noteの利用者動向_調べてみました_

最新(2020/01/07)時点でのnoteの利用者動向を調べてみました。

Berkolle .incのユウダイです。

Berkolle(ベルコレ)は、組織設計や採用代行の事業を展開している会社なのですが、そこでの課題感やもっと世の中の組織設計をよくしていきたい!という思いからnoteを使って発信していくことにしました。

そこでnoteを使って情報発信をしていきたいと考えたたのですが、そもそも、

・どのくらいの人がみているのか⇨月間9000万回近く記事がみられている
・どんな人(年齢・性別)が⇨コアユーザーは20-40代のビジネスパーソン
・どんな目的で⇨情報得たい人が大半。学びに使うひとも多い。
・どんな端末で⇨端末はパソコン:スマホ=1:3
・どんな流入経路で⇨流入チャネルは「①検索②SNS③ダイレクト」
・どのくらい滞在して⇨

いるのか気になったので調べてみました。
(ソース:
SimilarWeb(2019/09/01から2019/11/30までのデータ)
Ubersuggest(2020/01/07時点でのデータ)

参考までにまなべるみんなのマーケティング・マガジンマナミナで2018/11/21日公開のこちらの記事と比較してご覧ください。

※株式会社ピースオブケイク本社分析を使った訳ではないので、参考までの数字として認識をお願いいたします。

月間9000万回近く記事がみられている

スクリーンショット 2020-01-07 23.57.51

SimilarWebでは、

月刊合計訪問数87.41M(8741万回)
月刊訪問者数:29.13M(2913万人)
月刊ユニーク訪問者数:13.88M(1388万人)

と表示されています。

また、株式会社ピースオブケイクより2019/10/02日公開の記事から、MAU(月間アクティブユーザー)は2000万人を超えたとの記事が出ていることから、この数は適切であると考えられます。

月刊合計訪問数:指定した期間の平均訪問数
月刊訪問者数:指定期間の平均訪問数
月刊ユニーク訪問者数:ユニーク訪問者(重複排除なし)の平均数

ユーザー数は現象傾向

月刊合計訪問数は、前月比(-16.59%)と表示されています。

ここについて調べてみると、

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2019/09/01で30.29M(3029万人)
2019/10/01で31.13M(3113万人)
2019/11/01で25.97M(2597万人)

となっており、若干の現象傾向にあります。

①noteの人気がなくなった。
②繁忙期に差し掛かるビジネスマンが多い

などの原因が考えられますが、②繁忙期に差し掛かったビジネスマンが多いことが大きな原因の現象であると言えるでしょう。(次の「どんな人がみているか」で考察します。

コアユーザーは20-40代のビジネスパーソン

性別・年齢層の分布についてです。
こちらはデスクトップのデータしかありませんでした。

①性別の分布

性別の分布 (2020_01_07_2020_01_07)

男性:71.31%
女性:28.69%

となり、約70%が男性になっています。

②年齢の分布

月刊ユニーク訪問者数でみると、

18-24歳:20.05%  = 2,845,400 人
25-34歳:34.90% = 4,844,120 人
35-44歳:24.56% = 3,408,928 人
45-54歳:12.40% = 1,721,120 人
55-64歳:5.19% = 720,372 人
65+歳:2.90% = 402,520 人

となります。

①性別の分布と②年齢の分布より、利用者層は18-44歳が利用者の約75%をしてめていることがわかりました。

このことから、noteのコアユーザーは20-40代のビジネスパーソンであると考えられます。

情報得たい人が大半。学びに使うひとも多い。

流入トラフィックをみることができました。(2019/10/01-2019/12/31)

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①ニュース/メディア関連:25.40 %
②コンピューター/エレクトロニクス関連:25.15 %
③乗り物関連:17.40 %
④ファイナンス(財務計画と管理):11.61 %
⑤ビジネスと消費者サービス > オンラインマーケティング:2.95 %
⑥その他:16.49 %

上位の①②は、読み物で情報を得たい層だと考えられます。「ニュース」キーワードが多く入っていたことから、ニュース情報をえようと得るために利用している人が多いのでしょう。

④⑤は、学びたい層であることが見受けられました。「twitter」「facebook」「ホームページ」「php」「システム」などの外部サイトのキーワードからの流入が多くありました。

端末はパソコン:スマホ=1:3

デバイス分布は、

パソコン(PC):25.11 % 
スマートフォン(SP): 74.89 %

となっています。

スマホでみる人が多いことから、1つの記事の文字数は800~1500文字くらいが良さそうだとわかりました。

流入チャネルは「①検索②SNS③ダイレクト」

画像は載せることができませんが、流入チャネルは

オーダニック検索:41.25 %
ソーシャルメディア:30.16 %
ダイレクト:22.19 %
リファラル(サイト内回遊):5.71 %
メール:0.66 %
ディスプレイ広告:0.02%

となっていました。

また、SNSの内訳は

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このようになっており、流入のほとんどをTwitterに頼っていることが見受けられます。Facebookの流入もTwitterと同じような原理(タイムラインに記事が流れてきてクリック・プロフィールから飛ぶ)と考えていいとすれば、note書く⇨SNSで拡散の導線が良さそうだと思います。

※感覚的にそうかなと思っていましたが、数字でわかると確信できますね。

SNSを続けることによって、そのほかのコンテンツを流し安くなるため、検索流入を狙い続けるよりも資産としてたまっていきやすいですね。

検索の流入は、

オーガニック検索:100 %
有料検索:0 %

ブランドキーワード(note)が検索ワードに含まれている割合は、

「note」が検索ワードに含まれている:6.61 %
「note」が検索ワードに含まれていない:93.39 %

であり、ほとんどが「記事のタイトルまたは名前に検索キーワードがのっている」可能性が高いです。

検索エンジンは、

Yahoo:53.61%
Google:41.21 %
その他:5.18%

検索方法はあまり関係して来ませんが、Yahooの方が多いというちょっと意外な結果になりました。

検索のアルゴリズム的にGoogleのSEO対策をするかたが多いので、意外と上位に表示れないのでしょうか?詳しい方いたら教えてください。。


どのくらい滞在しているか

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滞在時間:00:01:41
直帰率:74.28%
1訪問あたりのPV:1.81

との結果が出ています。

ほとんどのユーザーが1〜2記事みて帰る。ことが多いようです。
これはnoteの特性をよく表していると思います。

「日記」のような感覚でnoteを使っている人が多いため、ブログのように「特定の分野」のノウハウを公開し記事間の導線設計を組んだ記事が少なく、回遊することが少ないのでしょう。

導線設計をすることも大切ですが、1記事完結型が望ましいのかもしれません。長くても「前編・中編・後編」のくらいにすべきですね。

ご参考までに、ご活用ください!


「勉強になったー!」と思っていただけて、ちょっとコーヒー1杯おごってもらえたら喜びます(笑)