「頑張るから上手くいかへんねん」でハッとしました
はじめに
今回は「頑張るから上手くいかへんねん」でハッとした話で、何の話?と思いますよね。
もしかしたらビジネスに関係ないかもしれないし、通じるかもしれない。
この言葉は僕が少林寺拳法をやってて、一生懸命稽古をやってるときに師匠に言われた言葉です。
もう10年ぐらい前に言われた言葉だけど今もすごく覚えてて、「なるほどな」ってすごく色々繋がったんですね。
これは「少林寺拳法が」とか「古武術が」とかではなくて、いろんなことに通じると思うんです。
頑張ると視野が狭くなったり、無駄な力・時間・お金などを生んでしまう。
頑張らないのはダラダラするって訳ではない。
「自然体でいろ」ってのが1番近いと思います。
影響を受けるデメリット
武術で言えば無理な動きをするから力むし、力むからこそ相手に察知されてしまう。
柔術をかけるでも力むと筋肉なんで、ギュッと自分が逃げれば相手の筋肉はグッと力が入っちゃうんです。
これは電気信号みたいなもんだから仕方がないけど、こっちが力を入れなければ向こうも力が入りにくい。
だから柔術もかけやすい。
パンチを打つにしろ、こっちに変な力みが無いから向こうも感知しにくい。
元はそういう話なんですけど、ことビジネスにおいても自分のスタイルが無ければ頑張らないといけないんですよね。
周りに影響されると頑張るハメになる
頑張ると視野が狭くなったり、頑張ってるのに全然上手くいかないみたいになりがちです。
空回りですね。
「頑張らないのは自然体だ、自分のスタイルだ」って話をしたんですけど、
あまりにもいろんな人と過ごすと自分のスタイルって僕はわかりにくいなって思います。
というのも1人でいるからこそ「自分ってこういう人間なんだな」と痛感することが僕は多くて。
人ってどうしても関わったものにある程度は感化されてしまう。
ホリエモンの本読んでたら、なんとなくホリエモンの思想が植え付けられていくわけですよね。
僕はホリエモン嫌いじゃないしどちらかと言うと好きなんですけど、合わないから全然読まないんです。
あの人のYouTubeとか見てると化け物みたいな体力をしてて、僕は感化されても体力なくて空回りするだけだからあんま見ないようにしてます。
たまに見る分にはすごいなって思いますけど。
こんな風に会社にいるだけでも正直影響されちゃいますよね。
尊敬してる・してないに関わらず、その会社の社風とか周りのテンションとかになんとなく影響されちゃう。
これが結局頑張るハメになる原因じゃないかなと思うんですよ。
ひとり時間を持つ重要性
頑張らずにちゃんと結果を出すために僕がおすすめするのは、自分1人の時間をちゃんと持つこと。
毎日1時間でもいいし、カフェでぼーっとしたり考え事するでも全然いいと思うんで、自分1人の時間を持つのが大事だなって思います。
1人でいる方が落ち着く。やっぱりいろんな人といる方がノイズが入らない分、自分が真に求めているもの(=自分にとっての「普通」)が浮き彫りになってきます。
僕は組織嫌いだなって普通に思うし、これは組織にいるときから思ってたけど嫌いだとはっきり言えなかった。
会社だから仕方がないとか、社会人だから諦めるしかないよね、とか。
けど、よくよく頭がクリーンになって分かるのは「1人で会社は回せる」んですよね。
それこそ年商10億とかの会社でも1人でやってる人がいるんですよ。上手く外注とか使って1人で年商50億とかの人もいる。
「外注だったら1人じゃないじゃん」ってなると思うんですけど、外注先はお友達じゃないから人間関係とか無しで、お金を払って対価をいただいてるので仕事きっちりやるんですよ。
組織だとよくわかんない社内営業や「あの人嫌いだから」「馬が合わない」とかあるけど、外注だとそれはないんです。
お互いにWin-Winの関係で動くから、嫌いとかそんなんないんですね。
本当に嫌いならそもそも仕事受けないし、こっちもスタイルが合わない会社やフリーランスの方とは仕事しない。
例えば僕はメールとかいちいち面倒くさくてLINEじゃないと嫌だから、「LINEダメです」って言われたら「じゃあ仕事やめときます」ってぐらい自由でいいんです。
こういうのは誰かに感化されてとかもあるかもしれないけど、トータルで「僕はその方がいい、その方が自然だ」って思えるからそのスタイルに持って行ってるんですね。
それにひとりサロンを始めた時から組織化はしないって決めてました。
部下の「やめたいんです」って愚痴や、上司の「売り上げ上げろ」って話を聞くのが馬鹿らしい。
僕はシンプルに商売したいだけなのに邪魔だと思って組織をやめたから、そもそも組織化はやらないって決めてました。自分のスタイルがわかってきたからです。
みんなで遠くに行くより、1人でゆったり歩いていく方がいい。僕の場合は割と"そこそこ遠く"にも行けるんだな、と。
5人で年商10億を目指すより、1人で年商10億を目指す方が僕の場合は簡単だし早いんだな、と。
これは「みんなが馬鹿だ」とか、そういうこと言ってるわけじゃないです。
僕にできないことがたくさんあるのも分かってるけど、人間関係をごちゃごちゃ考える方が僕の場合は時間がかかってしまうし、お金以外のものをたくさん削らないといけない。
そうなると「外注すればいいんだ」で済むし、他にも「生活費そんなにいらねえなあ」とか、やっていくと結果は出るけどあんま頑張ってないなってのが今感じるところです。
今軌道に乗ってるからって訳じゃなく、初年度から頑張ったのは頑張ってたんですけど、頑張ったと思ったらとにかく頑張らないようにしてました。
頑張ると本当に目先のことしか見えないし大して結果出ないのにめちゃめちゃ力入れちゃうんで、頑張ったら「あ、今頑張ってるわ。やめなきゃ。頑張ったらやめなきゃ」の繰り返しです。
結果、今は本当に頑張ってない。頑張ってないけどちゃんと結果出るから、これが僕のスタイルで正しいんだな、と。
他の人から見れば1人でずっとVoicy録ったり、メルマガ書いたり、ウェビナーの準備やコンサルティングしたり、雑務以外を全部1人でやるのは苦痛かもしれない。
けど僕にとってはごくごく自然。
スタバでケーキ食ってコーヒー飲んでだらだらしてる時間と大差あるか本当わかんないって思うレベルで、どっちもそれぞれ心地いい時間って感じですね。
スタイルを築くのが大事
自分のスタイルを知るためにもまずは1人になる。
それが分かれば、あんまり頑張ってないのにちゃんと結果が出るポジションが見えてくる。
僕はここでレバレッジが効く、成果を出せる、20%程度の力でも80点ぐらいの結果が出るのが分かってきましたし、およそうまくやってる人ってそういう人ばかりです。
今頑張って空回りしてる人こそ、頑張らない自分のスタイルを築くのを口説いようですが見つけていってください。
今回の話は以上です。
お疲れ様です。
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