多重債務の罠に陥らないために

多重債務とは

複数の業者から借金をしていて

返済できない状態になることです。

多重債務というとお金にだらしがない人

というイメージがあるかもしれませんが

実は、借金をしたきっかけが

低所得や収入減少で生活費や教育費が

払えなくなった場合が多いことが

分かっています。

ですから、生活費が足りない場合は

家計の見直しを行いましょう。

多重債務に陥るパターン

借金を返すために他の会社から

借りて返すというパターンが多いです。

はじめは、一瞬だけ借りて返すつもりでも

利用限度額が増えると

更に借りてしまい、いつの間にか

借金が膨れ上がってしまいます。

この状態になると、

借金は雪だるましきに増えていきます。

個人信用情報機関

金融機関は

ローンやクレジットを利用するとき

借りる人の信用調査を行います。

他社の借り入れ状況や

返済が滞ったことがないかを

記録しています。

「返済能力に問題がある」と

ブラックリストに載ってしまうと

お金を貸してくれなくなり

その結果、違法だと知っていながら

「ヤミ金融」で違法な金利で

お金を借りることになってしまいます。

法定金利

利息制限法で定められた上限金利

元本10万円未満20%

10万円以上100万円未満で18%

100万円以上15%

これ以上だと違法です。

総量規制

2010年に導入されたルール

個人で借入できる額は

収入の1/3に制限されています。

＊住宅ローンなどは対象外

連帯保証人にはならない

身内や知り合いがお金を

借りるときに連帯保証人になると

その人がお金を返せなくなった時に

代わりに借金を

返済しなければなりません。

自己破産の1／10は連帯保証人に

なったことが原因です。

ですから、

連帯保証人を頼まれても

絶対に断ることが原則です。

よく誤解されていますが

配偶者と子供の借金は

支払い義務はありません。

ですから、

業者が借金の取り立てに来て

払えと言っても払う必要はありません。

万が一、返済できなくなったら

早めに、家族や公共の相談機関に

相談しましょう。

全国銀行協会相談室
0570-017109
03-5252-3772(IP電話からの場合)

消費者ホットライン
188(消費生活相談窓口)

法律についての相談
0570-078374(サポートダイヤル)

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