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テキストではじまる恋の予感

今回のフランス語レッスンは留守電メッセージの聴き取り。

「何時にどこで待ち合わせ?」

Véroniqueヴェロニクちゃんの留守電には3人の男と1人の女からメッセージ。

さすが恋多き国フランス。短いメッセージに男と女のドラマの予感。

彼氏はCristopheクリストフ。メッセージの最後にJe t'aime。週末旅行のフライトを予約したよと。でもね声のトーンに張りがないんだよね。なんか熱が冷めてる感じ。ジュテームってのも心がない。フランスは夫婦であっても毎日ジュテームですから色あせたジュテームもあるよね。フランスではジュテームと声をかけないことが離婚の原因になっちゃうんですから恋人なら連発しないとね。さらに関係がわかるのは、彼氏は旅行に行くのにヴェロニクのウチに迎えに来ない。«Je t'attends chez moi, samedi, vers 8h.»「土曜日8時におれん家で待ってるよ」

もう一人の男Sergeセルジュはガンガンせめて来る。

«Allô, Allô, Vélonoque.»
「なんだいないのか?オレ留守電きらいなんだよ」と言いつつどんどん続ける。

「今夜テレビでいい映画やるからさ、おまえんちで観に行くわ」

フランスではテレビで映画観るってのが習慣になってるらしい。今もかな?なにせこのテキスト15年前の改訂。

まあともかく女子のひとり暮らしに夜テレビを観に行くという。«J'arrive chez toi, vers 22h, avec Gilles et Denis» 22時におまえんとこ行くよ、ジルとデニスもいっしょににね。友人は出しに使われてる。

«On apporte quelque chose à manger et à boire. Salut.» 「なんか食べもんと飲みもん持ってくよ、じゃあな!」

冷めたカレシと強引な男友達。さあ何がはじまるの。これで「男女7人」を思い出しちゃう私はバブル世代。

会社の上司ムッシュ・コラネリはこれからどう絡んで来るのかな?17:30にお客さんのビルで待ち合わせってほんと?愛には年の差なんて。

以上

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