メモ:現代医療とは

池田整治さんの『離間工作の罠』より気になったことをメモとして残します。

19世紀初頭まで、西洋医学は5つの流派があって、それぞれが互いに補完し合って共存共栄していました。
その5つとは、
①ナチュロパシー(自然療法)
食事両方、温泉両方、半身浴など
②オステオパシー(整体療法)
指圧、ヨガ、呼吸法、鍼灸(シンキュウ)など
③サイオロパシー(心理療法)
音楽、色彩、催眠、瞑想療法など
④ホメオパシー(自然療法)
物質的にほぼ存在しないまで高度に希釈した極微量の毒を摂取して治癒力アップさせる
⑤アロパシー(薬物療法)
対処療法、症状と反対の効果を持つ薬品投与

このうちアロパシーのみが対処療法で、それ以外の4つは自然治癒力を高める根治療(病気を根本から取り除く治療法)。
ところが、19世紀に石油から化学的に安価に「症状」を消す対処療法薬が作られます。
すると、金儲けのために世界金融支配体制が独占し、政・官・業(大企業)・学の連合体がアロパシーのみを唯一の科学的根拠のある医学として採用し、他の4つの医学を駆逐していきました。
しかし、アロパシーの問題は副作用にあります。
症状を抑えるために薬を飲むのですが、それには副作用があり、その副作用を抑えるためにさらなる薬が与えられる。
これは製薬会社のビジネスとしては都合がいいのかもしれませんが、人体には有害な可能性があります。

参考
離間工作の罠』(池田整治)146-149頁

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