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ESP HORIZON 30th Anniversary

はい、
バンド時代の相棒です。

キルテッドメイプルトップがすごい印象的な一本。

最近は出番が少なくなっていますが、15年以上の付き合いになるのかな。
今となってはForestだったり、アルダーボディーのHORIZONにしないでよかったと思っています。
キルテッドメイプルの見た目がとにかく美しいのと、ホンマホのサウンドが素晴らしい。
傷に打痕だらけですが、これも今までの戦歴を証明したもの。
ある意味、誇りだね。

先人であるLUNA SEAのSUGIZO氏も言っての通り、このギターで自分のサウンドの基準が見えたと言っても過言ではない。

さて、本題にいきましょう。

1.HORIZON 30th Anniversary Model スペック

BODY (Top) 5A Grade Figured Maple(Quilted Maple)
(Back) Honduras Mahogany
NECK Hard Maple 3P
GRIP SHAPE Thin U
FINGERBOARD Ebony , 24frets
RADIUS 305R
SCALE 648mm
NUT (width) Lock Nut (42mm/R2)
FRET #216
INLAY Pearl offset block, ESP at 12th fret
JOINT Neck-thru-body
BRIDGE Floyd Rose
PICKUPS (Neck) Seymour Duncan SH-1n,(Bridge) Seymour Duncan TB-6
CONTROL Master Volume,Master Tone(w/ Coil Split SW),Mini Toggle PU Selector

元々のスペックはこちらをご参照あれ。

2.ピックアップは試行錯誤の末にSeymour Duncanの59ModelとDistortionで落ち着く

いつ見ても木目が美しい。

元々のスペックからピックアップはかなり冒険した。
最初は定番だったSeymour Duncan製のSH-2n(Jazz)とTB-4(JB)というダンカンおじさんのオススメにして、定番の組み合わせでした。
JBはミッドの塊みたいなサウンドがあんまり好きになれなかったので、TB-14(Custom5)を取り付けていた時期がありました。
フロントはJazzでも良かったけど、レスポール59みたいなサウンドを狙ってSH-1nに変更。

もっとモダンな歪みが欲しかったのもあり、最終的にリアはTB-6(Distortion)で落ち着きました。
ランディ・ローズと同じもので落ち着くという。

このギターの方向性は基本は歪ませるのオンリーかな。
現在はドロップBまで下げていて、モダンメタルにもきちんと対応するので万能ギターとして現在も活躍中です。

現在はこのギターでモダンメタルを弾いて楽しんでいて、Bring Me The Horizon、August Burns Red、I Killed The Prom Queen、Killswitch Engage、Sailling Before The Windをカバーして遊んだり、カバー曲制作でも大活躍。

3.コイルタップはPush-Pushではなく、Push-Pullに

元々トーンノブにコイルタップがあって最初はPush-Pushでした。
気付いたらライブ中に誤動作で勝手にシングルコイルになっていて、それが嫌でPush-Pullに変更しています。

よーく見ると、打コンが結構ある。

あまり使う事はないのでトーンノブにありますが、今でもコイルタップがないとクリーントーンの対応は結構難しいかも。

4.ノブはハットノブに変更

ここは地味にSUGIZO氏の影響がある。

最初はメタルノブでした。
Elanの時にも話しましたが、メタルノブがあんまり好きになれなくなってしまったのと、SUGIZO氏も自身のシグネイチャーモデルEclipseだけでなく、HORIZONにハットノブを付けているのを見て、取り付けたと言ってもいいです。
この頃からモダンとトラッドなルックスの融合に興味を持ち始めます。

以上が自身でカスタムしたものです。

5.指板、フレット

真っ黒なエボニー指板。
音の立ち上がりはかなり速く、ダークなサウンドが特徴。
フレットはよくわからないけど、ジャンボフレットではないと思う。

12フレットにESPの文字あり。

やっぱりHORIZONはいつ見てもかっこいい。
先人のV系ギタリストはHORIZONかForestが多くて、エボニー指板、24フレットだった。
見た目がいいもんなあ。

この影響か、自分の所持するギターはエボニー指板で24フレットじゃないと嫌という固定観念がついてしまったかも知れない。
今ではあんまり拘らなくなったけど。

6.ヘッド、ヘッド裏、ネック

ヘッドはナイフヘッド6連ではなく、3連×2。
以前所持していたE-ⅡHORIZON(7弦)はナイフヘッドでこちらも好きでしたが、結局このヘッドが好きだったという。

やっぱりESPはこのロゴかLUNA SEAロゴが好きです。

ブリッジがフロイドローズトレモロなので、ロックナット付き。

ヘッド裏にも打コン付き。
これだけボコボコになってもかなり頑丈だった様子で、勲章として塗装はしません。

きちんとシリアルナンバーもありますよ。

ネックはハードメイプル3ピース。
最近ではメイプル+他の材の5ピース、Mayonesだと11ピースなんて構造もあり、最近ではそちらが好きですが、ハードメイプル3ピースならではのネックを握っての安心感も半端ない。

スルーネックはサステインも長く、固めのサウンドが特徴。
ハイポジションも弾きやすい。

7.ブリッジ、ボディ裏

当時なくてはならなかったツール、フロイドローズトレモロ。
当時はアーミングしまくってました。

主にギターソロでヴィブラートを絡めたり、ハーモニクス・スクウィールをかましたりね。

もうフロイドローズも年季が入ってきましたね。

スルーネックボディーはハイポジションも弾きやすいし、サステインも長いのが特徴。

こちらも色んなステッカー貼ってます。

ボディのバックはホンジュラスマホガニーで、通常のマホガニーとは…何が違うんだろう。
ただ、アルダーボディのHORIZONよりは芳醇なサウンドであるのは確かです。

8.20年近くの付き合いで変わった事

一昔前はHORIZONと同スペックのギターがもう一本欲しい!と思っていましたね。
もしくは、HORIZONコレクターをやろうかな、とか。

7弦ギターを買うなら、このギターに近い7弦が欲しいと思っていて、当時はフロイドローズ、エボニー指板、24フレットは譲れませんでした。
それで辿り着いた7弦ギターが、E-ⅡHORIZON FR-7だったという。

次第にサウンドの好みは変わっていき、殆どのESP、E-Ⅱギターは売りさばきました。
最終的にはフロイドローズ搭載のギターを購入する事はなくなりました。
指板もエボニーからローズウッドに、ジョイントもセットネック、ボルトオン。

変わらないのはフレット数の基本は24フレット、ボディがメイプルトップ、マホガニーバック、メイプルネック、かな。
最近フロイドローズトレモロはあまり使わなくなったしね。

フロイドローズトレモロのギターで一番好きな鳴りはこれだけしかないかな。

今日はこの辺で。



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