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【買うならルイ・ヴィトン!?】の5つの理由

流行り廃りの激しいアパレル業界で長年、不動の売上No.1ブランド『ルイ・ヴィトン』

150年間、長い間人々に愛される理由を紐解いてみます。

最初は旅行に使うトランクを製造している会社だったみたいです。

ブランド品に全く魅力を感じない派の僕も、ヴィトンは買うのありかな〜って思いました。

『ルイヴィトン』No.1の5つの理由

①セカンドラインを持たない

『ヴィトンは長持ちだし、価値が下がらへんねんな〜』

こんな声聞いたことあります。

ホンマかいなwと思いながら色々調べていると

ホンマでしたw


この友人の発言を裏付けるように

『ヴィトンは150年間値下げをしていない』

ことにあります。

ブランドの価値が下がらない
ということです。

創業か150年間、一度も値下げをしたことがないとのこと。

一般的にブランド品は
メインライン(高値)で設定し、SALEシーズンになると『割引という名の定価』に戻しています。

そうすることで『あのブランドが安くなってる!』と買っちゃうわけです。

メインライン(閑散期でポツポツ売れれば◎)
セカンドライン(繁忙期でバカ売れで◎)

これが一般的なブランド戦略です。

この戦略をしている他ブランドは買った後に、値下げした商品を質屋に売ろうと思っても全然高く買い取ってもらえない傾向があります。

しかも質屋も商売なんで、なるべく安く買いたいですしね。

質屋さんは沢山あるし、儲かってる理由はここです。

そういう意味ではヴィトンは割引品が0なので価値が落ちにくい!
というわけです。

ヴィトンを手放す際は、是非強気な交渉を!

ちなみに大きな売り買いをする時は必ず相見積もりを取ることをお勧めします。
相手はも商売ですので、間違いなく都合の良い値段を提示してきますよ。

ブランド品お持ちの方は売る際に参考になれば!

②ライセンス生産方式をとらない

ライセンス契約=フランチャイズ契約
をイメージしたらわかりやすいです。

ブランドを早く広めるたいために使う戦略です。

有名なところだと

ポール・スミス=伊藤忠商事
マーク・ジェイコブス=住友商事

などがあります。

ポールスミス側
『日本ノ伊藤忠サン協力タクサン売ルデ!』
伊藤忠商事
『こんないいブランドを日本では俺らにお願いしなきゃ売れないぜ!』

という契約です。

他にもほとんどのブランドがライセンス契約を結び、各百貨店で販売していますがヴィトンは違うんです。

サービス、商品知識が徹底された販売員しかいないので、長い目で見てもブランド価値が落ちないんです。

③アウトレット品が出ない生産管理

通常のブランド品は不良品の発生を見越して必要数より多めに生産し、不良品はアウトレットに回すのが一般的です。
(一見不良品に見えないけど、店頭には出せないレベルのモノをアウトレットモールが買い取ってるわけですね)

しかし、ルイヴィトンのストアはアウトレットモールにはどこにもありません。
(質屋のように中古品を販売しているところはあります。)

理由はミスが出ないような職人の育成、徹底した生産管理にあります。

一人一人か手作りで作っているため、あんなに値段が高いわけですね。

④ニーズ無視

うちらは、お客さんの欲しいものから考えて作っていない!ってことです。
強気です。

商品の作り方には2つの考え方があります。

マーケットイン
→市場の動向に着目し、消費者先行で作る

プロダクトアウト
→市場は無視し、生産者(メーカー)先行で作る


ルイヴィトン、完全に後者です。

他にも
・AppleのiPhone
・SONYのWALKMAN
・Google検索エンジン
も完全にプロダクトアウトです。

プロダクトアウトは
世にないものを作り出す。

消費者に受け入れるまでかなりの時間がかかるが、受け入れられると売り上げが大爆発する傾向があります!

誰もが憧れる思考な反面、なかなか大変は側面も…
(プロダクトアウト、マーケットインについてはまた書きます)

⑤テレビCMをしない

広告の打ち方にも工夫が。
テレビCMは高いモノから安いものまで、あらゆる製品が流れているので、前後のCMは選べないのでその印象を引きずってしまって、ブランド価値が下がってしまうという考え方みたいです。

確かにLINEモバイルのCMの後にルイヴィトンのCMはどうかと…

ヴィトンの広告は

『完全に富裕層』

に振り切っています。

高級ホテルでマスコミやヴィトン愛好家を呼んで豪華パーティをしたり、リッチ層向けの雑誌や経済紙に載せる。

僕もよく好きで経済誌を読むのですが、ヴィトンやベンツ、キラキラ時計などの広告が多い気がします。

買わんけどw 買えんけどw

まとめ

いかがでしたか?


絶対値下げしない!

いいものは絶対受け入れてもらえる!

自分らの目が行き届かないとこで売らせない

しっかり儲ける!


商売のシンプルな法則を体現しています。

それが圧倒的No.1の理由です。

ちなみに、ヴィトンは【LVMH】という世界最大のブランド会社で1987年、シャンパンで有名な【モエ・ヘネシー】をグループ会社にしたことで、もう誰も勝てない世界一のモンスター企業になりました。

・Dior(ディオール)
・FENDI(フェンディ)
・MARC JACOBS(マークジェイコブス)

これらは全てヴィトンの傘下です。

皆さんが持っているブランドのほとんどがルイヴィトンのグループ会社かもしれません。

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