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2023.12 東京探訪 前編(京橋、恵比寿、泉岳寺)

3周年記念☆辻田chオフ会で上京しました。
その「前後」に行った場所をご紹介。

辻田オフ会は一言でいうと良きカオス(笑) その模様を克明に語ってきかせたところハカセから「俺、ちょっとついていけない」という講評をいただきました・・・。楽しかったことを伝えたかっただけなのに!!!
差し入れやお土産をくださった皆様、ゲンロンカフェのスタッフ様、話しかけてくださった皆様、当日は本当にありがとうございました。

〇京橋(国立映画アーカイブ)

辻田民必見。戦中&満映のプロパガンダポスターの展示。その知識がフル活用される(もちろん辻田さんも訪問済)
それ以外にも検閲を皮肉る漫画や、日本の最初期のアニメ(※)も見られる。

(※)まさに動く絵。ガラス板みたいなの(セル?)に1枚1枚手がきで色つけして背景も手がき、1枚1枚撮影=コマドリして、それを繋げてやっと動く。メイキングが動画にまとまっていました。絵が動いた時は泣けた!! それをやってたのは大藤信郎さんという方! アニメに人生かけててお姉さんが献身的に(金銭的に)支えてたらしい。この頃からサブカルはアマチュアが支えてたんだなと思った。

来年3月までは和田誠さんの作品&コレクション展もやってます。夫人の平野レミさんがXに投稿してて、和田誠好きなので行ってみた。
両展覧会あわせてかなりのボリューム、行く価値ありです。
しかもこれだけ見て250円。安すぎ。

東京駅から歩いて10分くらいです。1時間はゆうに過ごせます。


東京はイチョウ並木がきれいである。

〇恵比寿

以前、恵比寿でバイトしていたことがあるのですが、まったく馴染めませんでした・・・。上品でシックで新しくて子供連れにも優しい、何も不足のない、キレイで幸せいっぱいの、あの感じがどうにもいたたまれないのです・・・。

とはいえ、オシャレなカフェレストランで、コロナ前ぶりに会う友達(with子どもたち)と爆裂トークするには大変素晴らしい場所である。

でっかいクリスマスツリーを見て、バカラのでっかいシャンデリアを見た(ナンボするんやろーということしか考えられなかったw)。

子どもたちは覚えているかな? きっと忘れちゃうね。
でも忘れてもいい、綺麗な物を見せてあげたい。
一瞬でも心が動いて、感動で満たされてくれたら。

〇泉岳寺

私が住んでいるのは「赤穂(あこう)」のある兵庫県で、つい先日12/14は討ち入りの日だったし、五反田からも近いし、行ってみることにしました。
特段「忠臣蔵」には詳しくないが、子どもの頃に大河ドラマ「元禄繚乱」をやっていたので、なんとなくわかる。

NHK大河ドラマ「元禄繚乱」では、くらのすけ→18代目中村勘三郎(当時は5代目勘九郎)、たくみのかみ→東山くん、吉良(きら)→石坂浩二、ようぜいいん→宮沢りえ、であった。完全に私の頭の中ではそれで再現されている。

初めて降りたよ、高輪ゲートうぇい( 'ω' و(و

できた当初(2020年)は絶不評だった駅名も、慣れるものである。


デザインアーキテクト:隈研吾。


この駅舎は冬きっと寒い。。。
品川開発中。
品川絶賛開発中!!!
DOSHISHA。

泉岳寺は曹洞宗の立派なお寺でした。もともとは今川義元を祀るためのお寺として建てられ、江戸時代は国立大学?のような(江戸三学寮の一つだそうです)、学問を修める大事なお寺だったらしい。

泉岳寺。


大石内蔵助(くらのすけ)の像。もとは浪曲師の人が思い立って造らせたものがお寺に寄進されたらしい。
獅子とゾウさん?がかわいい。


首洗い井戸を通ってお墓へ。

「川上音二郎」建立とある。壮士芝居・オッペケペーですね。
首を洗った井戸。うむ。。。

忠臣蔵は、文楽・歌舞伎はもちろん、講談、浪曲にもなっていると聞く。
その当時の芸術家たち(浪曲師や芝居人)にとってこの義士たちのことは、誇るべき、称揚されるべき物語だっただろう。

お線香の束を買って(300円。ご供養代に)お供えしていく。
殿様(浅野内匠頭:あさのたくみのかみ)とその奥方(瑤泉院:ようぜいいん)のお墓と、四十七士のお墓があるので、お線香の本数配分が難しかった。。1~2本ずつが目安。

ほぼ全員20代~30代で亡くなっていた。堀部安兵衛のお父さんだけ70代。内蔵助も私と変わらぬ年齢、息子の主税(ちから)は16歳。たぶん今なら中学生くらいだろう。内匠頭は35歳、瑤泉院もその後41歳で亡くなっていた(全て行年)。
お墓は次々おまいりの人が来ていて、お線香でもうもうとしていた。

お線香はその香りが「仏様の食べ物」なのだと聞いたことがある。

47人もいると空気に飲まれて本当はそうでもないけど(義理で)討ち入りしちゃうことになった人もいたんだろうかな。。そういうお芝居もたくさん作られていそう😌

平成生まれのハカセは忠臣蔵を知らなかった。
年末にもドラマが放送されなくなって久しい。
有志の会があって、お墓には語り部の方(おそらくボランティア)もいたりと、四十七士のことを語り継ごうとする意気込みを感じた。

そしてお線香のにおいを強力にまといながら、再開発地域を後にしたのだった。目指すは吉祥寺である・・・!

後半へ続く。

〇おまけ 五反田で台湾式朝ごはん

☆東京豆漿生活 (とうきょう とうじゃん せいかつ)

一番人気の豆乳スープ! 

大崎広小路駅のすぐ近く、通り1本入ったところにある小さなお店。
入り口も「ここなの?」という地味なつくりですが、中は大にぎわいでした。
豆乳スープは、豆乳とタレを混ぜるとほろほろのお豆腐になって、そこに揚げパンやねぎが入っていて、めちゃくちゃ美味しかった!

台湾の丸いパンも美味しかった!

パンだけど中はパイ生地みたいにさくさく。中身もぎっしり。
お腹すいてたらもっともっと、あれもこれも食べたのに~~~!!

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