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「老老医療」大都市圏に波及!

マーケット:過疎地域に住む方
アプローチ:病院に行ったときの待ち時間ってどれくらいですか?


高齢化が著しい日本で十分に医療を受けられないリスクが膨らんでいます。簡単に言うと、患者も高齢化しているが、医師も高齢化しているからです。
確かに高齢の医師は働ける時間に限りがありますよね。。。

大都市圏では、2026年までの10年間に後期高齢者1人あたり診療時間は2割減少となり、医師不足が過疎地並みになる地域が2割に達するそうです。

しかし、全国の医師が減っているわけではありません。医師数は18年で32万7千人と10年間で14%増えています。

じゃぁなんで医療を受けられないリスクがあるのかというと、59歳以下の増加人数が5%となっており、若い世代の医師が増えていないことが原因なんです。


今、政府どんな対策を考えているのかというと、「看護師の役割拡大」!
そうすることで、医師の負担を軽減し、他の業務ができる時間を確保しようとしているんですね。

15年から研修を受けた看護師が動脈からの採血など「特定行為」をできるようになりました。これで、医師の負荷軽減に繋がると思いきや、こういった特定行為ができる看護師は政府の目標10万人からほど遠く、18年度末で1700人となっています。

なんで、こんなに少ないのでしょうか?

理由は、2つあります。
医療機関の理解が進んでいないこと。研修費が高いということです。

ただでさえ、コロナの影響で医療機関の財務悪化が叫ばれている中、費用が高いのは、困りますよね。

費用補助や報酬引き上げなどのテコ入れが必要と言われています。
つまりこの制度を拡大していくには、大きな財源が必要ということです。
そうなると、将来の医療費はどうなるのでしょうか。

今から将来の医療費準備に向けて、自助努力が大切となってくると考えます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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