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第74回NHK紅白歌合戦 最終予想 in 2023.10


 司会者が有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波、高瀬耕造アナの4人に決定し、Mrs. GREEN APPLEの内定報道が出るなどいよいよ紅白の香りがより香ばしくなってくるこの頃。今回は出場歌手・曲目・曲順・演出など様々な点で紅白を予想していく。
 またこの予想では先日発表されたテーマ〈ボーダレス〉の意図も汲みながら、様々なジャンル・年代の曲を選んだ。是非とも最後まで見て頂けると嬉しいです!
 今回の予想では実際の紅白を想定し、予想した曲順で考察を載せてあります。スライドするといよいよ1組目のアーティストが!!!!
(⚪️は白組、🔴は紅組、🔵は特別企画の表記です!!)



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第74回NHK紅白歌合戦開幕!!

昨年のように全員が会したNHKホールのメインステージからスタート。そこへ現れるのはトップバッターの、、

⚪️郷ひろみ(36)「2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-」

 昨年デビュー50周年を迎え、昭和から令和へ続く名曲達を披露した郷ひろみ。今年は近年の紅白では2年に1度の恒例となっている「2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-」を披露すると予想。例年のように今年の風物詩を盛り込みながら一気に会場のボルテージをぶち上げる。途中には栗山監督らしき人やペッパーミルを持った人、阿部寛らしき人、やす子あたりの登場にも期待。2年に1度のルーティンはほぼ完成しつつあるから今年もこの選曲で間違いないだろう。

🔴ano(初)「ちゅ、多様性。」

 続いて紅組のトップバッターは昨年から急激にお茶の間のスターとなった"あのちゃん"ことano。今年からはANN0も始まり、大活躍の中トップバッターを飾る。
 トップバッターに選んだ理由としては、バックに大物がいる状態で誰が1番いいか、と考えた末に「ちゅ、多様性。」が1番いいのではないかと考え着いた。また先日出演したMステのようにアーティストに絡みまくる感じも見てみたいと思う。MVに出演した山里亮太や振り付けを担ったパワーパフボーイズは出演するのか。この辺も楽しみなところ(もし出演するならばダンサーとして2年連続というのはなかなか快挙?)。

⚪️JO1(2)「SuperCali」

 続いては昨年初出場、ファンダムの強さとアーティストとJAM(JO1ファン総称)との関係性の強さが今年も紅白出場という形で証明されることになるだろう。演奏曲は「SuperCali」。
 曲目は「SuperCali」「NEWSmile」「Venus」「Tiger」など様々な候補がある中からCDセールスも評判も良かった「SuperCali」を予想。また「Eyes On Me (feat. R3HAB)」を披露し、ゲストにR3HABを呼ぶことでさらに国際性の増した演出となる可能性もある。

🔴天童よしみ(28)「道頓堀人情」

 ここからは18年振りにセ・リーグ優勝を果たした阪神タイガース・大阪にまつわる曲を続けて披露。まず歌われるのは大阪の良き人情を歌った「道頓堀人情」。近年の紅白では鉄板化しているこの曲を豪華な演出と共に披露すると予想。
 他曲目候補は「ソーラン祭り節」「やっぱ好きやねん(やしきたかじん)」、新曲の「星見酒」など。

⚪️山内惠介(9)「やっぱ好きやねん」

 阪神タイガース・大阪にまつわる続いての曲は大阪に残る大名作、やしきたかじんの「やっぱ好きやねん」。これを山内惠介がカバーで披露。
 山内惠介自身は福岡出身かつ、特段阪神を応援しているわけではないのでこの点は少し気になるが、ちょっと聴いてみたいという思いが強く、予想に入れた。ほかの予想は「また逢う日まで(尾崎紀世彦)」「君は薔薇より美しい(布施明)」「こころ万華鏡」など。ほかの演出プランとしてほいけんたとのコラボも考えたが、これは流石にありえないと思いたい。

⚪️imase(初)「NIGHT DANCER」

 楽器経験のないまま即メジャーデビュー、という夢のようなフレーズを携えてメジャーデビューしたimase。夢はそこでは終わらず、昨年末からじわじわと韓国でバズり、遂にはJ-POPとして韓国の有名音楽チャート"MelOn"へランクイン。更にはBTSメンバーのJUNG KOOKがインスタライブでカバーするなどかなりえげつないことになっている。そんな大活躍のimaseはまさしくテーマの〈ボーダレス〉に相応しい人物。MV再生数が1億再生を突破した「NIGHT DANCER」の披露を予想。

🔴櫻坂46(3)「Start over!」

 続いては2年ぶりの出場となる櫻坂46。今年は海外での公演やCDセールス上昇、Billboard Japan HOT 100首位獲得など精力的に活動した1年であった。披露するのは藤吉夏鈴センターの「Start over!」。今年加入した三期生や休止中であったメンバーを含めた全員での披露を予想。
 日向坂との入れ替えで予想しているが、2年ぶりの復帰はアイドルとしてはとても高い壁。それを超えてくるかが期待ポイント。また演奏曲はBillboard HOT 100首位を獲得した「承認欲求」の可能性もある。当日のステージではセンター藤吉が大爆発する瞬間に期待。

🔴水森かおり(21)「日向岬」

 連続出場中の水森かおり、今年は宮崎県にある日向岬にまつわる「日向岬」を披露。カバーなどの可能性もあるが、今年は堅実に新曲で予想。

⚪️Da-iCE(初)「CITRUS」

 2021年にレコード大賞を獲得し、代表曲「CITRUS」はカラオケの鉄板ソングになるなどその名が一般化してからも久しいDa-iCE。花村想太と大野雄大の迫力ある歌声をレコ大受賞曲でもある「CITRUS」によって今宵響かせる。
 Da-iCEは「CITRUS」のヒット以降、初出場がずっと叫ばれているが、いよいよ出場すると考えている。また「スターマイン」で会場ブチアゲ案もあるが、あえて初出場の感情を爆発させるようなステージを予想。

🔴Awich(初)「Queendom」

 「RASEN in OKINAWA」「LONGINESS REMIX」「Bad Bitch 美学 Remix」「GILA GILA」など様々な曲に参加し、ヒットを連発しているAwich。沖縄や女性へ対する思いをラップに乗せ届けてきたが、このステージでは自身の生い立ちを生々しく描いた「Queendom」を歌う。
 歌唱曲は「Queendom」「RASEN in OKINAWA」「Bad Bitch 美学 REMIX」などのAwichプロデュース作品から歌われるだろうと考える。ただラッパーとしての紅白というのは難易度が高い為、少し賭けに出た予想なのかもしれない。

🔵ハマいく「ビートDEトーヒ」

 NHKの音楽番組"Venue 101"発のダンス&ボーカル、ハマいくがいよいよ紅白歌合戦へ登場!
今回は乃木坂46や櫻坂46、JO1、BE:FIRST、LE SSERAFIMなど様々な出場歌手や司会者の橋本環奈、浜辺美波と共に披露。またゲストには作曲者meiyo、メンバー濱家隆一の相方でもある山内健司、千鳥の2人など豪華なゲストが登場。

🔴Perfume(16)「FLASH」

 昨年末をもって連載が終了した『ちはやふる』。その映画の主題歌でもあった「FLASH」をPerfumeが披露。
 Perfumeは他の予想者の予想内でも多く出ているようにトップバッターという案やそもそも落選(こちらは司会者にアミューズ所属がいる点でちょっと考えにくい)など色々と考えるところはあるが、今回は前半の中盤くらいに置いてみた。正直結構扱いが難しいなーという近年。

⚪️キタニタツヤ(初)「青のすみか」

 アニメ『呪術廻戦 懐玉・玉折』のOPテーマとして「青のすみか」がストリーミング1億再生を超える大ヒット中のキタニタツヤが紅白初出場!また「青のすみか」は全世界を対象にした音楽チャートBillboard 200にもランクインするなど様々な国で聴かれている。
 Tani Yuuki、imase、キタニタツヤのうち2組は出場するだろうと自分は考えているが、テーマやレーベルの関係でimaseとキタニタツヤを選んだ(Tani、キタニは共にソニーであるが、より国際性の強い方、今推したいと思われる方を選んだ)。

⚪️純烈(5)「だってめぐり逢えたんだ」

 演歌・歌謡という括りではダントツの人気を誇る純烈。今年はメンバーの入れ替えがあり、更に精力的な活動を続けている。今日披露するのは「だってめぐり逢えたんだ」。お客様との触れ合い企画も?

🔴NiziU(4)「Paradise」

 今年は念願であった韓国デビューもあり、新たなステップへ踏み出しつつあるNiziU。今日披露するのは事務所の先輩であるStray Kidsの3RACHAが制作した「Paradise」。NiziUメンバーの素のままの歌声に注目。
 演奏曲候補として韓国デビュー曲である「Press Play」を演奏する可能性もある。ただ「Paradise」は映画ドラえもん主題歌であり、Billboard Japan HOT 100首位を獲得するなど大ヒットしておりこちらで申し分ないだろう。

🔵連続テレビ小説『ブギウギ』特別企画

・趣里×服部隆之「東京ブギウギ」
・中納良恵×さかいゆう×趣里×服部隆之「ハッピー☆ブギ」

 昭和の大スター笠置シヅ子をモデルに描いた『ブギウギ』は現在好評放送中。今回はこの『ブギウギ』から福来スズ子役の趣里がドラマ本編でも大きく話題になった「東京ブギウギ」をこのドラマの劇伴を手がける服部隆之と共に披露。更に主題歌である「ハッピー☆ブギ」をシンガーソングライターのさかいゆう、EGO-WRAPPIN'のボーカリスト中納良恵と共に今夜だけのスペシャルバージョンで披露!
 音楽家系の朝ドラであれば朝ドラ企画は必然。ということで予想に入れた。趣里による笠置シヅ子のカバーと主題歌という形を予想する。

🔴LE SSERAFIM(2)「UNFORGIVEN」

 続いては昨年に引き続き登場のLE SSERAFIM。今年は日本のバライティにも数多く登場し様々な場面で活躍した一年だった。本日披露するのはシックのメンバーであり、カッティングギターの名手Nile Rodgersが参加した「UNFORGIVEN」。
 演奏曲に関しては上記以外にも「ANTIFRAGILE」「Eve, Psyche & The Bluebeard's wife」や初の英語シングル「Perfect Night」、出場予想のimaseがプロデュースした「ドレスコード」「ジュエリー」など様々な可能性がある。またNile Rodgersの参加(多分ない)や日本語版に参加したAdoの参加など色々と見所がありそうだ。

🔴緑黄色社会(2)「サマータイムシンデレラ」

 森七菜主演ドラマ『真夏のシンデレラ』主題歌として大ヒットした「サマータイムシンデレラ」。
"リョクシャカ"らしいポップなメロディを本日は生演奏でお届けします!
 本番の曲構成としてサビをアカペラで歌唱後TVサイズというパターンも大いに有り得るだろう。また来年のNコン課題曲を担当するため、当分は安泰であろう。

⚪️マカロニえんぴつ(初)「なんでもないよ、」

 等身大でエモーショナルな歌たちが若者を中心に様々な世代で大人気のマカロニえんぴつ。印象的なのはリアルでセンセーションな歌詞とはっとりの情熱的なボーカル、全員が音大出身という技術力の確かさなど数多くある。
本日披露するのはマカロニえんぴつにとって最も印象的とも言える「なんでもないよ、」。"マカロック"がいよいよ紅白に鳴り響く!
 演奏候補として「リンジュー・ラヴ」「恋人ごっこ」「ヤングアダルト」などもある。ほんとに出てくれ!!

⚪️BE:FIRST(2)「Boom Boom Back」

 SKY-HIプロデュースの革新的ボーイズグループBE:FIRSTが今年も紅白に登場。
楽曲「Mainstream」は高速道路を使った大胆なMVが話題になるなど活動の規模はより大きくなっている。今日は「Boom Boom Back」をストリートなイメージの中で披露。
 演奏曲は「Boom Boom Back」「Mainstream」「Bye-Good-Bye」で迷っているが、恐らく今年の曲になると考えており、2択でかなり迷っている。

🔴⚪️MAN WITH A MISSION(初)× milet(4)「絆ノ奇跡」

 続いては『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』のOP&EDを担当したMAN WITH A MISSIONとmiletが紅白の垣根を越えて出場。MAN WITH A MISSIONはこれが紅白初出場となります!演奏するのはOPテーマとしてストリーミング1億再生を超える大ヒットした「絆ノ奇跡」。
 演奏曲はこれかこれに「コイコガレ」が加わるか迷うところくらいだが、大ヒットした「絆ノ奇跡」をフルで披露した方がいいと判断し、こうなった。また悩むのは出場体制。紅組もしくは白組にまとめて出る、または特別企画など様々な場合が考えられるが、この予想ではそれぞれの組から出場する「マル・マル・モリ・モリ!」や椎名林檎×トータス松本式を採用する。

🔵Hi-STANDARD(初)「DEAR MY FRIEND」「STAY GOLD」

 続いては特別企画。登場するのは日本の数多くのバンドに影響を与えたHi-STANDARD。今年ドラムの恒岡章が亡くなり、再始動を決意したメンバー。そしていよいよ紅白のステージでの演奏が実現した。今日はHi-STANDARDをリスペクトするマキシマム ザ ホルモンのドラム・ナヲがドラムを演奏する。演奏曲は「DEAR MY FRIEND」「STAY GOLD」。
 演奏曲はこれら以外に新曲「I'M A RAT」などが有り得る。またドラマーは先述ナヲや10-FEET・KOUICHIなどゆかりのある人物が担当するだろうと予想している。

⚪️鈴木雅之(6)(鈴木愛理)「DADDY!DADDY!DO!」

 続いてはラブソングの帝王でもある鈴木雅之がいよいよ"アニソン界の大型新人"として紅白初登場。鈴木愛理をゲストに迎え、アニメ『かぐや様は告らせたい』OPテーマの「DADDY!DADDY!DO!」を披露する。
 2020年の紅白復帰後、カバー→ラッツ&シャネル→ソロと来ているので今年はアニソンシンガーとして出場を予想。他にも朝ドラにも出演している伊原六花とのコラボ曲「ラブ・ドラマティック」や「恋人」、「渋谷で5時」、故人を偲び「昴-すばる-」「いい日旅立ち」など様々なパターンがあるだろう。

🔴浜崎あゆみ(16)「25th A Medley」

 前半最後は、今年デビュー25周年を迎え、NHK MUSIC SPECIALやライブ・エールへも出演した浜崎あゆみ。今回はスペシャルメドレーと題し、代表曲2曲を続けて披露。演奏するのは「M」「Boys & Girls」。
 演奏曲候補は恐らくガッツリ代表曲になるだろうと考えている。なので「BLUE BIRD」「SEASONS」「Voyage」「A Song for ××」など代表曲から選ばれるだろう。



ニュース

 5分間、あの時間が意外と好きだったりする。



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後半スタート!


⚪️10-FEET(初)「第ゼロ感」

 後半トップバッターは映画『THE FIRST SLAM DUNK』主題歌として大ヒットし、今年開催されたラグビーワールドカップにてオリンピック出場決定時に会場内で合唱の沸き起こった「第ゼロ感」を初出場・10-FEETが歌う!
 後半トップバッターというのはその年の印象的であった曲が担当することが多く、過去には「新時代」「Make you happy」「U.S.A.」「不協和音」「前前前世」などその年を彩った曲が披露されており、まさにピッタリと言える。また10-FEETはここ数年、年末のCDJには12月31日に出演していたが、今年は29日。これは出場確定と捉えてもいいだろう。

🔴乃木坂46(9)「紅白おひとりさまメドレー」

 一期生最後のメンバーであった元キャプテン秋元真夏が卒業し、体制が一新した乃木坂46。今年は5期生の井上和がセンターを務めた「おひとりさま天国」がストリーミングなどでもヒットした他、メンバーの久保史緒里が大河ドラマ、山下美月、遠藤さくらが朝ドラに出演するなど新体制の中で活躍が印象的であった。曲目は井上和センターの「おひとりさま天国」と山下美月センターによる「ガールズルール」のメドレー。
 演奏曲はヒットだけで見れば「おひとりさま天国」になるが、3期生のセンターを飛ばすのか?と考え、メドレーを予想。また先述のNHK出演メンバーがセンターを務める「人は二度夢を見る」や過去曲も候補になるだろう。

🔴新しい学校のリーダーズ(初)「オトナブルー」

 インパクト絶大な曲とメンバーが大きく注目を集め、今年大ブレイクした新しい学校のリーダーズ。今回は様々な出場歌手と共に豪華かつ個性的なステージをお届けする。曲目は「オトナブルー」。
 今年を彩ったアーティストの1組。最早説明要らずの出場である。ソロ回しに期待がかかる。

⚪️SEVENTEEN(初)「今-明日 世界が終わっても-」

 今年日本デビュー5周年を記念した日本ベストをリリースし、SONGSにも出演するなど日本での活動に力を入れていたSEVENTEEN。今回はそのベストアルバムに収録された「今-明日 世界が終わっても-」を披露。
 ジャニーズが出場できそうにない状況とK-POPブームより今年出場が確信的と叫ばれるSEVENTEEN。実際BTSが居なくなった後のレコ大の国際音楽賞を授与したのもSEVENTEENであるから、妥当な線。曲が難しいところだが、「Super」と上記で迷い、「Super」はモロ韓国語で微妙だと感じた為、このような予想になった。

⚪️三山ひろし(9)「どんこ坂」

 Mr.けん玉が今年も登場。毎年上半期にリリースした作品を歌う傾向にあるため、歌唱曲も「どんこ坂」で間違いない。今年はテレビ70周年ということで各局のイメージキャラクターや各局のバライティ発のタレントが出てくる可能性もあるだろう。

🔵ディズニー100周年メドレー

・藤井風「星に願いを」(『ピノキオ』より)
・新しい学校のリーダーズ「フレンド・ライク・ミー」(『アラジン』より)
・大森元貴×長屋晴子「ホール・ニュー・ワールド」(『アラジン』より)
・花村想太×大野雄大「アンダー・ザ・シー」(『リトル・マーメイド』より)
・井口理×生田絵梨花「美女と野獣」 (『美女と野獣』より)
・ALL「イッツ・ア・スモールワールド」(東京ディズニーランド・アトラクションより)

 ディズニー作品の100周年とディズニーリゾートの40周年を記念したメドレー。毎年のようにやっているせいで正直曲被りは否めないし、そんなにやる必要性を感じないと言えばそうだが、"あのディズニー"の100周年となれば、やらない訳にいかない。ということで今回は紅白ならではの藤井風や井口理も参加する豪華なメドレーを予想。これはゲストなし・基本若手で回すという内容だが、本家登場やもう少し大物による歌唱も有り得るだろう。また内容はその100年の中で生まれた名曲を幅広く取り上げる為、様々な作品から曲を採り上げている。他にも『トイ・ストーリー』より「君はともだち」や『アナと雪の女王』より「レット・イット・ゴー」など近年の作品からの選出も有り得るだろう。

🔴NewJeans(初)「Ditto」

 昨年末にリリースした「Ditto」から火がつき、国際的に活躍した1年となったNewJeansが紅白に初出場。NHKにはNHK MUSIC EXPOやVenue 101 SPに登場しており、今夜はこれらで披露されていない大ヒットソング「Ditto」をお届け。
 上記の通りNHKでは現時点で「OMG」「Super Shy」「ETA」「New Jeans」が披露されている。大ヒットかつNHK未披露は「Ditto」しかないと考えると、これに絞れるだろう。またNewJeansに関しては大晦日本当にNHKに来るのか、というのも気になるところ。ただNHK側にはかなり囲い込もうという思惑があると伝わってくる。案外そもそも出演してくれるか分からないアーティストの1つ。

⚪️Vaundy(初)(Cory Wong)「トドメの一撃」

 続いては昨年伝説的なステージを届けたVaundyが再び登場。今年はアニメ『SPY×FAMILY』EDとして制作され、アメリカの人気バンドVulfpeckのギタリストとしても有名なCory Wongが参加した「トドメの一撃」をCory Wongと共に披露する。
 昨年の伝説的ステージも記憶に新しい中、今年は数多くのフェスに出演し、その立場を鮮明にさせてきたVaundy。ただ「怪獣の花唄」程の会場を震わせる曲があるかと言われると微妙な為、今年はゲストと共にファンキーなステージを届けると予想。また今年リリースの曲としてはかなりトップのヒットソングであろう「そんなbitterな話」や会場を盛り上げる点でいうとテレビ未披露でライブ定番の「CHAINSAW BLOOD」などがあるだろう。

🔴TWICE(5)「TWICE 2023 Medley」

 今年はMISAMOとしての活動やスタジアムツアーなど日本でも活発な活動が続いた。そんなTWICEが今回は今年リリースの「Hare Hare」、そして日本のテレビでは初披露となる大ヒットソング「Feel Special」のメドレーを披露!
 今年のTWICEの活動は「MOONLIGHT SUNRISE」「SET ME FREE」「Hare Hare」など着実ながら安定したものだった。これらに加え、紅白に出ていなかった時期の韓国語曲や「The Feels」などがメドレーとして披露されると考えている。ただTWICEの出場がコロナによって止まっていたと考えた場合にのみ、このような考えは成り立つ為、そこまで確実な出場とは言えないだろう。また昨年が日本デビュー5周年であったことも忘れてはいけないだろう。

⚪️Mrs. GREEN APPLE(初)「ケセラセラ」

 今年で結成10周年を迎え、ベルーナドームでの公演を果たすなど躍進の止まらない"ミセス"。10数曲がストリーミング1億再生を突破するなど大活躍の中、いよいよ紅白に登場するミセスが歌うのは今年リリースの大ヒット曲「ケセラセラ」。ドラマ主題歌として描かれたこの曲は少し前を向いてみようと思えるような、ミセスらしい応援歌となっている。
 誰もが今年こそ出る!と思ってやまないアーティスト、Mrs. GREEN APPLE。2018年頃から「青と夏」「インフェルノ」「ダンスホール」など紅白で披露されてもおかしくないようなヒット曲を連発しているミセス。ただ"国民的バンド"みたいな雰囲気が出てきたのはやはりフェーズ2。これ程歓迎された環境で出れるなら待った意味もあるのかもしれないと思えるほどの出場である。
また演奏曲は「ケセラセラ」「僕のこと」の一騎打ちだと考えているが、果たして。スポニチの報道ではメドレーも考えられているらしいが、是非とも1曲をガツンと響かせて欲しいと思っている。内定報道一発目としても最適なアーティスト(ほぼ当確なのであえて内定報道に触れる必要もあまりなく、、)。

🔴坂本冬美(35)「昴-すばる-」

 今年74歳という年齢で亡くなった谷村新司さん。アリスとしてのヒット曲の数々や山口百恵へ提供した「いい日旅立ち」など様々な曲を手がけ、中国を始めとするアジア交流にも力を入れていた。そんな谷村さんの自他共に認める大名作であり、日本の金字塔「昴-すばる-」。今夜はこの曲を谷村さんとも交流のあった坂本冬美がカバー。
 坂本冬美単体で考えると、今年はおそらく「夜桜お七」の年で、後半での出場になるだろうと考えている。そしてこの曲目については語らねばならないだろう。谷村さんは紅白にも何度も出場している為、カバーなどの形であれ追悼を含んだ選曲や選出は考えられるだろう。パターンとしてはアリスの2人が出演したり、「いい日旅立ち」や「昴-すばる-」をカバーするパターンが考えられる。その中で今回はFNS歌謡祭などで谷村さんの歌を歌ったこともある坂本冬美によるカバーを予想。とにかく谷村さんの歌が永く残っていけばいいなと思う。

🔵細野晴臣(初)「恋は桃色」「以心電信」

 続いては特別企画。今年ソロデビュー50周年、細野晴臣。はっぴいえんどやYellow Magic Orchestra(YMO)としての活動、松田聖子・中森明菜・小坂忠などへの楽曲提供などを通し、長年日本のメインストリームに携わり続けている。またその影響は星野源や海を越え、グラミー賞を受賞したハリー・スタイルズなど様々なアーティストへと繋がっている。演奏曲は伝説的ソロデビューアルバム「HOSONO HOUSE」に収録されている「恋は桃色」、そして今年亡くなったYMO来の旧友・坂本龍一、高橋幸宏と共に制作した国際連合・WCYテーマソング「以心電信」を披露。ユーモア溢れる初紅白のステージがはじまる。
 今年ソロデビュー50周年を迎えた細野晴臣。YMOのメンバーである坂本龍一、高橋幸宏の訃報を経て現役であるうちに、観れるうちに、もっと観たいと感じ、予想に入れた。またこれまで演奏ゲストを含め紅白には関わってこなかった為、出た際にはとてつもなく希少なステージとなるだろう。演奏曲は安易に坂本龍一や高橋幸宏の作った曲をやったりするのだろうか、という考えはある為「RYDEEN」や「千のナイフ」といった選曲はしなかった。

⚪️King Gnu(3)「SPECIALZ」

 今年はスタジアムツアーを敢行し、来年初めにはドームツアーを行うなどバンドとしての快挙を果たし続けるKing Gnu。『呪術廻戦 渋谷事変』へ向けて書き下ろされた「SPECIALZ」は世界的に話題となっている。またこのアニメや曲は渋谷がテーマとなっておりNHKホールとのリンクも感じられる。さあ演奏してもらうはKing Gnuで「SPECIALZ」。
 「SPECIALZ」のヒットは当然加味しているが、それ以上にVo./Gt. 常田大希の発言から読み取るに来年以降活動拠点は日本ではなくなり、日本でのライブもかなり数が減ると見られる。それならば今年の紅白には出しておくのではないかと考え入れた。先述の"渋谷"を巡った意味掛けを考えれば選曲は「SPECIALZ」になるかもしれないが、「一途」などのヒット曲という可能性もある。

🔴Ado(初)「うっせぇわ-紅白SP-」

 「うっせぇわ」での衝撃的なデビュー以降圧倒的な歌唱力をもってして大活躍を続けてきたAdoが紅白に初出場。また今年からはオールナイトニッポンパーソナリティを担当し、来年は海外ツアーや国立競技場公演など活動の幅が広がっている。そんな中今回は流行語にも選ばれ、ボカロP・syudouが手懸けたデビュー曲「うっせぇわ」と椎名林檎が手懸けた「行方知れず」をメドレーで披露。また「行方知れず」では椎名林檎と一夜限りのコラボが実現。
 紅白予想を固めていく中で近年ではお馴染みの正式枠の追加枠を考える必要があった。その中でAdoなのではないか?という考えが浮かび、予想に入れた。理由としては連続して出演していたロキノン系フェスである(JAPAN JAMには出演してないけど)CDJへの出演がなかったことや来年の国立競技場公演に向けたプロモーションと考えれば納得が行くことなどが挙げられる。また椎名林檎ととのコラボもあると考えれば、顔を隠した状態であればオファーに乗っかるのではないかと考えた。また曲目は「うっせぇわ」「踊」「新時代」「唱」などの大ヒット曲や紅白出場歌手とのコラボとして「私は最強」「逆光」「行方知れず」などが挙げられるだろう。また個人的には「クラクラ」が観たい。

🔴aiko(15)「ストロー」

 続いて登場するのは今年でデビュー25周年を迎え、今年は「花火」がリバイバルヒットしたaiko。演奏曲は「ストロー」。
 「花火」のリバイバルヒットや25周年を加味すれば今年の出場は妥当だろう。ただここで難しいのが演奏曲。「花火」はちょうど現時点で最後の紅白である2019年に演奏されている。そうなると「ボーイフレンド」など他の代表曲や「ストロー」「キラキラ」「桜の時」など紅白未披露の曲達が同等たる候補になるだろう。また「メロンソーダ」をOfficial髭男dism・藤原聡、マカロニえんぴつ・はっとりなどを交えて歌うというのもありだなーと考えている。

⚪️ゆず(14)「RAKUEN」

 続いてはゆず。昨年の「夏色」に続き今年も会場をぶち上げてくれます!演奏曲はOfficial髭男dism・藤原聡も制作に参加した「RAKUEN」!
 ゆずの近年の演奏曲は基本的に過去曲中心であるからそこがちょっとした不安材料。候補としては「友~旅立ちの時~」「タッタ」や新曲「ビューティフル」など様々あるが昨年リリースの盛り上がりそうな「RAKUEN」で予想。もし良ければ藤原聡とのコラボ演奏に期待したい。

🔴椎名林檎(8)「青春の続き-渋谷の女王篇-」

 続いては今年デビュー25周年を迎える椎名林檎。演奏曲は高畑充希へ楽曲提供した「青春の続き」、セカンドシングルとしてリリースされテレビでの披露は久しくなかった「歌舞伎町の女王」をメドレーで披露。
 椎名林檎は紅白と蜜月の関係と言っても過言では無い為、NHK MUSIC SPECIALに出演した上で25周年となれば間違いなく出場するだろう。ただここで悩ましいのはmillennium paradeとコラボし、ヒットした「W●RK」の存在。こちらはこちらで面白いし、披露するならば紅白というのも合点はいく。しかし椎名林檎はこの曲に作詞のみの参加であるから、椎名林檎ファンとしては少し不満足。というか「W●RK」は椎名林檎の曲という感じではないから多分ここは選ばないと考えている。まあ椎名林檎の演奏曲をちゃんと当てられることは稀な場合が多いだろう。特にアニバーサリーの年なんかは。
あとタイトルに関して言えば、椎名林檎がある種の"アンチ渋谷系"として"新宿系"を名乗っていたのに対し、NHKホールの位置と紐付けた"渋谷の女王"というのは少し皮肉的で微妙と言われれば微妙なタイトルかもしれない、、

⚪️藤井風(3)「ガーデン」

 世界的な視点で活動する藤井風が今年も登場。今年はSNSを通じ、リリースから一年経過した今年大ヒットした「ガーデン」を披露。壮大なステージに期待だ。
 今年リリースした曲またはヒットした藤井風の曲は「ガーデン」「Workin' Hard」「花」と3パターンある。ヒットと紅白側の意見を推測するに「ガーデン」か「花」になるだろうと考えている。ここは新曲をどれくらいやりたいのかによるだろう。去年もその年の曲を演奏していないから、毎年数年前の曲をやるのもどうか、となってくると「花」をやるのではないかと考えている。最早「ガーデン」→「花」という言葉が掛かっているメドレーでも大満足。

🔵クイーン+アダム・ランバート「Bohemian Rhapsody」

 続いては特別企画としてイギリス出身の伝説的バンド、クイーンが登場。今回はアダム・ランバートと共にロック・クラシック・サイケなど様々なジャンルを横断するような、まさに〈ボーダレス〉な曲とも言える「Bohemian Rhapsody」を披露する。
 テーマの〈ボーダレス〉から安直に海外アーティストの出演は想定されるが、その中で今年で50周年であり、年明けに初の東京ドーム公演を行うクイーン+アダム・ランバートを予想する。また選出理由のひとつに「Bohemian Rhapsody」という曲がかなり〈ボーダレス〉な曲である点も挙げられる。クイーンに限らず、韓国外のアーティストが登場する可能性はある。50周年という意味ではエアロスミスやビリー・ジョエル(こちらも年明けに東京ドーム公演)などが上げられる。または2016年に映像で紅白に出演した生きる伝説、ポール・マッカートニーの出場があれば最高だと思う。

🔴Superfly(7)「やさしい気持ちで」

 今年春頃から喉の不調を原因として活動休止をしていたSuperfly。喉の不調を克服し、今日紅白の舞台で完全復活を果たす。歌うのはファンからの人気も強い名曲「やさしい気持ちで」。
 正式に音楽活動復帰が発表され、ドラマ『下克上球児』主題歌を担当するなど紅白への道もかなり鮮明になってきているこの頃。演奏曲が難しいところであるが、上記や『下克上球児』主題歌「Ashes」、「Beautiful」「ハローハロー」「My Best of My Life」など力強い、もしくは心身から湧き出てくるような名曲を演奏するのではないかと考えている。また「やさしい気持ちで」は映画『マイ・エレメント』に向け新アレンジのバージョンがリリースされており今歌うなら、という印象は強い。

⚪️X JAPAN(9)「Angel-紅白SP-」

 今年X JAPANとしては8年ぶりの新曲が発表され、再びその活動が始まっていく。そんな今回は新曲「Angel」、そしてX JAPANの代表曲でもある「紅」をメドレーで披露。
 先述の通り数年ぶりに新曲がリリースされた。これはすなわち一旦の和解があった上のものであると思われるから、出場するのではないかと考えている。ただYOSHIKIがこちらではなくほかの企画を持ち込んだ場合はそちらになり、X JAPANということはなくなるかもしれない。曲目は新曲とバラードとのバランスから「紅」。

⚪️小沢健二(3)×スチャダラパー「今夜はブギー・バック」

 今年はHIPHOPの誕生から50年という記念すべき年である。そんなHIPHOPの歴史の中で、日本語ラップの一般化のきっかけのひとつとも言える「今夜はブギー・バック」をソロデビュー30周年の小沢健二と紅白初登場のスチャダラパーが披露!
 今年がHIPHOP生誕50周年であることからヒップホップから何組か出ると想定でき、RHYMESTERやいとうせいこう、紅白だけのスペシャルユニットなど色々あるが、間違いなく日本語ラップで最も有名な「今夜はブギー・バック」で予想する。
また小沢健二としての出場もソロデビュー30周年という点から大いに有り得る。この場合の歌唱曲は「彗星」「ラブリー」「強い気持ち・強い愛」「愛し愛され生きるのさ」「ぼくらが旅に出る理由」「さよならなんて云えないよ」など数多く有り得る。

🔴YOASOBI(3)「アイドル」

 続いては今年世界中で大旋風を巻き起こしたYOASOBIが登場!アメリカ以外の世界全ての国を対象とした音楽チャート Billboard Global Excl. USチャートやApple Musicのトータルデイリーチャートにて1位を獲得するなど〈ボーダレス〉なヒットとなった。またこの曲は電波ソングやHIPHOP、K-POP、ハードロック、J-POPなど様々な音楽からのインスパイアを最大限に生かし制作されており、曲そのものも〈ボーダレス〉なものとなっている。今夜日本のテレビ初披露となる「アイドル」!
  今年世界的大ヒットとなり、最早説明不要の名曲「アイドル」。夏に放送されたNHK MUSIC EXPOにて敢えてこの曲が過去のライブ映像の放映に留まったのはやはり紅白が念頭にあったからと言えるだろう(ただ韓国の音楽番組で既に披露されている)。ただ気になるのはレコード大賞。YOASOBIがソニー所属である点からしても今年限りでノミネートし、颯爽と獲得というパターンもある。ただNHK MUSIC EXPOの件があるためどちらかと言えばレコ大ではYOASOBIは観られないと考えている。また表記上は「アイドル」であるが、ライブなどと同様に「Interlude "Worship"」やそれに近い紅白限定のインタールードが演奏される可能性は高い。YOASOBIの過去2回の出演もかなり凝った演出であった為、もうはちゃめちゃめちゃくちゃ魑魅魍魎なステージに期待したい。"アメリカズ・ゴット・タレント"で演技を行ったアバンギャルディやイントロなどのオペラパートへのオペラシンガーの参加など色々なパターンが想像出来る。もうトリでもいい。

⚪️奥田民生(初)「愛のために」

 バンドブーム渦において大きな頭角を言葉通り示していたユニコーン。ユニコーンのフロントマンでもある奥田民生は今年でソロデビュー30周年を迎えた。バンドやソロとしての活動だけではなく、PUFFYを始めとする数多くの作品のプロデュースも手掛け、その影響は今年初出場を果たしたマカロニえんぴつ・はっとりを筆頭に数知れない。さて演奏するのはデビュー曲である「愛のために」。
 奥田民生はソロデビュー30周年というのもあるが、マカロニえんぴつの初出場や司会・有吉弘行と同郷である点など多角的に捉えた末の出場予想である。ただ本人があまり乗り気ではなさそうな点が難しい。ただ世代均衡を狙うならば90年代の音楽シーンを代表する奥田民生の出場は嬉しい。また披露曲はソロデビュー曲としたが、「さすらい」「イージュー★ライダー」など案外定番曲で来ると予想している。本人のスタンスからして特別企画にはならないかもしれないと思っている。

🔴あいみょん(5)「愛の花」

 今年放映されていた連続テレビ小説『らんまん』。植物学者・牧野富太郎をモデルとし、神木隆之介、そして司会も務める浜辺美波が主演/ヒロインを務めた。この主題歌を務めたのがあいみょん。本日は弾き語りパートを追加したSPバージョンで「愛の花」をお届けする。
 先述の通り、今年のあいみょんはこれしかないというプラン。気になるのは書いてある通りアレンジが変わるのか、尺、そして出る時間帯であろう。下手すればトリ前まで有り得るが今回はあえてトリ3個前とさせて頂いた。

🔵米津玄師(2)「地球儀」

 スタジオジブリ制作最新作『君たちはどう生きるか』。全く情報が未解禁の状態で公開が始まる衝撃作であるが、この作品の主題歌を務めた米津玄師が出場。主題歌である「地球儀」をスタジオジブリのスタジオから演奏して頂く。
 『君たちはどう生きるか』の主題歌である点を生かして、どうにか出てくれないかと考えている米津玄師。上記のようにジブリや宮崎駿にまつわる場所からの中継(収録)というプランを想像している。ただ少し気になるのは「KICK BACK」がアメリカレコード協会から日本語曲として初のゴールド認定を受けたこと。この曲もやるのではないか?という考えはどうしても捨てきれなくなってしまった。先述の通りならば「地球儀」は収録映像であり、それに続く形で「KICK BACK」がNHKホールでサプライズ演奏というのがあれば大興奮だろうなと考えている。また当日出演しているKing Gnuの常田大希がギターで参加するような展開があれば尚大興奮が巻き起こるだろう。

⚪️Official髭男dism(4)「Chessboard」

 今年初めからVo. 藤原の喉の不調によりライブ活動を休止していたOfficial髭男dism。晴れて不調は解消し、本日NHKホールから生演奏を行う。演奏するのはNコン・中学生の部の課題曲である「Chessboard」。その歌詞に注目しながら是非とも聴いてみて欲しい。
 現在ライブ活動・音楽番組への出演などを休止しているOfficial髭男dism。その点で今年の出場は無いのではないか、とも考えられるがレコーディングやファンクラブ限定配信内での弾き語りなど、1曲程度であれば問題ないであろう論証はある程度整っていると言える。曲目はNHKタイアップである「Chessboard」と考えて問題ないだろう。ヒットはこの際そこまで考慮しないと考える。

🔴石川さゆり(46)「津軽海峡・冬景色」

 今年でデビュー50周年を迎える石川さゆり。今年は「津軽海峡・冬景色」を響かせる。
 「天城越え」との2年交代制から考え「津軽海峡・冬景色」は歌うだろうが、うたコンでの披露回数が増えつつある「ウイスキーが、お好きでしょ」やデビュー曲「かくれんぼ」などアニバーサリーである点からメドレーという形であれば例年以上に候補曲はあるのかもしれない。また椎名林檎ととのコラボで「暗夜の心中立て」という可能性もある。

🔵DREAMS COME TRUE(16)「何度でも-紅白ver.-」

 結成35周年の今年、DREAMS COME TRUEはNHK MUSIC SPECIALに出演したり、4年に1度の"DREAMS COME TRUE WONDERLAND"の開催など活動的な1年だった。そんなドリカムが2013年以来10年振りに紅白へ帰ってくる。曲目は「LOVE LOVE LOVE」の紅白限定ver.としてアカペラとゴスペルアレンジを織り交ぜたver.。それに続く形で「何度でも」を演奏する。
 NHK MUSIC SPECIALへの出演はやはり印象的で、これを紅白へのオファーに繋げていると考えられる。また先日の特番では話題に挙がったにも関わらず「何度でも」は演奏されていない為、期待がある。演奏曲候補として朝ドラ主題歌であった「あなたとトゥラッタッタ♪」も有り得るだろう。あと紅白はDOSCO prime Versionやめて欲しい。

🔴宇多田ヒカル(2)「First Love」

 今年でデビュー35周年となるが、昨年末Netflixで公開された『First Love』の原作/主題歌として「First Love」がリバイバルヒットするなど未だ活動の灯火が途絶えない宇多田ヒカル。今年は映画『キングダム』主題歌として書き下ろされた「Gold ~また逢う日まで~」を引っ提げ'ライブ・エール'にも出演した。そんな宇多田ヒカルが披露するのは衝撃の1stアルバムのタイトルにも冠され、昨年末リバイバルヒットした「First Love」。紅白初披露の大名曲を聴き逃すな!
 今年こそは1998年組ことaiko、宇多田ヒカル、椎名林檎、MISIA、浜崎あゆみが揃うことを願い、予想に入れた。また昨年末の「First Love」のヒットや「One Last Kiss」や「君に夢中」がストリーミングサービスでもしっかりとヒットしている点で妥当だと考えている。また演奏曲候補は「First Love」とメドレーで「初恋」、もしくは「Automatic」「Gold ~また逢う日まで~」「BADモード」、テレビ未披露の「One Last Kiss」など。中継でも収録でも海外でもいいので出てくれ〜

⚪️藤井フミヤ(6)「TRUE LOVE」

 チェッカーズとしてデビュー以来40年、またソロデビューからも30年という記念すべき今年藤井フミヤがトリ前に返り咲く。演奏するのは自身も後世に歌い繋ぎたいと語るソロデビュー曲「TRUE LOVE」。
 先述の通りガッツリアニバーサリーなのにも関わらず、10月末現在までにそこまでテレビ出演のない1年であったことから紅白へ向け支度をしていたのではないかと考えている。また披露曲に関してチェッカーズ時代の曲をやるという考えもあるが、せっかく復帰の年であればこの曲が聞きたい様な気がした。また藤井フミヤが楽曲制作に携わった「白い雲のように」を司会・有吉弘行と共に演奏するような展開があれば嬉しい。

⚪️星野源(9)「生命体 2023」

 そしていよいよ残るは3組。まずは白組トリを務める星野源!!カオスと人間的情緒をポップスという形で融合させたポップスターがいよいよ紅白歌合戦のトリを務める!!歌うのは"生きとし生けるもの"の躍動を描いたシンプルかつ壮大な「生命体」。またサプライズで「Hello Song」を披露する。
 福山雅治×MISIAというトリがあまりにも続きすぎている為、今年こそは白組トリを変えようということで星野源を選んだ。また「生命体」という曲はトリに相応しく、再び星野源が生出演するのにもトリという立場は相応しく思える。一応トリについて言うならば藤井フミヤ、福山雅治、あたりも有り得るだろう(福山雅治予想に入れてないけど)。また「生命体」はフルでも演奏時間が4分に満たない為、「Hello Song」と共のメドレーを予想。またトリでなければNetflixで配信された『LIGHTHOUSE』から「Mad Hope」やオードリー・若林正恭が参加している「Orange」など様々な可能性があるだろう。個人的に「生命体」はNHKホールからの生演奏で見たい。またMVに出演した齋藤飛鳥やTHE D Sorakiなどの出演にも期待したい。(齋藤飛鳥、生田絵梨花、現役メンバーが集っちゃうの!?)

🔴MISIA(8)「Everything」

 そして2023年、紅白組のトリを務めるのは今年でデビュー25周年のMISIA。歌うのはMISIA最大のセールスを記録し、あらゆる物事全ての境界線を超えた先の愛を歌う「Everything」を披露。今夜だけの特別なバージョンでお届けする。
 ということで今年も紅組トリはMISIA。この人には敵いません、基本。演奏曲は色々迷った末に〈ボーダレス〉とも相入れる「Everything」。aiko、宇多田ヒカル、椎名林檎、浜崎あゆみと共に歌うなんて展開があればめちゃくちゃアガる。2019年のようにリミックスが入ってもいいし、ゴスペル調でも、ハードにギター入っててもいいし、原曲通りでも僕は楽しみですよ!!

🔵サザンオールスターズ(6)「真夏の果実」「盆切り恋歌」

 そして2023年の紅白歌合戦を締め括るのはデビュー45周年のサザンオールスターズ!!今年ストリーミングサービスを中心にリバイバルヒットした平成の大名バラード「真夏の果実」を紅白初披露。更に今年発表し、大きく話題となった「盆切り恋歌」を大晦日にふさわしい大胆な演出でお届け。最後まで目が離せない!!
 ということで再びサザンオールスターズが"究極の大トリ"になりました。「真夏の果実」でしっかり掴んだ後にMステを凌駕するような大胆な演出でぶち上げて終わり、という展開を想定している。演奏曲候補の最有力はやはり「Relay〜杜の詩」だろう。かなり積極的なプロモーションが行われているし、3作連続配信の中でも1番印象的といえる作品でもある。まあこの3曲から決まってくるだろう。あと今年は"究極の大トリ"では無いような気もする。2018年は代表曲かつめちゃくちゃ盛り上がる曲を2曲であったからこその出番であったから、今年はそうでは無いような気もする。

終演

 さて集計も終わり、今年もあと僅か。最後は「蛍の光」でさようなら。来年も歌に囲まれ幸せに1年になりますように!!!

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総評

 これにて最終予想は終わる。全体として世代やジャンルも割と均衡になっているように思う(まあ組数がルール違反並に多いけれど笑)。そして気になるのはやはりテーマ〈ボーダレス〉の行方。ひとつ考えられるのは国というボーダレス。その点でこの予想ではCory Wong、クイーン+アダム・ランバート、ディズニーメドレー、SEVENTEEN、TWICE、NewJeans、LE SSERAFIMなどを入れた(また曲目候補としてJO1にR3HABがゲスト出演する案もあった)。ただこのようなただ国籍を超えただけでテーマが実現するようには思えない。また逆の視点で見ると韓国で大ヒットしたimaseやアニソンを通し世界的ヒットを巻き起こしたキタニタツヤ、YOASOBI、米津玄師、Adoや新しい学校のリーダーズ、藤井風、細野晴臣、X JAPANなど国際的な活躍を視野に入れたアーティストも数多く並ぶ。テーマ解説に書いてある"世代"は昭和から令和まで数多くの曲を予想に入れた時点で達成しているだろうが、その後に書かれている《テレビ放送開始70年》という言葉はやはり引っかかる。一応このテーマから審査員やウラトークに、平成→令和の年号越し番組やテレビ70年記念番組などに呼ばれていた爆笑問題・太田光や伊集院光、近年テレビ局の垣根やテレビとネットなど様々なプラットフォームの垣根をボーダレスに活躍している佐久間宣行などテレビから連想されやすい人物の登場に期待している。個人的には佐久間宣行+太田光or伊集院光or安住紳一郎あたりのウラトークが見てみたい(全員ラジオパーソナリティだからガチガチのトークが楽しめる)。またはテレビの歴史の中で売れては消えた芸人たちや各局のキャラクターなどの登場も必至だろう。またテレビソングメドレーがあるなら「だんご三兄弟」「上を向いて歩こう」「ひょっこりひょうたん島」などは演奏されるだろう。何より他局の香りをいっぱい嗅ぎたいなあと思う。
また〈ボーダレス〉というテーマを担っているのは他でもない司会・有吉弘行。NHK+民放各局全てで冠番組があることに加え、ラジオパーソナリティを務め、日本人として第5位のTwitterフォロワー数を誇るなどあらゆる媒体で活躍しており、まさにボーダレスな人物と言える。逆に言えばテレビ70周年や"ボーダレス"への懸念点は有吉弘行という人物が全て担い、全て放り投げるというところまでが既定路線だとも言える。さあ続報を待とう!!


↓出場歌手リスト/曲目・曲順リスト↓
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