皐月賞2024【競馬予想】一週前から本命馬がほぼ確定していたミスタージーティーについて解説!!【無料】

タイトルにもありますように本命馬はミスタージーティーで確定しています。今回はこのnoteを通じて皐月賞という特殊なレースを知っていただきたいです。最終的には当馬が激走する証明をしますので興味のある方は最後までお付き合いください。


皐月賞というのは特殊なレース

黄色→凱旋門賞に強い縁のあるノーザンダンサー系、桃色→欧州型ナスルーラ系、黄土色→欧州要素がプラスされたキングマンボ系

当レースは過去に経験したことのない厳しいレースになりやすく面を食らうことがなく高パフォーマンスを発揮できる馬に好走の資格があります。以下の比較をご覧になると一目瞭然です。過去10年に限定すると... 

24年 皐月賞 良 ??? 1000m通過:???
今年の弥生賞 良 1分59秒8 1000m通過:60秒4[?]

23年 皐月賞 重 2分00秒6 1000m通過:58秒5
同年の弥生賞 良 2分00秒4 1000m通過:61秒0[+2.5]

22年 皐月賞 (稍重→)良 1分59秒7 1000m通過:60秒2
同年の弥生賞 良 2分00秒5 1000m通過:61秒1[+0.9]

21年 皐月賞 稍重 2分00秒6 1000m通過:60秒3
同年の弥生賞 良 2分02秒0 1000m通過:62秒6[+2.3]

20年 皐月賞 稍重 2分00秒7 1000m通過:59秒8
同年の弥生賞 重 2分02秒9 1000m通過:61秒1[+1.3]

19年 皐月賞 良 1分58秒1 1000m通過:59秒1
同年の弥生賞 重 2分03秒3 1000m通過:61秒8[+2.7]

18年 皐月賞 稍重 2分00秒8 1000m通過:59秒2
同年の弥生賞 良 2分01秒0 1000m通過:61秒5[+2.3]

17年 皐月賞 良 1分57秒8 1000m通過:59秒0
同年の弥生賞 良 2分03秒2 1000m通過:63秒2[+4.2]

16年 皐月賞 良 1分57秒9 1000m通過:58秒4
同年の弥生賞 良 1分59秒9 1000m通過:59秒5[+1.1]

15年 皐月賞 良 1分58秒2 1000m通過:59秒2
同年の弥生賞 稍重 2分01秒8 1000m通過:61秒3[+2.1]

14年 皐月賞 良 1分59秒6 1000m通過:60秒2
同年の弥生賞 良 2分01秒4 1000m通過:61秒2[+1.0]

[]内は皐月賞1000m通過との比較タイム


これで言いたいのは皐月賞というレースは同じコースである弥生賞よりも1000m通過が平均して2秒速く全体時計ではそれ以上をマークしないといけないことです。これまでに経験のない終始厳しいレースでそれを耐える何か、もしくはそれに準ずる経験(芝1600~1800m実績)が必要となります。

今年は良馬場で行われることが確定(※後で現在の馬場についても少し解説します)。1000m通過が弥生賞より2秒速い58秒4と仮定するなら全体時計は1分58秒前半ではないかと思います。仮に1分58秒0だとすると後半1000mは59秒6走らなければなりません。過去が物語っているように経験したことのない厳しいレースになる可能性はかなり高いです。

ちなみに弥生賞組から皐月賞でも好走、又は激走できた馬はタスティエーラ(1着→2着)、ドウデュース(2着→3着)、★タイトルホルダー(1着→2着)、★サンリヴァル(4着→2着)、★ダンビュライト(3着→3着)、マカヒキ(1着→2着)、トゥザワールド(1着→2着)。本番との再現性が乏しいなかでも★の付いた馬は激走したことに当たる馬で全て父がトニービンを内包しているキングマンボ系でした。これまでに経験したことのない厳しさでパフォーマンスを上げられる武器が欧州寄りのキングマンボ系だったり欧州要素がプラスされたキングマンボ系、更には凱旋門賞に強い縁のあるノーザンダンサー系や欧州ナスルーラとなります。今年の弥生賞組でいくとコスモキュランダの再現性は極めて乏しくシンエンペラー以外に好走の資格はないと見ています。ただ、シンエンペラーは欧州のみで構成された血統だけにそれはそれで少し疑問もあったりしますが... 

皐月賞というのは特殊なレースだと私が言う所以は最大限に走れたことによる反動なのか後に衰退していく馬が多いからです。その振り幅には大小ありますが、ソールオリエンス、ガロアクリーク、ヴェロックス、サートゥルナーリア、エポカドーロ、サンリヴァル、ジェネラーレウーノ、ダンビュライト、ディーマジェスティが次走以降で同等以上のパフォーマンスが出せなくなっています。限界突破したことによる代償みたいなものでしょう。特に分かりやすいのがダンビュライトで前哨戦(弥生賞)の走破時計2分03秒5から本番は5秒6も速く走ってその後は段々と苦戦を強いられるようになりG1で好走することはありませんでした。飛躍的に走れる資格があるのは欧州血統の底力で間違いない半面こいうことが起きてます。


土曜競馬から馬場についての考察

Xにてポストしたようにスローペースが多くあまり参考にはなりません。補足で伝えるところはBコース使用1、2週目の雨が影響して馬場が掘れやすくグリップの効かない馬場になっているところです。実際にどれくらい緩いのかは判断が難しいところでインコースを使えている現状を見るとフラットとしか今は伝えられません。時計の出方は馬場が掘れてはいるものの普通といった印象。今日の馬場については10Rまでを見て再度ポストします。


皐月賞2024 本命馬
3枠5番ミスタージーティー 牡3

父はトニービン内包のキングマン系で皐月賞も制したドゥラメンテ。母方は世界的にも活躍馬を多く輩出している牝系で母リッスンとしてはタッチングスピーチ、ムーヴザワールド、サトノルークス等で祖母としては先週の桜花賞2着のアスコリピチェーノがいます。そのリッスンは凱旋門賞に強い縁のあるサドラーズウェルズが父で欧州型ナスルーラのアイリッシュリバー(仏最優秀2歳馬)が母父。ミスタージーティーはまさに欧州要素がプラスされたキングマンボ系で同タイプはタイトルホルダー、ガロアクリーク(母方の構成のみ)、☆サートゥルナーリア、サンリヴァル(父のみ)、☆ダンビュライト、父である☆ドゥラメンテ、トゥザワールドと過去10年でこれだけ走っています。
☆=1分58秒2以下の高速決着時

サドラーズウェルズ持ちだけを見てもソールオリエンス、ディーマジェスティが最高のパフォーマンスで共に1着。血統面では当レース向きと言わざるを得ません。

これまでのレース内容について今までに合うレースは一つもなく強いて言えばホープフルステークスでした。スムーズに加速してたら少なくとも2着だったはずでそれ相当の仮想的な評価はしています。その後の共同通信杯はペースが遅く参考にならず。前走の若葉ステークスに関しても勝利したこと自体は評価してもペースが遅く合うレースではありません。ただ、この時に内の好位でレース運びができたことは幅が広がるという意味でよかったと思います。今回は相手が揃った3枠でどう乗るか… 

血統を中心として解説したように当馬以外の選択肢はほぼなかったです。果たしてどれほどのパフォーマンスを魅せてくれるのかオッズ込みでワクワクしています。あとは調教後の馬体重が10キロもマイナスだったのでパドック時のテンションと馬場入りだけはしっかりチェックしなければなりません。これをどう判断するかで購入金額が変わります。馬券の公開は記事の途中にあったXにてポストしますので興味のある方はフォローしてください。

最後に前走から継続騎乗をしてくれる藤岡佑介ジョッキーについて乗ってくれることに「ありがとう」を言いたいです。

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