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気象兵器の可能性

異常気象による自然災害を気象兵器のせいだと言うと、陰謀論扱いされてしまいます。
しかし、人工的に雨を降らせる技術(気象制御)はすでにあって、過去には一般的なニュースとして取り上げられています。
具体例をあげると、東京奥多摩の小河内ダムには人工降雨装置があって、2013年8/21に試運転が行われました。
結果としては、わずかしか雨は降らなかったのですが、気象をコントロールしようとする研究が行われていて実験までされていることは確かです。
ちなみに、この装置は2001年にも稼働されました。

産経新聞によるとその仕組みは以下の通りです。

人工降雨装置は、水蒸気と結びつきやすい性質を持つ「ヨウ化銀」を燃焼させて、煙を大気中に放出。
上空の雨雲の中で、人工的に水滴をつくる仕組み。
昭和41年に約1800万円で4基設置し、これまでに約800回動かした。
1基を1時間動かす費用は約2万円という。
ヨウ化銀は有害だが、都は「微量で人体への影響はない」としている。

また韓国の気象庁も人工降雨の実験を行っています
2019年1/28、韓国政府は人工的に雨を降らせる実験を行ったことを発表しています。
これは中国から飛来するPM2.5などの汚染物質を洗い流すことを目的とした実験でした。
実験内容は飛行機から「ヨウ化銀」を散布して人工雨を降らせようとするものでしたが、これは失敗に終わってしまったようです。

これに対して韓国の気象庁は「成功したか失敗したかはさておき、今回の実験は人工降雨の商業化に必要な技術を蓄積する機会となった」と言っています。

これらのニュースはいずれも大災害を起こすレベルのものではありませんでした。
しかし、こういった研究は日進月歩で発展していきます。
そろそろ、自然災害に対して気象兵器を疑う時代に入ってきているのかもしれませんね。

参考
産経新聞
AFP

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