見出し画像

Phil Handyから学んだこと⑪:Great players

こんにちは、萩原雄一(はぎわらゆういち)です。

埼玉県でフルフィレックスというバスケスクールを運営しています。

今年の7月にdeuce Coaching Clinicを主催することができました。講師としてロサンゼルス・レイカーズのフィル・ハンディ アシスタントコーチを日本にお招きしました。

私はそこで運営と通訳をしておりました。フィルコーチの側にいた者として学んだことをお届けいたします。

さて、今日もフィルコーチから学んだことを書いていきます。

この文章は
1)フィルコーチの講義で話された言葉を日本語に訳したもの
2)その言葉を私なりに解釈したもの
3)まとめ
という構成になっています。

Great players wants to be coached

偉大な選手は皆、指導を受けたいと思っています。
指導をするのが我々の仕事です。

レブロンを見てください。

様々な意見はありますが、彼は史上トップクラスの選手の1人であることは間違いありません。
でも、私が彼のどんなところが好きかと言うと、彼が毎日指導されたがっているところです。

私が以前コービーを指導していた時に気づいたことですが、偉大なプレーヤーはチャレンジを求めています。プッシュされたがっています。コンフォートゾーン(慣れ親しんだ領域)から飛び出させてくれることを毎日望んでいます。

ユニフォームの後ろに書かれた名前に関わらず、我々にコーチングすることが求められるのです。

もしあなたのプログラムやチームに素晴らしい選手がいるのであれば、指導しましょう。

そしてその日の終わりには、素晴らしい選手は私たちがより良いコーチになるのを助けてくれると気づかせてくれるでしょう。


参加者とお話しいただく時間も設けさせていただきました

完成された選手もコーチもいない

通算39,000点を記録しまだまだ伸ばしつづているレブロン・ジェームズであれ常に成長しようとしているそうです。

そしてフィルコーチが言うにはレブロンほどコーチの話をよく聞く選手はいないそうです。

自分は上手いからと指導やアドバイスを聞かないのではなく、成長するために客観的な評価やトレーニングを求める姿勢はトップになればなるほど強くなるのかもしれません。

そのような選手に対して自信を持って指導するためにも、コーチも学んで成長していくことが必要です。

素晴らしい選手を指導するために知識を増やす。それをもとにトレーニングを実践し、指導が磨かれることでコーチも成長することができる。

コーチが上で選手が下というトップダウンの構図ではなく、対等にバスケットに向き合う者同士なんだとフィルコーチは教えてくれました。

バンダービルト選手のワークアウト

まとめ

偉大な選手ほど向上心があり、成長するためにコーチから指導を受けたいと思っています。

その選手を導いていくためにコーチ自身も学ぶ必要があります。選手と一緒により良いバスケットを求めることこそが、コーチとして成長できる瞬間です。

フィルコーチがクリニックをやる時にいつも言うのは、「私はどんなカテゴリーの選手と練習するにしても、その練習で何か学ぼうとしている。自分の指導が良かったのか、改善するところはあるのか考えている。コーチも選手もコートに立てばお互いがバスケットボールから学ぶ生徒なんだ。」

私も常に学びを得るために努力しコートに立ちます。


明日はコーチの仕事とはどんなものなのかという話です。

最後まで読んでくださりありがとうございます。
いいね!と思ったら下のハートマークをポチッと押してもらえると嬉しいです。

下のボタンより日本の子どもたちと世界をつなぐ活動のサポートもいただけると嬉しいです。

*使用している写真は無断で使用・配布・転載を一切禁じます。

記事を読んでくださりありがとうございます! 日本の子どもたちと世界をつなぐことを目的に活動しております。 よろしければサポートをお願いいたします! いただいたサポートは子どもたちをアメリカに連れていくためやアメリカからコーチを呼ぶために使わせていただきます!