俺の幸せはお前の幸せじゃない

誰でも好きな人や大切な人が幸せなら幸せだろう。でもあくまで大切なのは自分の幸せと、その大切な人の幸せを全く別のものとして捉えることだ。最たる例は親子関係において。

もちろん親は子の幸せを願うものと知ってはいるが、それがいきすぎて、子供の人生にコントロールが入ってはいけないと思うのだ。

ある程度の年齢までは仕方ないと思うけど、子供には子供の、独自の道を切り開く力があるし、親と子の価値観は別物だと思う。

だから親の価値観で子の人生をコントロールしても、それが子にとって幸せなのかは親にはわからないし、そもそも子の幸せによって自分が幸せになろうとしないで欲しい。  これは私個人の家庭内での親に対する気持ちだ。別に他の人達がどうこうとかではない。

こういう話は端から見ている分には仲良し親子の微笑ましい話でしかないのだが、本人からしたらもうたまったものではない。血が繋がった家族でも、血が繋がっていますという事実があるだけで、みんな価値観が一緒で気があうわけではないし、別々の人間です。

私が結婚相手をしくじってバツイチになろうが、新しい仕事をして失敗しようが、幸せを祈るだけにしてあとはほっておいて欲しい。私の幸せは私の幸せでしかないのだ。私が幸せになることによって幸せになる人もいるのだけれど、他人の幸せを自分の幸せの土台にしたままだといつかきっと歪みが出る。

だからそう、俺の幸せはお前の幸せじゃない、私にはお互いに別居をしたまま、再婚もしていない両親がいるけれども、頼むから私がまったく関係のない所で是非とも幸せをつかんで欲しい。もう掴んでいるのかもわからないけれども。

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