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イベントメモ NRI未来創発フォーラム デジタルが拓くポストコロナの未来像

貴重講演のみオンラインで視聴しました。

基調講演 13:30〜14:30 デジタルの先にある日本の未来
株式会社野村総合研究所 代表取締役会長 兼 社長 此本 臣吾氏

〇日本人の生活レベル意識は2021年も向上している
出所:NRI「生活者1万人アンケート調査」(2021年)
・デジタルが生み出す消費者余剰はGDPの5割に相当する
・国が成熟段階になってくると、GDPを上げるよりも、デジタル化を進めたほうが国民の生活満足度が高くなると考えている。(GDP+i)

〇デジタルの活用はどの程度の所得増に匹敵するか
生活の自由度を上げることが1番満足度が上がる(テレワーク)
・生活満足度+0.8ポイントの差は、年収500万円UPに匹敵する。
・日本では就業者の約13%がテレワークを実施している
(北米、ヨーロッパは約50%以上)

〇テレワークと生活満足度の関係
・テレワークを活用している人ほど、生活満足度が高い

〇就業価値観の変化
「ワークインライフ」:仕事はあくまで生活の一部という考え方

〇経営者の中では、一部対面のほうがいいと言う意見
イノベーションに取り組む
若手社員の育成、教育

〇NRIではメタバースでの模擬会議を実施した
「一体感が出た」、「理解が深まった」など好意的な感想、ただし、メタバースの普及にはVRゴーグルの改善が求められる。

〇NSM(North Star Metric)
組織全体を顧客価値のための活動に集中させる指標
例)Facebook:加入後10日以内に7人の友達と繋がったか

〇デジタルとインバウンド
・日本のビジネスの場としての「魅力度」は低い
 「進出コストが高い」、「優秀な人の採用が困難」
・移住先としての日本のポテンシャルはとても高い
 各国から見た「住みたい国」で日本は2位

おわり

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