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起業する前に絶対決めておくのは○○ライン

はじめに


今日は「起業前に撤退ラインを絶対に決めておくべき」って話をしていきます。

撤退のラインをどこに持っていくかは重要です。起業前から撤退ラインを決めるのはネガティブなイメージかもしれません。

でも現実問題これを決めておかないと、株を買って損してる人みたいに、損してるのに事業を手放せなくなっちゃう。これって結構深刻なんですよね。

撤退ラインを決めろ


株は自分の予算内とか、会社員しながらやってるからそこまで大ダメージは無いけど、独立した自分のお店は収入源そのものになる。自分がバイトして補填する前提だとしても、撤退ラインは決めておかないといけない。

家賃すら払えないとか、家賃は払えるけど生活費が無いからバイトするって状態をいつまで続けるかですよね。単純に考えて、バイトするならするで振り切った方が楽だと思うんです。

例えば自分の給料分が足りないから毎月20万円分バイトして、プラス家賃分は施術するのが1か月や2か月ならまだしも、半年とか1年続くなら撤退した方がいいかなって思うんですよ。

正直、その施術してる時間もバイトに充てた方がいいじゃないですか。家賃が10万円として、施術10件すると10 時間とか、店準備とかもあるから12時間ぐらいになるかもしれない。

そこまでいったら12時間を普通に働いた方が手元のお金増えますよね。

半年だったら何十万円かになる。自営のお店とバイトのダブルワークで変な時間の使い方するぐらいなら、振り切ってバイト3つぐらいした方が100万ぐらいさっと貯まって新しいスタートが切れる、そういう見方もできます。

撤退ラインを決めないと、結構な損を出しちゃうんです。本来なら手元にプラス100万あるはずが、引きずったせいでプラスどころかマイナス100万になっちゃうみたいなことが起こるんです。

なので起業する前に撤退ラインを必ず決めてから事業計画を立ててください。

融資も織り込み済みで


多くの起業パターンでは借り入れもしてるわけですが、僕は100万円を手元に持ってて200万円ぐらい借りました。

手元300万円のうち100万を綺麗に使って、残りは生活防衛費なりに充てて過ごしました。僕の場合は月々返済が3万円とかで、仮に7年かかっても1人起業の3万円はたかだかしれてるんですよ。バイトでも返せますよね。

その3万円すら払いたくないって言われたらもう貯金するしかないけど、300万円貯めて起業したら何歳なっちゃうんだって話なので、僕は借り入れした方がいいなと思います。

年利1.86%とかで、年利なんてほとんど無いのでそこはうまく使ってくれたらと思います。

それも込みで撤退ライン決めないといけないんですよ。僕は半年で軌道に乗らなかったらだめだなと思ってました。

だから半年以内に万象とは言わないけど、うまくできるレベルにはしないといけない。僕は生活コストがほとんどかからない生活で、今もそんなにですが当時はもっと少なくて、家賃3万円の事故物件に住んでたんですよね。

面白半分で住んだんですけど、綺麗な事故物件で家賃3万円プラス生活費だから手取りで16万でも毎月残りました。

本当にお金かからなかったから初月・2か月目・3か月目も普通に生活できて良かったんですけど、仮に半年で全く生活成り立たないなら店は十中八九閉めようかな、ぐらいで考えてました。

じゃあ7か月目からどうすんの?って言うと、店を閉める準備というか最後の悪あがきもあるけど、残ってるお金と時間で業務委託にどうシフトチェンジするか、そこに費やそうと思ってました。

家賃を払ってるから急に解約できなくて、こういうテナントは遅くても2か月前とか、うちの店は3か月前とかに申請しないといけなかった。

それを考えると業務委託に移行する間も店はあるので最低の家賃分だけ払って、マッサージなりトレーナーなり業務委託でしようと計画は立ててました。

今もそんなにですが当時は筋力アップは全然知識ないし、完全に専門外って感じで。

けど3か月集中的に勉強すればそこそこ知識つくし資格も取れる。あとは体力検査さえクリアすれば業務委託トレーナーもできるかな、と。

ストレッチとマッサージ屋さんは似て非なるものだけどすごい似てて、すぐに業務委託契約先は決まるだろうと目星はなんとなくついていました。

撤退ラインで借り入れをどれだけ返済しないといけないかとか、半年総合的に見てその時に200万残るから、ここから先3か月は無収入でも仕方ない。

だから60万ぐらい残してそこから業務委託にシフトして、最初から生活費もらえる分の施術に入れる保証は全く無いからそこからまた3か月ゆるゆる10万円ずつぐらい貯金を切り崩す。10万円は業務委託で稼ぐ、とかね。

人生そこで終わりじゃないんです。撤退ラインを決められない人って辞めちゃえばいいのに、背水の陣みたいな感じなんです。

リスタートできる設計が重要


僕は1回廃業してて、その時は撤退ラインが曖昧で結局借金を400万円ぐらい作っちゃって。今思えば100万円ぐらいの時点で絶対辞めるべきだったんですけど、その時はバカだから分かんなかったんですよ。

で、やってみて今こうやって偉そうに語ってるわけです。借金をどれだけ残したらアウトか決めないといけないし、人生それで終わるわけじゃない。つまり次のステップや次のステージに移る。

始まったら良い意味でも悪い意味でもずーっと同じことしてるわけじゃない。

なので、そういう意味で次のステップアップなりステップダウンなり、移行するための時間とお金、だからこそくどいようですが最初に撤退ラインをちゃんと決めて、事業計画を組んでみてください。今回以上です。お疲れ様です。

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