺蘇生法(溺水対応)
を持ってるでしょうか?

サップヨガのインストラクターが
風速10Mを超えるなかでSUPのコントロールが出来るでしょうか?
生徒さんを引っ張って帰って来れるパドル力があるでしょうか?
アンカーで固定していても、ロープが切れて流れるリスクはあります
サップヨガだからといって、
パドルなし、フィンなし、リーシュなしで実施されていませんか?

どんなアウトドアアクティビティにも言えることですが
自然の中で行う以上リスクがあります。
いかにリスクを減らして、楽しめるかは
知識、技術、装備に大きく左右されます。

せっかくの楽しいアクティビティなので、安全にも少し目を向けましょう。