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【蓮ノ空感想文】蓮ノ空との出会い。今だから分かる凄さと異常性、現在(いま)を追うその魅力。



出会い~異次元フェス参加~

出会いは、去年の12月9日~10日開催された異次元フェスという人が多いのではないだろうか。自分もその一人だ。

自分はアイマスPで、ラブライブシリーズは初代アニメを流し見した程度で当時自分に合わずハマれず「まぁ良い作品だったな」程度で済ませていた。

今回のイベントでも特にラブライブにハマるつもりもなく、「なんとなくお祭り感を楽しみながら、アイマス内の推しを応援できれば良いか」程度に見積もっていて、予習も一切しないで参加した。

そこで想定を大きく上回るめちゃめちゃ良い曲に出会った。
この曲が披露された瞬間、歌詞と振り付けの思想の強さと癖になるサビが電撃のように脳内を駆け巡り、めちゃめちゃ印象に残った。

そう、スリーズブーケの『Holiday∞Holiday 』である。

この衣装の梢先輩かわいすぎだろ

完全初見で、耳に飛び込んできた「安全バーは君の腕」で完全に撃ち抜かれた。

この作品は・・・まさか・・・・!?
2人組ユニットのガチ重感情コンテンツなのか・・・!?
え、ラブライブってスポコンなんじゃ・・・?

スリーズブーケはみらくらぱーくの『ド!ド!ド!』の次の楽曲だったため、ユニット衣装が2人づつだった事からオタクの直感が速攻でその答えを導き出した。
まさか本当に純粋に公式でその通りだとは思わなかったけど。。。

追い始めたきっかけ

確かに『Holiday∞Holiday 』は非常に魅力的で頭の中で考察したりこねくりまわしたりもしたが、実はこの曲が直接的なきっかけではない。
上記異次元フェスのDay1~Day2で蓮を知ってみたいと思った理由は、
実はもっと単純だ。

大沢瑠璃乃さんの存在感である。

左の子が大沢瑠璃乃さん

この子のビジュアルと歌声が、ただただ物凄く気になったのだ。
多くのメンバーと一緒に歌っても埋もれない特徴的な声質に惹かれたのだ。

自分がアイマスシリーズのミリオンライブ内で担当している、
野々原茜と出会った時と似ておりもの凄くシンパシーを感じた。
(※規約上、SSを載せられない・・・!)

そして気になった。
この子はいったいどういう子なんだろう?
自分はまず、楽曲の歌詞に注目してこの子のユニットの楽曲を聞いてみようと思った。
そこでまた、運命的な曲に出会った。
それは意外にも異次元フェスで披露されていない曲だった。

360° 私が好きな私でいたいから
ガラス越し まずは笑顔のオーディション
1次審査は通過です
あとはひたすら信じて進むだけ
1番のファンとして
夢は自由だ 恥ずかしいはずがない
大声で叫ぶのだ だだだだだ

『アイデンティティ』歌:みらくらぱーく!

聴いた瞬間に涙が溢れて、
曲が終わるまでずっと泣いていた自分がそこにいた。
何だこの曲は。

歌詞を読んで、少なくとも自分が思う大好きな野々原茜像と被る部分が物凄くあったのだ。これが最後の決め手となった。
追ってみよう・・・
(※アイマスの担当はそれぞれの中にアイドル像があるので、細かいことは目を瞑って欲しい)

追い始め・ハマったきっかけ


とはいったもの何から見始めればいいのか・・・
既に追っている知り合いから出た言葉はとてもシンプルだった。

「活動記録を見てくれ」

活動記録とは・・・
アプリ内で展開されているアイマスでいう言わば3Dコミュだ。
正直最初は気が重く、本当に面白いのかぁ?と疑いまくっていて
アプリを新しく入れる気にもなれなかった。

しかし異次元フェスの感想やキャストさんのお写真などをTLで眺めていたら、公式がなんと異次元フェス新規向けに活動記録の同時視聴会を開いてくれるというではないか。
勝手に流れるものはなんとなく見れる、そういう性質が人にはあるので非常に助かった。

プレミア公開だと、後からも見れるからありがたいね

ただこの1話~3話・・・
正直最初はそんなに刺さらなかった。
「アプリの3Dコミュなのに意外と動いてがんばってるやん!」ぐらいだった。

「とりあえずみらくらぱーくが出てくるところまで見るか・・・」と完全に消化試合な気持ちだった。

しかし、活動記録4話~6話で蓮ノ空は化けた。

1日ごとに分割されて配信されたのも見やすかった。

視聴を続けると、ほどなくして分かってしまったのだ。
この活動記録の文章や台詞の言い回しの質が異常に高く、素晴らしい事に。

大好きなシーン。
憧れの先輩が自分のことをあまりに卑下していて、堪らずに後輩が怒ったシーン。
この「あんまりひどいこと」という言い回しにこの子の優しさと悲しさが入り混じっていて、
とても素晴らしい・・・・!!!

驚いたことにテンポの良いアニメ構成に近く、かなり見やすいのだ。
4話ぐらいからずっと面白い。
そのままアニメ化して通用するシナリオだと思った。

1話~3話が少し退屈に感じたのは、人の感情の移り変わりの解像度を上げるために必要な説明工程だった。

ここからは本当に早かった。およそ2週間程度で活動記録と日々の配信のアーカイブを見まくって現行の活動記録に追いついた。

画面の前で「ウワッ!!!!!!!!!!!!」って叫んだシーン

大沢瑠璃乃さんとの出会い

異次元フェスのアイドルのクロストーク時に出てきた「充電切れ」というワードも引っかかっていて、なんとなく覚えていた。

その「充電切れ」の状態とは、コミカルなアイドルの属性か何かだと思っていたが蓋を開けてみれば「人に気を使いすぎて、1日のコミュニケーションの許容を超える」状態の事だった。

めちゃくちゃ分かる~~~~~~と同時に、ここも周りに気を使いまくるという性質がアイマスの担当の野々原茜とめちゃくちゃリンクしてしまった。
思ってしまった。こういう茜ちゃんが居た世界線もあったのかもって。

そうなったらもう、どんどん好きになった。
この大沢瑠璃乃さんはコミュニケーション疲れをしてしまうリスクを抱えながら、常にステージに配信画面の前に立つのだ。
相方が大好きだから、応援してくれる皆が大好きだからと言ってそのリスクを承知で挑み続けるのだ。

ただいまって大袈裟に 笑ってみせるから

『ミルク』歌:みらくらぱーく!(瑠璃乃パート)

彼女はその経験から、後に他の人のノリに合わなくて下を向いてる人も上に無理に向かせようとせずに楽しませたいという結論をやがて出す。
本当に素敵だ。

また異次元フェスやってくれないかな。
野々原茜とコラボして欲しいです。。。

蓮ノ空の異常性・凄さ

漫画に例えるが、自分は週刊連載が好きではない。
続きが1週間経たないと見れないのがストレスで、
その間に気持ちが途切れてしまうからだ。

蓮ノ空も毎週何かしらが更新されて、劇的なことは普段はそこまで起こらず、いわば完結されない物語だ。
だが追い始めてからほとんどリアルタイムで視聴している。

何故か?
活動記録・生配信のアーカイブを追うにつれ、
季節が巡り、その季節にあった学校行事、現実で起こる流行が彼女達に反映されていく様を見ていくうちに
「現在(いま)を生きている彼女達を見たい」という想いが強まったからだ。

ここが狂ってるよ蓮ノ空①『キャラクターが知り得ない中の人のイベントについての話は一切しない』

ハッキリ言って怖い。
異次元フェスの話どころか、中の人が出る単独ライブの話すらあんまり言及しない。
この子達にとってのアイドル活動とは完全に隔離されていて、別世界線扱いとなっている。

ここが狂ってるよ蓮ノ空②『キャラクター設定の徹底さと雑談の自由度の両立』

生配信のフリートークだが、実際の固有名詞を出して漫画など音楽の話すらする。(この本が面白いから読んでとか、カラオケで何歌うとか)
しかし中の人としては絶対に発言しない。

特に異常なのは、雑談中にふと出てくるメンバー間のエピソードである。
過去起きた事かこれから起きる事に関して、アプリ内のカードボイスや活動記録の裏付けが存在することがめちゃくちゃ多い。
何気ない雑談の中で、ふとした瞬間にそのエピソードを挟むのだ。
そしてこれが、ものすごく自然なのだ。
演技しているようには一切見せずに我々と会話してくれる。
まるで実際にあったかのように、ただ楽しそうに彼女達は笑うのだ。

この実在性は、他のコンテンツでは再現不可だと思った。
雑談配信ですら、言葉の端々から目が離せないぞ。
(急にお泊り会したとか言い出すぞ!気をつけろ!!)

ここが狂ってるよ蓮ノ空③『フェスライブ』

蓮ノ空スクールアイドルクラブの活動は、
最終的には月末のフェスライブ(3D配信ライブ)のために努力するというのが基本フォーマットだ。

103期12月度Fes×LIVE 〜ラブライブ!北陸地方予選
Link To the Future

ただこのフェスライブが毎回新たな感動と、次の月も応援したくなる大きな要因となる。
なんとまず毎月衣装と曲が新規で作成されるのだ。これは凄すぎる。
3Dモデル1体にかかる金額は莫大とされている中、
毎月それを実行している。
しかも歌って踊る3Dモデルの彼女達の姿は、活動記録→生配信→フェスライブでずっと同じ姿で一貫されてるのだ。
さまざまなことを一年かけて乗り越えてきて、その経験が反映された生配信で応援していた彼女達が、同じ姿でさまざまな衣装を着て一生懸命ライブを披露するのだ。

そんなの応援したくなるに決まっているだろ。

しかもその披露する曲達のほとんどが、彼女達の経験から作曲作詞されたモノとして、エピソードが付かない曲は実質ない。
気持ちが乗って仕方がない。

最近の生配信で、お遊びで「ユニットシャッフルでお互いの曲カバーしようよ!」っていう話題を振るタイミングがあったがある曲を出した瞬間、基本拒否しないタイプの子が「その曲はダメ!」って明確に拒否った時には椅子から転げ落ちそうになった。
あのレベルの雑談に脚本なんてないはずなのだが…………(恐怖)

最後に・・・

声を出して言いたい。
根気よくグダグダした文章をここまで読んでくれた、まだ見ぬ蓮ノ空を追っていないアナタがいたのなら、どうか少しで良いから追ってみて欲しいと。

自分が僅か3ヶ月だが追ってみてハッキリわかった事がある。
蓮ノ空は時間がちゃんと進むみたいだ。
3年生のクラブOBの先輩は、もうすぐ卒業してしまう。

今期の蓮ノ空スクールアイドルクラブを応援するチャンスは今年しかない。
一緒にラブライブに挑む彼女たちを応援しませんか?





ちなみに・・・・・・・
最終的に推しはつづさやになりました・・・・・・・・

めちゃめちゃ偏ってるやんけ

瑠璃乃ちゃんは・・・?←は???メッチャメチャ好きだけど!!!!?💢

みんな魅力的過ぎるよ!!!!!!!!!!!!!
決められないよ!!!!!!!!!!!

ってずっとなってたんですけど、この間のユニット甲子園の「KNOT」と「ノンフィクション」のチャールストンで完全に落ちました。

なにそれ?って人はユニット甲子園Day2のアーカイブ買いましょう。
3月18日(月)23:59までだよ!

蓮ノ空は本当に良いよ!!!!!!!!



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