ラフランスはまさかの日本語
ラフランスをじいじにもらったんですが気づいたときには、私の分はひと切れだけ。とその時、こないだ勉強した部分冠詞を思い出した。
ポットに入れたコーヒーを一杯飲んだらdu café
Je prends du café
ということはラフランスはla franceだろうから女性名詞ということは部分冠詞ならde la franceか?
Je mange de la france
でも待てよ、不定冠詞ならune franceでラフランスじゃなくなっちゃうじゃん!
で先生に聞いてみた。
そしたら爆笑されたんですよ。
ラフランスってのは日本語だってさ。
フランス語で梨はpoireだってさ。
しかも
Je mange de la poire.
とは言わない。
普通はこう言うんだって。
Je mange un morceau de poire
morceau=一切れ
ん?
どこかで聞いたような。
先日自分で書いてましたね。
一口のマドレーヌのお話で。
un morceau de madeleine
じゃあいったいラフランスはなんなんだ。
フランス人Claude Blanchetさんが発見して明治時代に日本に持ち込まれたと。でフランスではClaude Blanchetと呼ばれてるらしい。いくら文明開化でも明治時代にクロード・ブランシェと売り出したら見向きもされないでしょうね。そもそも発音できないかも。それでラフランス。洋梨ってのより高級感があったのかな。花の都パリ。
でも先生曰く、マルシェでClaude Blanchetと書いてあるのをみたことがないと。学名かな?
「それだったら日本の富士の方が有名ですよ。
Fujiって書いて売ってます」
それってリンゴじゃね?
J'aime le pomme.
好き嫌いの後は定冠詞だってさ。
リンゴジュースはポンジュースか。
以上
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?