ポッター症候群　03

みんな知らないから理解されない

当時は小学生・保育園児の子育て中なので
もちろんママ友とか雑談する事があるが

お腹が大きいとどうしてもお腹の子の話をすることになる。
いつ生まれるの？男の子？女の子？
うちも同じくらい～！などなど

その中で
「いや、私の子は出てきたら死ぬんです」

なんて事を言うと完全に
【頭のおかしい人】になる

親しい方達には伝えはするが
きちんと理解できていた人は本当に少なかったと思う

産まれてみたら大丈夫ってこともあるよ！
考えすぎじゃない？

この２つのセリフは死ぬほど言われたし
深く傷ついた言葉でもある。

誰も私の気持ちはわかってくれない
なので、健康な子を生む予定の人を演じてすごした。
めちゃめちゃつらかった。

特に学生時代の友達が同時期に不妊の末に初めて妊娠していて
色々先輩ママの私に質問とかしてきてたので
不安にさせないように、普通に話するのが本当に辛かったな。

当時娘①が卒園・入学を控えていた時期

お腹の子は予定日が4月後半あたり
自然に陣痛を待った場合、お腹の中で亡くなる確率があがると言われた

死んだ子を出すのと生きてる子を出すのでは母体の負担が違う
生きてる子を産めば名前が付けられる
卒園式・入学式に参加できない可能性も考えて
予定出産にしましょうと。

これもすごく悩んだ
予定出産＝生まれる→死
死ぬ日を決めて良いのか

とはいえ娘①の卒園・入学式に出れないのも可哀想
家族みんなの予定、気持ち
感情ぐちゃぐちゃで入学式に出れるギリギリのライン
3月30日に予定出産することになった。