地域包括ケアシステム第1回・2回

要約(メモ)

人口動態、社会保障費の推移などから地域包括ケアの課題やビジネスモデルについての概略の説明。2040年に死亡者数のピーク、今後の社会保障費は福祉(介護)が伸びていく。需要が増えていく中でサービスのポイントとなるのは1対複数のサービスである。人口動態を考えたときに1965年の1憶人と2055年の1億人では構造が全く違う。1976年に死亡場所が自宅と施設で逆転した。現在は死が身近でなくなっている。これからは治す医療から、治し支える医療に転換していく。まちづくり、終末期ケアや看取りの在り方について考えていく必要がある。QOLからQODという考え方をベースに価値化感が多様化していく。医療のフリーアクセス、必要な時に必要な医療にアクセスできるの必要なの解釈が難しい。地域包括ケアシステムはソフトである。2024年は同時改定。いろいろなチャンスが生まれる可能性がある。地域包括ケアシステムでは医療は枠の外。どうやって地域のニーズを知るかがポイントになる。地域には多様性のある人たちが住み、ピンポイントなニッチなサービスを必要としている人が多い。感受性高くいる必要がある。
医療費は西高東低である。高知県が最も高いがその背景には療養病棟の多さがあるか。健康度合いよりも人口当たりの病床数がファクターになりやすい。神奈川は病床が少ない。全世代型社会保障の考え方において重要なことは給付、負担のバランスの見直しが必要なことが書かれている。コロナ過で外来患者は2割程度減った可能性あり。地域包括ケアにおける医療の役割とは何か?健康寿命と幸福寿命の考え方は重要である。リハビリテーションとはいつまで社会保障費でやるものか?これから限界集落も増えていく中で、どのように地域を支えていくか。群馬県内田病院の事例。認知症ケアから保育園、放課後デイまで幅広い。雇用も生んでいてる。

ディスカッション

多様性を感じる場面は?子供の発達障害、外国人労働者など。
医療の役割とは?様々なステークホルダーがいる。医療従事者と医療機器メーカの考え方の違いなど。
地域をリデザインするには?場がポイント。文化等も考慮する必要あり。

課題

地域の場づくりに必要な人材をどのように選定するか?どのように巻き込むか?

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