メモ:キッシンジャー


次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた(上)」30-32頁より。
気になったことがあったのでメモを残します。

要約すると、ヘンリー・キッシンジャーは自分の会社「キッシンジャー・アソシエイツ」を介して中国経済に数十億ドルを注ぎ込んでいる。
キッシンジャーは、元国務長官のサイラス・ヴァンスとともに「米中友好協会」の設立まで行った。
またキッシンジャー・アソシエイツは自分のクライアントになってる米国企業をそそのかし、中国に投資させてる。
JPモルガン・チェース銀行の例をあげると、中国に大亜湾の原子力発電所に2億7000万ドル出資した。
ここはそのまま今も核兵器の製造に使われている。
またアメリカン・エキスプレスは北京の総合庁舎建設に1億3800万ドル融資した。
アトランティック・リッチフィールド社は、天然ガス田開発用に1億7000万ドル用意した。

中国のようなアメリカ軍事機密を盗み出すような国をアメリカの大企業群は支援してきたのだ。

中国はその資金を何に使ったのか。
中東への武器の販売だ。
レーガン政権時代に中国はサウジアラビアに射程約3200キロの弾道ミサイルを売り、さらに毒ガスの弾頭がついたシルクワームミサイルをイラン、イラク双方に渡している。
1990年には3億ドル相当の軍事機器をシリア、イラン、イラクに売却した。

※この記事はあくまでもメモなので、不確かな情報が含まれているかもしれません。受け止め方にはご注意ください。

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