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有斐閣・著者座談会

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本の刊行を記念して、著者どうしが語ります。広がる学問や教育の世界へようこそ。
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2021年5月の記事一覧

ウィズコロナの教育と出版が目指す先に(3/3)【座談会:学術書出版3社×著作権法学者が語るいまと未来】

コロナ禍で、オンライン授業が急速に導入された教育現場。著作権法の制度はどのように教育現場に影響があるのか、またその課題はなにか。 『教育現場と研究者のための著作権ガイド』執筆者のおひとりである今村哲也・明治大学教授と、学術書出版3社(勁草書房、東京大学出版会、有斐閣)が、新規定にどのように対応するかを率直に話し合いました。 (目次) はじめに 新規定の概要と転回 出版社から見た改正 2020年度の運用を振り返る 次年度以降に向けた課題 教育と出版社の協働、未来へ 前回は

ウィズコロナの教育と出版が目指す先に(2/3)【座談会:学術書出版3社×著作権法学者が語るいまと未来】

コロナ禍で、オンライン授業が急速に導入された教育現場。著作権法の制度はどのように教育現場に影響があるのか、またその課題はなにか。 『教育現場と研究者のための著作権ガイド』執筆者のおひとりである今村哲也・明治大学教授と、学術書出版3社(勁草書房、東京大学出版会、有斐閣)が、新規定にどのように対応するかを率直に話し合いました。 前回はこちら 2020年度の運用を振り返る 今村(明治大学):明治大学では、授業が1か月先延ばしになって、5月中旬から開始したんですけれども、基本的

ウィズコロナの教育と出版が目指す先に(1/3)【座談会:学術書出版3社×著作権法学者が語るいまと未来】

コロナ禍で、オンライン授業が急速に導入された教育現場。著作権法の制度はどのように教育現場に影響があるのか、またその課題はなにか。 『教育現場と研究者のための著作権ガイド』執筆者のおひとりである今村哲也・明治大学教授と、学術書出版3社(勁草書房、東京大学出版会、有斐閣)が、新規定にどのように対応するかを率直に話し合いました。 本座談会は、2021年2月16日に収録されました。 『書斎の窓』ウェブ版で、電子ブック形式にてお読みいただけます。 (参加者) 今村哲也 明治大学情