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【白石優雅】FX入門知識レッスン6

FX取引時間

・FXの取引時間は月曜日の早朝から土曜日の明け方まで
・時間帯ごとに値動きの特徴があり大きく動くのは夜の21時~1時頃
取引時間が午前9時から午後15時までの株式市場と違いFXは24時間取引が可能です。しかし、ずっと取引が継続しているわけではなく銀行が閉まっている土日は取引は行われていません。
そんな平日はずっと値動きのある為替市場ですがやはり時間帯によって値動きに特徴があります。
為替の3大市場は東京、ロンドン、ニューヨークですが東京時間は比較的落ち着いた値動きとなっており取引額はロンドンが最大となっています。
ではそれぞれの時間帯ごとの値動きの特徴をみていきましょう。


【オセアニア時間】6時~8時

市場参加者が少なくほとんど値動きのない時間帯です。
しかしニュージーランドの経済指標が発表されたり週末にニュースが出た場合の月曜日の早朝は乱高下する時間帯になります。


【東京時間】8時~15時

日本やシンガポールの市場参加者が参加してくる為値動きがでてきます。
特にゴトー日と呼ばれる5と10の付く日はドル買いが出やすく仲値の決まる9時55分まではドル円が動きやすくなります。
しかしながら10時を過ぎると穏やかな値動きになることが多くユーロやポンドなどの欧州通貨の値動きは静かになります。
一方オーストラリアや中国の経済指標の発表があるためオセアニア通貨は比較的動きます。


【欧州時間】15時~21時

16時の欧州の株式市場の開始と共に一気に値動きが出てきます。
この時間になると欧州通貨が動き出しユーロ圏の経済指標の発表もあります。
しかしながら19時頃になると欧州勢はお昼休みにはいる為落ち着いた値動きになります。
そのため短期的なトレンドもやや緩んでくる傾向があります。


【ニューヨーク時間】21時~6時

21時を過ぎる頃からアメリカの参加者が参入しいよいよ為替の値動きはピークを迎えます。
米国の経済指標が発表されるためかなり荒い値動きになることもあります。
東京の仲値に相当するロンドンフィックスが午前0時(冬時間の場合は、午前1時)に当たる為月末になるとユーロやポンドの値動きが激しくなります。
午前2時を過ぎると欧州の株式市場が終了となる為やや値動きが落ち着きますが夜中に要人発言があったり米国の金融政策が発表される日もありますので深夜に大きく動くことがあります。

それぞれの市場の値動きの特徴を捉えることもFX取引で利益を上げる為のコツといえますね

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