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リベンジバスター杯 レポ 第一回

みなさん、お疲れ様です。
チーム蒼翼兼リベンジバスター杯運営の湯豆腐です。
第一回 リベンジバスター杯おつかれさまでした!
初めての運営であり、おぼつかないところなどありましたが、大盛況のうちに終えることができました。
参加者のみなさん、大変ありがとうございました。

今回のデッキ分布や大会中の様子をまとめるため、ノートを書いていこうと思います。また、初の試みではありますが、決勝戦の様子を残したいと思い、カバレージを書いてみようと思います。
お付き合いいただければ幸いです。


会場の様子

この度の会場はストレージワンさんをお借りいたしました。誠にありがとうございます!
広島駅からすぐ近くなので、仕事帰りでもよりやすいですね!


総勢68人!大盛況でした!!
逆側から見たらこんな感じ、ここまで集まると熱気が
凄かったです。次回以降は要対策ですね。
ベスト4の様子です!楽しそうで何より!


優勝商品授与!マツさん!おめでとう!!


主催のみるると2ショット!
いい笑顔です。

デッキ分布

会場全体分布 68名
TOP16 分布

結果

1位 古代バレット

魂の古代バレット!スグリとボスが1枚ずつなのが
おしゃれですね!

2位 レジドラゴVster

なんとレジドラゴ!ハピナスが相当いぶし銀の
活躍をしてそうですね。

ベスト4

大会唯一のガチグマ!ポテンシャルはまだまだありそう!
こちらもなんとレジドラゴ!!こちらにはハピナスは無し。
使用者本人はとても楽しそうにデッキを使ってましたね!

環境雑感

今回の勝ちデッキは何といってもレジドラゴでした。
新弾で発売されたキュレムや夜の担架など、レジドラゴと相性の良いカードが大変増えたはかなりの後押しとなった模様。また、環境初期の混沌とした環境に対して増えがちなロストバレット系や、リザードンなどの2進化系をキュレムで駆逐していったことが大きいのかなと思います。

良くも悪くもキュレムに振り回された新弾らしい環境と結果だったのかなと思います。(トップ16中5名ほど入っていたのをみましたが、ドラゴ以外にも入っていることに戦慄しました。)

なんなんだ君は・・・・。

ランキング(敬称略)

1位 マツ 16P
2位 まさし 10P
3位 のんある ゴーチ 8P
5位 ひじき ハル フーバー きょう 6P
9位 コダ ナリカワ らてぃ スイレン
    ゆかいな テリオス わしか はるじぃ 4P

お礼

最後になりますが、参加してくださった皆様。並びに、会場や賞品の準備などを協力いただきましたストレージワン様。大変ありがとうございました。
来月も予定しておりますので、もっと皆さんに楽しんでいただけるよう頑張っていきますので、応援の程、よろしくお願いいたします。

以後、蛇足ですが決勝の様子をカバレージとして残してみようと思います。
お付き合いいただけましたら幸いです。

カバレージ <名を取り戻した西条の雄>

【名は体を表すなら、名を獲られてしまったら、何が残るのだろう。】

決勝戦 まさし選手 対 マツ選手
互いに拠点を同じくするプレイヤー同士。気心が知れた仲であり、
決勝という最高の舞台で戦えることに、彼らの士気は最高潮を迎えていた。

方や、新進気鋭の若きエース。
方や、勇猛果敢な名リーダー。
熱戦は必至。両者が求むは勝利のみ。

ただ、マツは一つ言葉を零した。
「これで改名チャンスだ。」

互いに拳を合わせ、試合が始まる。
まさし有するデッキはレジドラゴ、マツ有するデッキは古代バレット。

多様な技による盤面破壊を持つレジドラゴか___。
___それとも、古代バレットの破壊力が相手の首に届き得るか。
明確な優劣は少ないが、互いの全力が互いの致命傷になるという相性だ。

互いに盤面を形成し、いち早く攻撃に移ったのはマツであった。
迅速に盤面を整え、トドロクツキを2面、かがやくゲッコウガを1面揃えた。
トドロクツキの攻撃準備は両方ほぼ整っており、相手のバトル場にいた
現状盤面唯一のレジドラゴ躊躇いなく技を宣言した。

「あだうちやばねで。」

レジドラゴの体力を半分以上削り、仮に進化されても倒せるだけの状態まで追い込んだ。まさしの盤面は手負いのレジドラゴが1面。オーガポンが2面。ハピナスはまだ駆けつけていない。申し分なしとマツは番を返す。

まさしに番が返り、デッキトップからレジドラゴが駆けつける。すぐさまベンチに置き、手負いのレジドラゴの攻撃準備を終える。

「りゅうむそうで。技は……。」

ここで逡巡。彼には2択の選択肢があった。
ドラパルトVstarとキュレムの技が選べる状態。
ドラパルトを選択し、確実に1体倒しながら後ろに少量のダメージを与えるプラン。対して、キュレムを選択し、エネルギーをトラッシュする代わりに盤面すべてのポケモンに致命傷を与え、次の番で再度同様に技を宣言し、
盤面を破壊し事実上のゲームセットまでもっていくプラン。

堅実か、挑戦か。まさしの選択は___。

「トライフロストで。」

挑戦だった。

まさしの若さ故の選択に、マツは奮い立つ。
前シーズン、ある大会の1勝5敗の結果により、結果をもじって「いちご」とエントリー名を縛り続けていた。笑っていても悔しさは忘れないよう。
新進気鋭を形にしたような若きエースの活躍に、尊敬と悔しさはあった。
だが、”それでも”と言い続けここまで歩んできたはずだと。

名を奪われてもなお、そこに歴史と誇りはあるのだと宣言するように、
プレイは力強く加速する。古代と名の付くカードをトラッシュに叩き込む。
叩き込んだ数だけ打点が上がる様は、まさしく彼の歩みそのものだ。

「あだうちやばねで」

技を宣言する。己が全力で。
レジドラゴがきぜつし、まさしはアタッカーを準備しなおさなくてはならない。しかし、先ほどサイドを取らなかったため、手札は細く2体目のレジドラゴを用意できない。苦渋の思いで番を返す。

マツはそんな隙など許さず、ボスの指令を宣言し、進化前のレジドラゴを呼び出す。その後、間髪入れずに無傷のトドロクツキを用意し始め、手負いのトドロクツキで技宣言する。

「あだうちやばね、220で。」

技を宣言する。此度は自分の仇を討つのだと。

まさしに再度番が返るが、再度番を返す。
此度の挑戦の反省と、尊敬するリーダーへの称賛を込めて。

番を返されたリーダーは敬意を持って、渾身の一撃を放つ。

「スグリ込み、あだうちやばね。300ダメージで。」

現状で出せるデッキの最高出力。
過去の自分の仇を討ち、勝利と共に自身の名を取り戻したのだった。

【名等無くとも、誇りは己が心に宿り、歩んだ轍は永久に消えない。】

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