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【意図した方向転換だったのか】バチェラー・ジャパン シーズン5 ep.10(アフターローズ) 感想&考察

仕事が忙しくてあれよあれよという間に時間が経ってしまった…。
せっかくシリーズの考察を出したので、
2か月経っちゃったけど最後まで書き切ろう!

【相手の求める自分を追求する女性、西山真央】

本当に笑顔が素敵だし、スタイルもいいし、
出てきてすぐにちょっと冗談言える感じも本当に素敵。
どのデートを見ても本当に二人とも素の感じで、
将来とか今後の生活の安心感みたいなものを
見ている私も感じ取れた。

ただ壁になったのは、「好き」と言われているかどうか。
これだけって思っちゃう。ただただ残念という一言に尽きる…。
ご家族対面の時、長谷川さんのお母様から「好きって言ってくれてる?」
という質問があったけど、
お母様はおそらく以前のバチェロレッテ出演もあって
バチェラーがどういう番組なのかはある程度分かっているから、
長谷川さんへ気持ちを伝えてもらっているか確認したんだと思う。
西山さんの対応から恋愛モードを感じられなかったのも
あるとは思うけど。

でも、西山さんのシャイなところも含めて
キャラクターをもっと知っていたら…って思っちゃうよね。
人としての素晴らしさは絶対伝わってたはず。
2人の空気感が恋愛している男女じゃなかったんだろうなぁ…。

でも、もしこの二人が結ばれてたら、
徐々に熱が高まっていって、長く仲良く過ごせそう。
素敵なおじいちゃんおばあちゃんになってたんじゃないかな~
って思っちゃう…。

あ~最後のデートの後にご家族との対面があったら…。
長谷川さんも自信をもってご家族に紹介できてたのかな。

どうして好きって言えなかったの?っていう
今田さんの質問に対して、
「惹かれているのは分かるけど、特殊な環境だったから
 自分がどこまで冷静にいれているのかが分からなくなった」
「防御してしまったんだ」
「はい」
というやり取りが。
自分が今どういう状況で、相手がどういう状況なのか、
しっかり判断した上で行動に移したい
っていう西山さんの良さでもあり今回でいえば悪さが
出てしまったということなのかな。

ファイナルローズのことについて尋ねられた西山さんは、
「最後のデートの時に、”燃えるような恋愛がしたい”って伝えられて、
 あれ?と思った」
「居心地の良さとか親友みたいなところを評価してもらってると思ってた」
「そこからそんなに自信がなかった」

これを聞いて、「いや、まじでそうだよね!」と私も思った。
”燃えるような恋愛がしたい”っていうのは長谷川さんの願望であって、
番組のテーマである”運命の相手を見つける(=結婚)”
とは一致しないように思える。
一方で西山さんは、結婚をすることを前提に考えていて、
長く一緒にいる相手として必要な要素をクリアしてきたと思ってる。
西山さんからしたらそりゃ驚くよね。

ここでの輿水さんのコメントいいよね。的確。笑

【敵をつくらない策士、大内悠里】

めっちゃ突っ込まれてるけど、
長谷川さんまじでオラオラしてるな!!笑
こんなに人間の顔って変わるんかって思う…。
恋愛ってすごいな。

感情を素直に伝えてくれる・表に出してくれる相手には
自分の弱みを話せるっていうのは恋愛だけじゃなくて
人間関係全般的に言えるよね。

辞退するかもしれないってところからこんなに好きって
言ってもらえる関係になったら
そりゃもう手放したくなくなるよな…。
策士って書いたものの、大内さんは策士ではないのかも、
素で人をはめていくような人間なのかもしれない。

メキシコ最後のデートから長谷川さんの気持ちの方向転換があり
ガラッと流れが変わった。
長谷川さんはもう逃げられないほどどっぷりはまってたけど、
大内さんは狙ってやったのか、素でやったのか…。
ある程度は計算が合ったのかもしれないけど、
きっと彼女も素で、本音で、行動していただけなのかも。

話しながら思い出し泣きしちゃうぐらい
本気で、全力で参加してたんだなぁというのは伝わるよね。
本当に見た目からのギャップがすごい、とにかく真面目な人。

長谷川さんの言った
「旅が終わった後の好きが100だったら、今は500ぐらい」
という発言。
穿った見方をしちゃってるのは百も承知なんだけど、
めちゃくちゃ不安になる言葉。
自分が当事者だったら、付き合いたての異性から
こんなこと言われたら嬉しくて仕方ないと思うんだけど、
これ以上好きの度合が大きくなることはないなと思っちゃうし、
これを継続させようと思うとすごく労力がかかるようになりそう。
維持しなきゃってところでお互いが無理をするようになると
それこそ結婚後の”日常”とはかけ離れた関係・行動になりそう。

燃え上がってゴール!よりは
自然とじんわり馴染んでいくのが理想かな…。

結婚するともうその人が簡単に離れていかない、
逆に言えば簡単に離れることができない、
そういう関係になったとたん今までできていたことが維持できなくなる
ってあるあるなのかなと。

すごい色々とネガティブなことを書いちゃったけど、
お二人がすごく素敵な人だということは理解していて、
それでも一般的には不安かなと思う要素が多いかなと。

そして最後にはお互いのご両親をスタジオにお呼びして、
婚約発表と公開プロポーズ。

お互いのことを見る眼差しには愛情が感じられて
すごくいい雰囲気でしたね。
天真爛漫な娘を優しく見守るお父さん感もあるけど。笑

【ドキドキする恋愛は長続きしない】

最後の最後にこんなタイトルで書きだすのもなぁとは思ったけど、
私的に最近刺さったので残しておこう。

SNSでこの前見たんだけど、
ドキドキするような恋愛が短期間で破局してしまうことが多いのは、

先が読めないからドキドキする(自分が予想できないことが起こる)

楽しい!この人のこと好き!(さらに期待する)

時間が経って気持ちが落ち着いてきたときに
ちょっとした行動に違和感に感じるようになる(落胆)

さらに気持ちが冷めてくると、その違いを受け入れられなくなる

破局

と気持ちが変化しているんじゃないかって考察だった。

だからこそ、ドキドキしなくてもそばにいて安心するような関係が
結婚相手としてはベストだ!っていうことらしい。

この理論でいくと…。ということなんだよね。

西山さんパートの最後に長谷川さんは、
今までの恋愛じゃなくてやったことない大恋愛を選んだって話してたけど、
その言葉が結婚を考えている30代後半の男性から出てくるのは
ちょっと違うかなと思った。

私自身は、
結婚はこれからの”日常”をどう過ごしていくかがポイントになると思うから
普段の自分が居心地がいいと感じる相手がベストだと思う。
30代後半まで自分の思うがままに生きてきて、
自分のペースが乱されるような相手と長続きするでしょうか。

長谷川さんは、
今までの恋愛でそういう(居心地のいい)人ばっかりを選んで
失敗しているっていうのがあるからこそ
積極的に居心地のいい人を選べない・変化を求める気持ちも
分からなくはないんだけど、
失敗している原因は、【そういう相手を選んだから】ではないと思う。

恐らくだけど、積極的な行動をしてこなかったから
「私のこと本当に好き?!」
的なことを言われて上手く答えられなかったとか、
「何食べたい?どこ行きたい?」に対して
「どこでもいいよ」としか言わなくて怒られたとか、
そういうことなんじゃないかと想像してる。
本人は優しさだと思っていた行動が
うまくいかない原因だったんじゃないかなぁ。

燃えるような恋愛をしているタイプの全く違う人間より
気の合う居心地のいい人間と一緒に燃えるような恋愛を求める
ほうがいいのかなと。

まとめ

私が西山さん派だからこそ色々と大内さんとの不安要素を
探してしまっている感は否めないものの、
この国に新しい素敵なカップルが1組生まれたことには違いない!
おめでとうございます!

結婚することはゴールではないので、ここからが勝負だよね。
今は遠距離恋愛をしているわけだから、
どこに住むのかとか、仕事はどうしていくのかとかね。
人生のターニングポイントだから。

弟さん夫婦とはまた違う雰囲気があるし、
あの長谷川家の中にいる大内さんはなかなか想像できないので、
どんな展開になるのかが楽しみでもある。笑

家庭環境やら家族構成やら年齢やら仕事やら
壁になりそうなものはたくさんある二人だけど、
一つ一つが起爆剤になって、いい意味で恋愛モードでいてほしいなぁ。

まだまだ子供のようなかわいらしさがあるお二人だから
色々と話し合いながら幸せな人生になることを願っています。

女性の皆さんも、コメンテーターの4人も含めて
本当に素敵なシーズンだったなと思います。
次回も期待しています!!

最近ハマってるラブソング

平井堅/トドカナイカラ

お互い好きで一緒にいても、
不安なことが合ったり孤独に感じたりすることもある。
長く一緒にいても伝わらないこと、理解してもらえないこともある。
それでも、やっぱり笑ってもらえると安心する。嬉しくなる。

自分の好きな人には笑っていてほしい。

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