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日本一周 京都・滋賀編

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日本一細かい京都・滋賀旅行の記録。
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#至福の温泉

【日本一周 京都・滋賀編13】 京都の激安宿と昔ながらの銭湯

・はるや梅小路とその眷属たる日の出湯  筆者:明石  銀閣寺を後にした僕たちは、ようやくこの旅行の拠点となる「はる家 梅小路」にやってきた。僕は咋夏に京都を訪れたときに宿泊した以来だったが、相変わらず清潔で、値段も驚くほど安い(大人一人二泊で3,500円)。図書室は充実、ドリンクサービスまである最高の宿である。もっとも、フロントなるものは存在しないため、ポストにて暗証番号を受け取るという防犯意識0のチェックインをする必要がある。  部屋は前回と同じ図書室棟の2階を予約して

【日本一周 京都・滋賀編14】 寝床と風呂

・ベースキャンプ  筆者:尾道  本日の宿「はる家梅小路」に到着。明石が前に利用したことがあるとのことで、ハズレでないことは確実だ。宿泊棟の近所に建つ別館のポストから鍵を回収し、部屋に入る。建物は築100年余りとのことで、外観同様、内部も古めかしさが目立つが、清掃がきちんと行き届いているため、全く嫌悪感を抱かせない。  このような宿に限ってトイレが汚いことはなかろうが、念のため確認してみると、比較的新型の便器が備え付けられており、心底安心した。別に古式の便所だろうと、清潔

【日本一周 京都・滋賀編26】 京都でおすすめの古風な銭湯

・錦湯と冬  筆者:明石  昨夜の日の出湯に続き、この旅行では京都の銭湯をまわろうと決めていた。 (日の出湯については下の記事に!)  高校の修学旅行で訪れて以来、なにかと足繁く通っている「錦湯」。今回はまだ行ったことのない尾道を誘ってやってきた。入り口の戸を開けるとすぐさま裸のおじさんたちという、プライバシーの草創期のような脱衣所で服を脱ぎ、浴場へと向かった。  事前に宿から拝借して小さいジップロックに入れてきたシャンプーリンス石鹸をシェアしながら体を洗い(備えつけ