【マリリン・モンロー】

大女優だった彼女ですが、1962年8月5日、36歳という若さで自殺しています。
彼女はロサンゼルス郊外の自宅のベッドの上で全裸で死亡しているところをメイドによって発見されました。
死因は睡眠薬の多量摂取による自殺。
これは検視を行なった日本人ドクター、トーマス野口によって発表されました。

しかし、現場には不可解な点がいくつかあったようです。
まず、睡眠薬を服用するために必要なコップがベッドのそばになかったこと。
マリリンの手には受話器が握られていたけど通話記録が残っていない。
さらに、彼女の日記も消えていました。

こうしたことから、「彼女は誰かに殺されたのではないか？」という説が浮上します。
そもそも、彼女はアメリカ大統領ジョン・F・ケネディとその弟であるロバート・ケネディと不倫関係にありました。
彼女の死について調査をしていたミロ・スペリグリオは90年代に入りCIAの極秘文書を入手したのですが、それによるとケネディ兄弟はマリリンに国家機密に関する情報をもらしていたそうです。
そして彼女はそれをジャーナリストであるドロシー・キルガレンに流し、暴露しようとしていたのです。
ちなみに、ドロシー・キルガレンもまた睡眠薬の多量摂取によって自殺したと言われています。
こういったことから、他殺説が浮上したのですが、彼女がケネディ兄弟から聞かされた秘密とは何だったのでしょうか？
それは宇宙人に関するものだと言われています。

1947年ニューメキシコ州ロズウェル付近でUFOが墜落したとされる「ロズウェル事件」があります。
マリリンが知ってしまった情報は、このロズウェル事件に関するものだったようです。
墜落したUFOとその中にいた宇宙人の死体に関する情報。
「サイトY」と呼ばれるエリア51の機密情報など。

ジョン・F・ケネディ大統領もまた宇宙人に関する情報を公開しようとしたため暗殺されたという説がありますね。

ただ、僕は宇宙人に関する情報は、誘導ではないかと思っています。
本当のことを隠すために、あえて荒唐無稽な話をでっち上げて、人々に「くだらない」と思わせる。
そんな工作である可能性を感じています。

ちなみにマリリン・モンローを検視したトーマス野口。
彼はジョン・F・ケネディとロバート・ケネディの検視も行っているんですよね。

参考
nippon.com
TOCANA
オカルト・オンライン