テックキャンプの受講を考えている方へ
こんにちは、ゆうげです。
今回は私が
テックキャンプ(旧:テックエキスパート)で
卒業して転職を終えるまでの感想を
テックキャンプ受講を検討されている方々へ送りたいと思います。
熱く語りすぎて長編になってしまいました。
特に下記のような過去の私と同じ境遇の方は、
ぜひ目次の気になるところだけでも目を通してみてください。
✔︎ とりあえず大手企業に入ったけど、
最近のニュース見てると将来心配
✔︎ でも転職すると言っても、
自分がどんな仕事をしたいか決められない
✔︎ 今の職場や家族の事を考えたら、
仕事を辞めて迷惑をかけたくない
1.テックキャンプに通って良かった点
ざっくりまとめると、下記の3つです。
①共に高め合える仲間ができる
②コミュニケーション能力の向上
③学習習慣が身につく
①共に高め合える仲間ができる
強いていうなら、
これが私にとって一番オススメするポイントです。
私もそうでしたが、やはりプログラミング独学は挫折しやすいです。
独学挫折率90%と言われているほど、
一人での継続は修羅の道。
しかし、
共に学ぶ仲間がいるだけでも、挫折率はかなり減ります。
テックキャンプは受講スタートと共に4〜5人のチームに割り振られます。
みんな仕事を辞めて人生を変える為に受講しているので、
相当の覚悟を持った方々ばかりです。
そんな人たちが
人生を変えたいと思っている同期生を応援しないとは考えにくいです。
人間は自分と共通点を持っている人に好意を持ちますよね。
スクールで仲間と一緒に悩み、励まし合い、喜び合うシーンを何度も見てきました。
今後の人生でも大きな影響を与えてくれる仲間と出会えました。
独学でもSNSで交流はできます。
ですが、こうやって毎日オフラインで顔を合わせると
「一緒に頑張っていこう」って思えて学習の継続にも繋がってきます。
プライベートでもそうですが、今後エンジニア仲間としても
情報を共有し合えるのが良いです。
今までエンジニアの知り合いがいなかったですが、
スクールに通うことで格段に増えました。
仕事をする上で切っても切り離せないのが”人脈”なので、
今後のエンジニア人生でも
こういった”人脈”は大事にしていかないといけないですね。
あと、仲間同士でわからないところを聞き合っています。
「え、それってメンターさんの仕事なんじゃないの?」
そう思った方、ご安心ください。
理由があります。
それは、
「質問される側も説明できるレベルの理解まで落とし込まないといけない事が、本当にいい復習になる」からです。
常にアウトプットできる環境で成長できるのは、オフラインならでは。
一緒に考えてエラー解決できたら、
考える時間は半分、達成感は2倍以上です。
お互いの知識も広がりますし最高ですね。
※仲間も学習中です。配慮を持って質問してみましょう。
②コミュニケーション能力の向上
スクールを卒業し、晴れてエンジニアとして転職できた時に
企業から最も求められるのはコミュニケーション能力です。
趣味で一人でプログラミングをする人は別ですが、
企業に務めるにしろ、フリーランスにしろ、
コミュ力は最重要スキルです。
企業では、ほとんどチーム開発でプロジェクトを進めます。
メンバーはもちろん、クライアントとの関係も大事になってきます。
フリーランスも同じく、クライアントに直接営業するわけなので、
コミュニケーション能力=営業力=売り上げ
に直結してくるでしょう。
テックキャンプでは前半と後半でチームが再構成されます。
先ほどもお伝えしましたが、
みんな人生を変えようとしている同じ挑戦者です。
こんな絶好の環境で一人で学習するのはもったいない。
是非スクールを通じて、仲間とコミュニケーションを取ってください。
そこから人脈も広げていき、
今後助け合えるであろう仲間と協力する習慣を
身に付けていきましょう。
全員と仲良くなれとまでは言いませんが、
悩んでいる仲間がいれば、自分の力が役に立つかもしれません。
最初は恥ずかしいですけど、ぜひ同じ挑戦者として話しかけてみましょう。
チーム内のみならず、他のメンバーや他の期の方々にも積極的に話しかけていく事をオススメします。
③学習習慣が身につく
エンジニアで生きていく為には必須項目です。
テックキャンプはその為の環境が整っています。
✔︎ 学習に適した環境
✔︎ 共に学習する仲間
✔︎ サポートしてくれるテックキャンプの皆さん
なぜ学習習慣が必須項目なのか、を少しお話しますね。
『 技術の移り変わりがとても早く、激しく、常に学び続けキャッチアップしていく姿勢が何よりも大事です。そうでないとエンジニアは死にます。
その為に早いうちから自分の中に学習サイクル・成長サイクルを作り出しておく事が大事になってきます。
この時に「何かを作らされている」のではなく、
「自分の作りたいもの」「夢中になるもの」なんでも良いので
フルスタックで一通り作ってみるのが一番良いかと思います。 』
これは私が以前、
面接した企業の担当の方から送られた言葉です。
お見送りにはなりましたが、参考になればと思い一部抜粋しました。
孔子の言葉にも下記のようなものがあります。
「これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如(し)かず。」
訳すと
『物事を知識として『知っている』段階は、『好きだ』という段階には及ばない。『好きだ』という段階は、『楽しんでいる』という段階には及ばない。』
要は
「いくら努力しても、楽しんでいる人には敵わないという事です。」
ここで1人、紹介をさせてください。
私の同期生の"すなさん"という方がいます。
彼も未経験からエンジニアを目指してますが、
下記は実績の一部です。
・テックキャンプの1ヶ月半のカリキュラムを2週間で終了
・AWS SAA(2週間で取得) ←平均1ヶ月半〜2ヶ月かかる
・AI検定 / FE / TOEIC805
・ 就活1ヶ月で自社開発企業から内定3社
(面接通過率100%)
(2020年3月10日現在)
すごいですね。
それでいて彼は決して周りと比べる事なく、謙虚な姿勢を忘れません。
同期だけでなく、他期やテックメンター、ライフコーチ間でも有名人です。
あ、有名神でした。
努力の原点であり、彼の一番すごいところは、学びを楽しんでいるところです。プログラミングも、資格取得も、面接も、全て楽しんじゃってます。
もちろん人一倍の努力をされて、苦労もされていると思います。
しかし、彼の話やツイートを見ているとすごく楽しそうに学んでいるよう見えるんです。
いやいや努力して、頑張って成果が出たとしても、楽しくなかったら続きませんよね。
上にも書いたよう、特にエンジニアだと学び続ける事はマストです。
でもどうせやるなら、すなさんのように楽しみたくないですか?
もし、プログラミングを始めよう、何か新しいことをやってみようと思ったなら、それを通じて楽しいと思える何かを見つけることをオススメします。
そしたら努力している感覚なんてなくなって、
気付いたら毎日生きるのが楽しくなっているはずです。
テックキャンプ生徒には、学びを楽しんでいる人がどこかにいます。
もちろん、私の周りにはすなさん以外に学びを楽しんでいる人はたくさんいました。
そして間違いなく言えるのは、
楽しんでいる人がいると、その楽しさは周りに伝染します。
もしあなたが仮にスクールに通い始めてプログラミングを楽しんでいる人がいなくても、自分が楽しんじゃって伝染させていきましょう。
そうすると、仲間も増えて、より一層学びを楽しめます。
楽しいことって、独り占めするのは勿体ないですよね。
すなさんのTwitterです。
有益な情報を発信してるし、
何より本人が一番今を楽しんでいます。
駆け出しエンジニアの方は、是非フォローしてみてください!
2.悪かった点
良いところばかり言っても胡散臭いので、
もっと改善して欲しいなと思ったところも正直にお伝えします。
①コネクトの接続が遅い時がある
②メンターさんの質の差が激しい
②転職斡旋の対応スピードが遅い
①コネクトの接続が遅い
まず、コネクトというのは
メンターさんとビデオ通話しながらオンラインで質問するシステムです。
カリキュラムは
基礎 → 応用 → チーム開発
の順番で行いますが、
メンターさんが横について教えてくれるのは基礎の時のみです。
それ以降はコネクトでの対応になります。
コネクトだとやはり基礎の時と比べて質問の内容も濃くなってきて、
対応に追われてしまうのは理解できます。
しかし、混んでいる時だと30分待つ時もありました。
もちろん早い時は3分ほどで繋がる時もあります
平均待ち時間は7.2分( 2019年10-12月のサービス実態報告より)
コネクトのメンターさんはスキルの高い方がやられているイメージなので、
急激に増えている生徒数に対して
社員育成が追いついていないかもしれません
(あくまで推測です)
そういう時はこちらもただ待っているだけじゃなく、他のコードを見直したり、時間を無駄にしないよう有効活用しましょう。
②メンターさんの質の差が激しい
特にコネクトでのメンターさんの差が激しく感じました。
めちゃくちゃ親切で補足情報まで丁寧に教えてくれる人もいれば、無愛想に伝わりにくい説明だけする人もいました。
同期生もよくこのことは言っていました。
もちろん比率的には親切な方が多いのですが、
技術面もマインド面も高水準な均衡化を目指して欲しいです。
(めっちゃ偉そうに言ってすみません)
③転職斡旋の対応スピードが遅い
エンジニア転職コースにはキャリアアドバイザー(CA)という方が転職できるまでとても丁寧にサポートしてくれます。
しかし、担当によっては対応スピードに差が出てしまっています。
【例】
同じチームで無事卒業した田中(仮名)さんと鈴木(仮名)さん。
二人とも同時に就活スタート。それぞれ別のCAが担当になりました。
同じ日に各担当のCAと面談をし、今後の流れの説明を受けました。
田中さんは5日ほどで求人票が送られてきましたが、鈴木さんは2週間ほどで求人票が送られてきました。
その後も鈴木さんの転職活動は後手に回ってしまい、転職活動は長引いてしまいました。
恐らく、CA一人あたりに抱えている生徒数がかなり多いからなんじゃないかと思います。
カリキュラムは2ヶ月半と決まっていますが、
転職活動の猶予は6ヶ月ですからね。転職はいつ決まるか本人次第。
しかも2週間に1度、卒業があるのでそのタイミングでCA勢に卒業生が何十人も押し寄せられます。大変だ。
これはあくまで仮説ですが、
対応スピードの差が発生してしまっているのは事実なのでどうにか対応して欲しいのが本音です。
また、生徒のほとんどは自分で転職サイトに登録してCAの斡旋と並行して自ら転職活動もしています。
エンジニア未経験だと様々な職種があって悩むと思うので、
皆さん無料で面談してくれる企業にはどんどん応募してます。
受け身にならず、自ら積極的に行動すべきということですね。
3.過去の境遇から受講に踏み切った理由
私が受講に踏み切った理由は正直にいうと、
「自分に自信をつけたかった」からです。
もちろん、なぜプログラミングを選んだのかという理由もあります。
しかし、その理由の根底にあるのは「自信をつける」為の手段でした。
結論、スクールを通じて自分に自信を持てるようになりました。
プログラミングはもちろんですが、転職活動の時に自分の人生をどう生きていくべきかを見つめ直す機会もあり、非常に良い経験でした。
先ほど、下記の境遇を書きました。
✔︎ とりあえず大手企業に入ったけど、
最近のニュース見てると将来心配
✔︎ でも転職すると言っても、
自分がどんな仕事をしたいか決められない
✔︎ 今の職場や家族の事を考えたら、
仕事を辞めて迷惑をかけたくない
これ全部、自分に自信がなかったから悩んでたことです。
リストラ時代、終身雇用崩壊、頼れない年金。
ここ最近、暗いニュースが後を絶ちません。
昨年のリストラされたサラリーマンの数は1万人を超えました。
このリストラされた人の中で、
一体何人が自分に自信を持って働いていたでしょうか。
中には一生安泰だと思い、与えられた仕事のみをこなし、仕事が終わってから飲み会や娯楽に時間を費やしていた人もいるでしょう。
そんな人がいきなり会社から追い出されても、
今と同じ額を稼げるスキルを持っていると胸を張って言えるでしょうか。
私は正直言えませんでした。
たった1つの会社で働き、特に勉強をしなくても、給料が保証される。
私はこの状況がとても恐怖に感じるようになりました。
その理由は1つで、
自分一人で稼ぐスキルを持っていないと理解していたからです。
きっと私と同じ危機感を持っている人は
増えてきたんじゃないかと思います。
その危機感、絶対にそのままにしちゃダメです。
そう思った時が感情のピークだと思ってください。
感情は鮮度と同じ、その時から落ち続けます。
また、「人はやらない理由と、できなかった言い訳をする天才です。」
なんでも良いので、まず一歩進んでください。
「でも続かないかもしれないし、失敗したらどうしよう」
なんて思ってませんか?早速やらない理由を作り出してませんか?
そうやって現状維持するのは本能なので仕方ないのはわかります。
でも、実際はその一歩がないと一生変われません。
その一歩を動いた人は、誰が見ても確実に動き出した挑戦者です。
自信を持ってください。周りの否定的な意見なんか聞いちゃダメです。
自分が本当に正しいと思う方向に進んでください。
大丈夫です。全てを捨てても、結果さえ出せば全部返ってきます。
逆に捨てる勇気がなければ、自分を変えることなんてできません。
私も変わるのが怖くて、いつも他人の目線ばかり気にしていました。
でもそれって、自分の人生じゃなくて他人の人生なんですよね。
『 あなたが他人の人生を歩むのならば、一体誰があなたの人生を歩むのですか? 』
という言葉があります。
当時の自分にめちゃくちゃ刺さりました。
だから私は自分の人生を歩む為に会社を辞め、
やりたい事を決め、
テックキャンプに通いました。
前職の会社や友達、家族からは
「せっかくの大企業なのに勿体ない」
などを多く言われた気がします。でも、あんまり覚えていません。
覚えているのは、
本気で人生を変えようと第1歩を動き出した人のみが
その変えられる権利を得るんだという事です。
おかげでめちゃくちゃ幸せな企業に入社する事ができ、
やりたい事もさせてもらえる最高の環境で働く事ができました。
これを見てくれている方々の中には、人生を変えたいって思っている人がいるかもしれません。その気持ちめちゃくちゃわかります。半年前までの自分がそうだったので、痛いほど気持ちがわかります。
だから私は、そんな名もなき挑戦者達を応援したいんです。
絶対テックキャンプに入ってね!なんていいません。
その人その人でやりたい事があると思うので、
強要はしません。
ただ、
今 自分のやりたい事が見つからないという方は
まずプログラミングを触ってみると良いかもしれません。
今では無料で始められるサイトは山のようにあります。
それでプログラミングを通じて人生を変えたい!と思えば
迷わずテックキャンプをオススメします。
きっと卒業する頃には、過去の自分と比べて自信がついているはずです。
4.テックキャンプ受講前にすべき事
もし、テックキャンプを検討されている方
もしくは受講を決めている方がいらっしゃればお伝えしたい事があります。
まず独学で、プログラミングの学習をしてみてください。
理由は2つあります。
①学びのコスパ
②スクールでの学習スピード
①学びのコスパ
まず、私がフォローしているよしむさんのツイートをご覧ください。
おっしゃる通りですね。
このツイートに全てまとまっているのでこれ以上はないですが、あえて追加するなら金銭面でのコスパも良くなる可能性があります。
このツイートのように段階を追って勉強していくと、もしかしたら、プログラミングスクールに何十万円払って行かなくても
自分に合った勉強法に辿り着けるかもしれないからです。
今の時代、無料の情報なんてネットで探せばいくらでもあるし、
数千円払えば参考書や動画コンテンツだって買えます。
独学挫折率90%と言われていますが、逆に考えると
残り10%の可能性で何十万円も浮くかもしれないという事です。
しかも無料で、です。
試す価値、あると思いませんか?
②スクールでの学習スピード
スクールの通う事が確定しているなら、
絶対に事前学習はしておいた方が良いです。
やはり、
やってきた人とやっていない人を比べると
当然ですがやってきた人の方が、学習スピードが速いです。
周りと比べることは良くないことですが、
私が言いたいことは
カリキュラムの時間は限られている
ということです。
応用カリキュラムの最後の課題が終わるまで、
次のステージには進めません。
中にはそこでリタイアしてしまう人もいます。
もちろん、それまでに全力でテックキャンプの皆さんがサポートしてくれますが、それでも時間切れになってしまう人もいます。
※延長料金を払えば、追加でサポートしてくれます
時間に追われてしまうと、焦りが出てきて、学習効率も下がり、自分には向いてなかったんだ、と自信をなくして欲しくはありません。
少しでもその可能性を下げる為に、事前学習を強くオススメします。
5.プログラミングの学習方法
プログラミング学習は周回前提で取り組んでください。
どんなカリキュラムでも一週目は約30%の理解度で進めて構いません。
わからなかったら復習してください。
「見たことも聞いたこともないエラーだ。訳がわからないよ。。」
よりも
「ああ、これ見たことあるな。確か○○を調べれば解決できそう」
の方が、解決に辿り着くスピードが歴然ですよね。
つまり、
前者は「悩む」、後者は「考える」の違いです。
この二つは似て非なるものです。
違いは”答え”にあります。
前者は「"答え”に辿り着く術を知らない」
後者は「"答え"に辿り着く為に思考する」
初学者の多くは前者になってしまいがちですが、安心してください。
それが普通です。
だから作り込まれたカリキュラムや、メンターさんの存在があります。
「悩んでいる」と思ったらすぐメンターさんに聞きましょう。時間は有限です。
次のステップは、「悩む」→「考える」思考になるよう鍛えましょう。
プログラミングで重要なのは、
問題に直面した時の解決方法を論理的に思考できるかです。
その時に、同期生と質問し合うと成長できます。
質問する側は
「現状を整理し、解決したい事を簡潔に相手に伝える力」
質問される側は
「上記を理解し、答えに導くための論理を説明する力」
それぞれ論理的思考が鍛えられるのでオススメです。
大人の脳みそが2つもあれば、知識も2倍です。
二週目以降で余裕があれば「教えるつもり勉強法」で学習してみましょう。見方が変わってくるので、理解の深さも変わるのでオススメです。
6.最後に
ただの感想文を書こうとしただけですが、7000文字を超える作文になってしまいました。
こんな自己満の作文にも関わらず最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。
この記事を読んで、
一人でも多くの挑戦者が生まれることを祈ってます。
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