スネークアイを採用した恐竜について
1.2024年1月1日のリミットレギュレーションから2024年4月1日のリミットレギュレーションへの移り変わり
こんにちは、ハサです。
2024年1月1日のリミットレギュレーションが
終わりました、1ヶ月前に。
皆さん、遊戯王を楽しめているでしょうか。
2024年1月1日のリミットレギュレーションは
EMERGENCY!の制限や
ピュアリィ・マイフレンドの準制限と
大会環境でよく使用されるテーマの
パワー調整になったと思います。
ただし、スネークアイギミックを多く積める
純構築や炎王は規制がありませんでした。
また粛声は粛声なる祝福を手に入れ
リソース回復が強化され、
大会環境でより見るデッキになりました。
恐竜は相変わらず使用率はかなり低く、
大会で見かけることはほぼないです。
非公認大会で結果を残した方がいたので、
スネークアイやディアベルスターを
採用したギミックは正解なのかと思いました。
恐竜も炎族関連の恩恵を受けることができて
柔軟に戦うことができるようになりました。
ここ最近の恐竜の新規カードのパワーがイマイチで
大会環境に持ち込むのは難しいです。
相変わらず幻創のミセラサウルスは強力で、
無敵効果を使いながら展開すれば、
殆どの試合で勝つことができます。
2024年4月1日のリミットレギュレーションでは
炎王神獣 キリンやスネークアイ・エクセルの
準制限化に加えて“罪宝狩りの悪魔”制限化で
スネークアイや炎王のパワーが少し落ちたくらいで、
あまり影響はなさそうです。
相変わらず大会環境では
よく使用されるデッキになっています。
それに比べ粛声はメインギミックの規制はなく、
影響があるのは強欲で金満な壺の準制限化です。
また、天盃竜が新規カードをもらい
より一層大会環境でよく見るデッキになりそうです。
恐竜はというと、“罪宝狩りの悪魔”の制限化で
黒魔女ディアベルスターを採用せずに
篝火と蛇眼の炎鱗、原罪宝-スネークアイのみを
採用する形にしています。
直近使用した構築は“罪宝狩りの悪魔”を
採用しない形なので、
私の構築としては微調整で済みます。
他のデッキの安定性が少し落ちる影響で
多少恐竜は戦いやすくなるかもしれません。
2.2024年1月1日リミットレギュレーションでの恐竜を使った結果やACSやYCSJの結果
前期は恐竜で戦うのは厳しいと判断して、
1月2月辺りは真竜を使用していました。
1月の非公認大会で3勝2敗と勝ち越してしまい、
「真竜もやれるのでは?」という判断です。
戦績はというと
3-2(予選落ち)
1-3(予選落ち)
1-2(予選落ちからのサブトナメ3-1)
結果を残すことはできませんでした。
その後の非公認大会で恐竜を使用するも、
0勝5敗と大敗を喫しました。
このときの構築は“罪宝狩りの悪魔”と
黒魔女ディアベルスターを採用していました。
罪宝ギミックで安定を上げるより
恐竜ギミックを通しやすくした方がいいと判断し、
篝火、蛇眼の炎鱗、原罪宝-スネークアイのみを
採用する形にしました。
店舗戦では2回戦敗退でしたが、
手応えを感じました。
先日、ACSに参加してきました。
個人成績1勝1敗1引き分け、
チーム1勝2敗に終わりましたが、
幻創のミセラサウルスの効果を通したときの勝率が
かなり高く感じました。
今期もこの構築をベースに
微調整して使う予定です。
先日行われたYCSJの結果です。
2日目へは進めませんでしたが、
スリーブをゲットすることができました。
構築としては深淵に潜む者を抜いて
ラーズ2枚目を採用しただけです。
先攻盤面を構えれば、ほぼ負けることはないです。
2日目はデュエルフェスティバルに参加して、
8人スイスドローで優勝してプレマを貰いました。
最後はYCSJで優勝したテーマでもある
粛声相手に後攻から勝てたので、
スペックとしてはそんなに低くないと思います。
YCSJ、デュエルフェスティバル含めて
2日間恐竜を使い続けたため、
より恐竜についての理解度が高まりました。
次章では篝火、蛇眼の炎鱗、原罪宝-スネークアイを
採用したデッキについて解説していきます。
3.サンプルレシピ
ACSで使用したデッキについてです。
究極伝導恐獣
先攻の妨害、後攻の捲り札として使います。
ミセラを使ったあとなら裏守備にする効果は
ほぼ通すことができます。
ダイナレスラー・パンクラトプス
メインから導入されるカイコロに対応できます。
恐竜ならメインから無理なく入れられます。
サイチェン後の魔封じなども割れます。
オヴィラプターでサーチできるのもポイント。
ファイヤーオパールヘッド
ゼノ・メテオロスで出すモンスターです。
炎属性なので、メガキレラでも出せます。
ゼノ・メテオロス
ここ1年くらいで登場した恐竜族の中で
使えるモンスターの1つです。
素引きしても卵が割れると出せます。
そのお陰で上振れ盤面になることも。
魂喰いオヴィラプター
2枚初動に足りないものを手札に加えられますが、
篝火ギミックを採用しているので
召喚権を切るモンスターが増えます。
召喚権被りを避けるための2枚採用です。
しかし、強いカードなので
3枚欲しいときもあります。
幻創のミセラサウルス
無敵効果を使って先攻展開を通したり、
後攻からの捲りを通すために使えます。
任意の枚数の恐竜族モンスターを
墓地から除外することで、
デッキから恐竜族モンスターを
特殊召喚できるので展開を伸ばせます。
エヴォルダー・リオス
ラーズと同じパックに収録されたカードです。
召喚・特殊召喚時に特異点をセットできます。
召喚または炎属性モンスターの効果で
特殊召喚しているとデッキから
爬虫類族・恐竜族の炎属性モンスターを
墓地へ送ることができます。
そのため、ミセラを墓地へ送れるので
卵を引いていれば展開できます。
プチラノドン
破壊されて特殊召喚したモンスターは
そのターン攻撃できないので注意しましょう。
メインパンクラ採用しているので、
妨害数を増やすこともできます。
ベビケラサウルス
こちらは破壊されて特殊召喚したモンスターは
そのターンでも攻撃可能です。
ベビケラのほうが扱いやすいので
ベビケラ3枚、プチラ2枚という
構築にすることもあります。
今回は割るカードにつながるカードが多いため
両方フル投入です。
珠玉獣−アルゴザウルス
オヴィラプター同様に召喚権被りを減らすために
2枚の採用になっています。
大体究極進化薬をサーチしますが、
鳥獣とかもサーチできるので、
今後面白い構築が出てこないか楽しみです。
ただし、破壊したカードと
同じレベルではないといけません。
そのため、卵を破壊してメガキレラは
サーチすることができません。
蛇眼の炎燐
このカードと手札コスト1枚で3妨害は構えられます。
展開方法は後に紹介します。
エヴォルド・メガキレラ
手札コスト1枚使ってデッキから
レベル6以下の恐竜族・炎属性モンスターを
特殊召喚します。
大体、エヴォルダー・リオスを特殊召喚します。
メガキレラもポプルス同様1枚初動です。
灰流うらら
増殖するGを止めるために3枚必須です。
スネークアイ対面では増殖するG以外には
極力使いたくないです。
相手ターンに使うとヒータでパクられます。
増殖するG
特殊召喚が多い環境なので3枚入れています。
先攻に寄せる場合は2枚サイドに落とします。
篝火
今回の構築で必要なギミックです。
篝火からスタートすれば途中でうららを使われても、
恐竜のメインギミックを通すことができます。
篝火+卵でも十分な展開が可能になります。
化石調査
3枚入れない理由がないです。
初登場は2009年なので名称ターン1がないです。
原罪宝-スネークアイ
ポプルスでサーチして、
メガキレラを特殊召喚します。
2枚構築にしていたときもありますが、
素引きしても使える場面があります。
金満で謙虚な壺
罪宝狩りの悪魔を採用していないので
採用しています。
6枚めくりは強いですね。
究極進化薬
今回の構築だと素引きした場合に、
パンクラを出して相手のカードを
処理することが可能です。
2枚採用が安牌です。
墓穴の指名者
うららやGなどは止めたいので入れます。
それ以外にも使える場面が多いです。
抹殺の指名者
墓穴同様に手札誘発を止めます。
一応、メイン泡影1枚採用しています。
進化の特異点
エヴォルドとエヴォルダーをX素材にしながら
エヴォルカイザーを特殊召喚できるカードです。
普通に強いカードです。
無限泡影
抹殺用に使えたりこの1枚が鍵となって
対戦が有利に進むことがあります。
続いてエクストラデッキについてです。
フルール・ド・バロネス
ゼノ・メテオロスとオヴィラプターとかで
出せるタイミングに使います。
必須ではないですが、あると使うことがあります。
深淵に潜む者
一応、炎王とかの対策のつもりですが、
正直間に合いません。
ラーズ2枚目の方が良いですし使います。
エヴォルカイザー・ドルカ
優秀なランク4エクシーズモンスターです。
恐竜には必須です。
エヴォルカイザー・ラギア
ここしばらく使っていませんが、
神宣内蔵モンスターなのであるといいです。
上振れ盤面だとドルカ、ラーズに加えて
特異点でラギアを添えることができます。
エヴォルカイザー・ラーズ
表側表示のカードを効果無効にするカードです。
使われたカードでなくても別のカードも選べます。
リンクリボー
篝火+卵で動くとウーサを下に出せるので、
4素材ウーサの効果を持て余すことがなく
使える可能性が増えます。
セキュア・ガードナー
リンクリボーを墓地へ送りたいときに出します。
下ブレケアとして入れておきたいです。
一度だけ戦闘ダメージを0にします。
ピットナイト・アーリィ
無効効果を持っています。
アルコンで割ると戻ってきます。
S:Pリトルナイト
厄介なカードを処理したり妨害札として使えます。
1枚で問題ないです。
トロイメア・フェニックス
相手の魔法・罠を剥がすときに使います。
相手の伏せてある墓穴を処理できるといいです。
賜炎の咎姫
スネークアイとかで使用される妨害ですね。
恐竜も炎属性の恩恵を受けているので
それなりに使えます。
召命の神弓ーアポロウーサ
超融合ケアとしてドルカの代わりに
出すことがあります。
同一チェーン上で2回使えないので、
ドルカって強いなと思います。
アクセスコード・トーカー
一応、入れています。
ユニコーンも欲しくなりますが、
今回は不採用です。
揚陸群艦アンブロエール
咎姫とセットで採用して妨害にします。
閉ザサレシ世界ノ冥神
厄介なモンスターを処理するときに使います。
続いてサイドデッキについてです。
努炎壊獣ドゴラン
ローガーディアンとか
処理したいモンスターがいる相手に
サイドから投入します。
あると何かと使いたいときがあるので、
とりあえずサイドに入れています。
幻創龍ファンタズメイ
対スネークアイ戦とかリンクモンスターを出す相手に
サイドから入れて強いカードを引きに行きます。
一応、咎姫ケアもできます。
ドロール&ロックバード
最近、警戒されていないと思うので、
対粛声相手とかに入れます。
今期はうさぎの方がいいかもしれません。
ハーピィの羽根帚
伏せが多い相手に採用します。
墓穴も退かせるのはいいです。
コズミック・サイクロン
対スネークアイ相手やサイチェン後に投入される
魔封じを剥がすのに使います。
魔封じの芳香
今の環境は強いので採用しています。
一滴はケアできないので残念です。
神の宣告
罠さえコストにされなければ
一滴を無効にすることができます。
レッド・リブート
後攻から捲くりたい場合に採用します。
以上がデッキレシピの説明となります。
4.展開方法
篝火のギミックを採用できるので、
展開の幅が増えたり、手札誘発に強くなりました。
篝火やポプルスに加えて1枚手札があれば
3妨害は構えることができます。
まずは1枚初動(手札コスト1枚)についてです。
篝火を発動、ポプルスサーチ
ポプルスの効果で特殊召喚
ポプルスの効果で原罪宝サーチ
ポプルス1体でリンクリをL召喚
ポプルスの効果でポプルスを永続魔法化
原罪宝発動コストでポプルス、メガキレラ特殊召喚
メガキレラの効果で1枚手札コストにして、
リオスを特殊召喚
リオスの効果で特異点をセット
リオスの効果でミセラを墓地へ送る
ミセラの効果でアルゴを特殊召喚
ここかから展開プランが3つに分かれます。
①アルコン、リトルナイト、特異点(ドルカorラーズ)
アルゴの効果でリオスを破壊して究極進化薬サーチ
リンクリとアルゴでリトルナイトをL召喚
究極進化薬発動、コストはアルゴとポプルス、
アルコンを特殊召喚
相手ターンに特異点発動(メガキレラとリオス対象)
ドルカorラーズを特殊召喚して4妨害です。
②咎姫、アンブロ、特異点(ドルカorラーズ)
アルゴの効果は破棄
リオスとアルゴでピットナイトをL召喚
リンクリとピットナイトで咎姫をL召喚
咎姫の効果で炎属性モンスターを特殊召喚
咎姫と炎属性モンスターでアンブロをL召喚
相手ターンに特異点発動(メガキレラとリオス対象)
ドルカorラーズを特殊召喚して4妨害です。
③リンクリ、リトルナイト、特異点(ドルカorラーズ)
アルゴの効果は破棄
リオスとアルゴでリトルナイトをL召喚
相手ターンに特異点発動(メガキレラとリオス対象)
ドルカorラーズを特殊召喚して3妨害です。
篝火スタートだと召喚権を使わずに、
3〜4妨害構えられます。
そのため、ポプルスやメガキレラは
召喚権を使う1枚初動となります。
リトルナイトは戦闘破壊されやすいため、
②か③の展開が良いと思います。
もしくはリトルナイトの代わりに
アルコンで破壊する要因として
蘇生効果のあるピットナイトにしてもいいです。
リトルナイト、特異点と妥協展開する場合は、
増殖するGを発動された場合に選択しましょう。
またリトルナイトや咎姫など
モンスター処理の方法はいくつかあるので、
特異点ではドルカより2枚採用している
ラーズを優先した方がいいです。
ただし、粛声相手には
サウラヴィスを素引きしていると
咎姫やラーズの効果が無効化されるため、
ドルカの方がいいかもしれません。
続いて篝火+ベビケラ+手札1枚の動きです。
篝火を発動したところからアルゴ特殊召喚までは
先ほど紹介した展開と同じです。
その続きを説明します。
アルゴの効果でベビケラを破壊して、
究極進化薬をサーチ
ベビケラの効果でオヴィラプターを特殊召喚
オヴィラプターの効果でプチラをサーチ
プチラを召喚
オヴィラプターの効果を発動して、
プチラを破壊してベビケラを特殊召喚
プチラの効果でミセラを特殊召喚
リオス、アルゴ、オヴィラプター、ミセラを
リンク素材にしてウーサをL召喚
究極進化薬発動、コストはアルゴとポプルス、
アルコンを特殊召喚
相手ターンに特異点発動(メガキレラとリオス対象)
ラーズを特殊召喚して7妨害です。
篝火から入ると召喚権をプチラに使えるため、
リンクリの下にウーサを出せるため、
アルコンの効果を使ったあとでも
多少戦闘で破壊されにくくなります。
ポプルス等からスタートすると、
リンクリを素材としてウーサを出すため、
オヴィラプターでサーチしたプチラを
アルコンで破壊できるとパンクラを出して
更に妨害を構えることができます。
一滴をケアしたい場合は
ウーサを出さずにドルカ咎姫アンブロに
変えるのもありです。
そうすればドルカやアルコンは無効になるものの、
咎姫は妨害として残すことができます。
特異点の発動を少し遅らせることも必要になります。
特にマッチで天盃竜とわかった場合とかですね。
最後に篝火+ベビケラ+ミセラの上振れです。
篝火発動してからメガキレラを
特殊召喚するところまでは同じです。
ミセラの効果を手札、墓地から発動
ミセラの効果でアルゴを特殊召喚
アルゴの効果でベビケラを破壊して、
究極進化薬をサーチ
ベビケラの効果でオヴィラプターを特殊召喚
オヴィラプターの効果でプチラをサーチ
プチラを召喚
オヴィラプターの効果を発動して、
プチラを破壊してベビケラを特殊召喚
プチラの効果でゼノメテオロスを特殊召喚
リンクリ、メガキレラ、アルゴで咎姫をL召喚
咎姫の効果で炎属性モンスターを特殊召喚
咎姫と炎属性モンスターでアンブロをL召喚
ゼノメテオロスでベビケラをを破壊して、
ファイヤーオパールヘッドを特殊召喚
ベビケラの効果でリオスを特殊召喚
リオスの効果で特異点をセット
オヴィラプターとリオスでドルカをX召喚
ゼノメテオロスとオパールヘッドでラーズをX召喚
究極進化薬発動、コストはアルゴとポプルス、
アルコンを特殊召喚
相手ターンに特異点発動(メガキレラとリオス対象)
エヴォルカイザーを特殊召喚して8〜9妨害です。
特異点を使うには一度ドルカのコストで
リオスを墓地へ送る必要があります。
メガキレラでリオスを出していれば、
リオスを先に墓地へ送り、
ドルカのX素材にミセラを加えることができます。
基本的に3枚初動の場合は
うららチェックするために行いますが、
相手が手札誘発を持っていない場合もあるので、
いざというときに迷わないようにしましょう。
また、篝火+卵の時とほぼ同じ展開ができますが、
ミセラを握っているので安心して展開ができます。
超融合ケアをしたい場合はウーサを出したり、
リトルナイトに変えたりと
臨機応変に対応しましょう。
5.最後に
去年は恐竜の新規をいくつかもらいましたが、
公式は恐竜の強化に怯えているような感じでした。
強いカードを出しすぎると
また暴れるのではないか?と。
カジュアル環境で恐竜を使う人にとっては
程よい強さだったと思います。
しかし、私のような大会環境で使う人にとっては
残念な新規カードが多かったです。
直接的な恐竜新規には期待しにくいので、
他のギミックを組み込んでデッキを調整したいです。
今回のnoteは以上となります。
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