ぎっくり腰
ぎっくり腰とは?
突然発症する腰痛のことをさします。突然発症することから「魔女の一撃」などとも呼ばれています。ぎっくり腰は正式に「急性腰痛」と言われます。急性腰痛は、症状が出てから4週間未満の腰痛をさします。
ぎっくり腰は良くなるの?
ぎっくり腰(急性腰痛)は何もしなくても概ね良くなると言われていますが、再発や症状が長引くこともあります。
早期に症状を改善させて再発予防をすることがぎっくり腰の施術では重要です。
ぎっくり腰になるとどんな症状が出ますか?
前かがみになれない、靴下がはけない、寝返りが辛い、座っていることがつらい、立ち上がる動作が辛い、立っているのが辛い、歩くのが辛い、くしゃみをすると響く、など日常生活に支障が出ることが多いです。
ぎっくり腰の原因は?
原因は色々と考えられます。背骨が原因なもの、神経からくるもの、血管からくるもの、ストレスからくるもの、その他など色々あります。
当院では、ガンや感染症・骨折・シビレや麻痺などの疑いがないかを判断してから、椎間板性・椎間関節性・筋・筋膜性・神経根性・靭帯性などの腰痛にアプローチしていきます。
ぎっくり腰になったら?
ぎっくり腰になったら安静が良いか?答えは安静は良くありません。
安静よりも痛みを我慢できる範囲で活動性を維持するほうが、痛みの軽減と身体機能の回復の観点で有効であるという研究結果が出ています。
ただし、痛くて動けないときに「無理をしてでも普段とおりの生活をしなさい」という意味ではありません。痛みと付き合いながら、耐えられる範囲内で無理のないように生活することが、腰痛の改善に役立ちます。
ぎっくり腰の治療法は?
お薬:痛み止め(非ステロイド性抗炎症薬 NSAIDs)は痛みの改善には有効。
お薬以外:電気治療(超音波療法・低周波治療など)、温熱療法、マッサージ療法、鍼灸治療、運動療法、患者教育と認知行動療法など。
腰痛治療ですすめられていること
・運動療法(エクササイズ)
・運動療法(エクササイズ)とアドバイスや指導
・セルフケア
・耐えられる範囲内で無理のないように生活すること
・ストレスなどの影響に配慮すること
・安心の提供と励ますこと
腰痛治療ですすめられていないこと
・過度な画像検査(レントゲン・MRIなど)
・過度な安静
・安易なお薬の投与
・安易なブロック注射
・適応を見極めない手術
・長期的に行う物理療法
当院での施術方法
当院では、医学的根拠(エビデンス)に基づいて施術を行っています。
困っている症状を早期に改善させ、腰痛が再発しないようなアドバイスを行っています。痛みが落ち着いてきたら、自宅や職場で出来る簡単な運動療法(エクササイズ)を行っています。過度な安静や、効果の少ない施術ではなく運動療法(エクササイズ)とセルフマネジメントでぎっくり腰を改善させます。
有道接骨院・鍼灸マッサージ院
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?