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プレゼント選びはデザインでも活かせるかも?と最近思った話

フェンリル デザインとテクノロジー Advent Calendar 2021 17日目の記事です。

もうすぐクリスマスですね。
クリスマスといえば皆さん何を思い浮かべますか?
ケーキ、七面鳥、ツリーなどたくさんありますが、私はクリスマスプレゼントが印象深いです。
サンタさん(母)からのプレゼントは「実は欲しいと思ってた」というものが多く、毎年ワクワクしてその日を待っていた記憶があります。高校生時代は料理に丁度ハマり出した時だったのですがもらったのがまさかの「1人用圧力鍋」でした。見た瞬間は「このサイズは小さいのでは?」と思ってしまったのですが、練習用にぴったりで今でも初めての料理を作るときに使用しています。
ですが今では自分もプレゼントを選ぶ立場になり、私が出会ったサンタさんを見習っています。

そんなプレゼント選びですが、私はプレゼント選びに5つのステップがあります。
その際にふと「デザインにも活かせそう?」と思う場面がありました。
今回はそんな場面を5つのステップを踏まえつつご紹介したいなと思います。

①お金の上限を決める

これは私の中でも結構大切なことだなと思っています。
高すぎたり低すぎたりすると相手にプレッシャーを与えてしまうので、、
送る相手にも寄るとは思うのですが、あくまでも生誕を祝うための贈り物として金額は設定しています。

②悩みや近況チェック

このステップは一番時間をかけて行います。
相手の悩みであったり、同年代の流行を探ります。
相手が好みそうな雑誌を読み、「あの雑誌読んだんだけど〇〇の鞄知ってる?」とか言ってみたり
逆に「最近底冷えひどくて体調壊しがちなんだ」と自分のことを言ってみたり。。忍者になりきって相手の動向を探ります。

このステップはデザインを考える前に行う調査に似ているんじゃないかな?と思います。ただ忍者になる必要はありませんね。
ユーザーの悩みを調査し必要なデザイン要素を決めていく。相手を深く知るためにはどんな状況でも綿密な調査は必要なんだと思います。

そして一通りの調査を終えた後は、ようやく相手の「今」欲しい分野を絞り始めます。
アパレル・美容・健康・リフレッシュ・インテリア、、多いなあ(笑)

③昔を思い出す

昔っていつの話よ、、、と思われる方もいると思いますが、その人と関わった中で一番楽しかった時代を思い出します。
新しいものばかりを思い浮かべるのではなく過去の記憶も組み合わせて、色味やジャンルを決めていきます。
例えばある友人のプレゼントには中学時代に気に入っていた「熊」と今好きな「紅茶」を掛け合わせて、熊柄のティーカップ・ソーサーと茶葉を選びました。
プレゼントが本当の意味で「記憶に残るもの」になるために、この手順はとても大切なのです。

デザインでいうと、「昔を思い出す」のではなく「行動を洗い出す」ことが言えるのではないかと思います。
デザインが「本当に必要なもの」になるためにも、ユーザーの過程を洗い出したり思い出すことは大切なのではないでしょうか。

④いろんなお店を見て回る

普通のことを言っているようですがとても大切なことなのでもう一度。
「サッカーショップでかわいい熊の人形を見つける」なんてこともあるように、色んなお店に入ってみると、その分発見やアイデアがたくさん生まれます。

これはデザインを考えるためには最も大切な心構えだと私は思います。
無駄なんてものは1つもなく「多角的に見てみる」ことが大切だ感じています。(そんなセリフを言っていたアニメがあったような無かったような。。)

たとえプレゼントが食器じゃなくても、もしかすると面白い陶器の熊人形が置いてあるかも知れない。
そんな気持ちで色々なジャンルのお店に入ってみてください。

⑤自分で包む

もしかすると今お伝えしている中で一番大切なステップかも知れません。
自分の気持ちを一番表現できるのはプレゼントを包むときではないでしょうか。
私は器用とは言いにくい(でも不器用とは言いたくない)タイプなので、お店のように丁寧な包装ができず毎度のように苦戦しています。
ですが包装紙なんかは自分で柄を描いたり、飾り付けには相手の誕生日月のお花を添えたり。自分らしく相手を思いながら装飾をします。
これにより一層思いが深まるのではないでしょうか。

これはデザインで言うと「失敗を恐れない」ことかなと思いました。
ですが私も未だに失敗を恐れてしまいます。理由は経験と挑戦が少ないからです。繰り返し続けていると漠然とした挑戦ではなく、意味のある挑戦に変化すると最近改めて思いました。
私も頑張りたいと思います。

さいごに

最後まで読んでくださりありがとうございます。
共感していただける「プレゼント選びとデザイン」はありましたでしょうか、、。
「なるほどなあ」と思ってもらえる場面があれば御の字です。
クリスマスまで残り8日!
さあ!サンタクロースになろう!

あ、ちなみに「見出画像のケーキは誰?」と思われた方、これは私の名前ではなくサンタさん(母)の名前です。

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