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1週間ほどスマホなし生活でした

先週は私にとってはとても充実&災難だった週で、自転車でコケて血だらけになったり、捻挫してビッコ引いたり、夜中撮影に行ったら突然スマホのリチウムイオン電池がうんともすんとも言わなくなりお陀仏……という週でした。まあ、めちゃめちゃ楽しかったし、いかに日本のバリアフリー化が進んでないかもわかって充実してたんだけどね。

ともあれ、スマホがまったく動かなくなってしまい、このままだと仕事に支障が出るので新しい機種に変えようとしたんすわ。(そもそもラップトップもスマホをいじるのもこの手じゃ痛くてなんともならん……って感じでしたが。)
そうしたら、どうやら使ってる会社(楽天)のプランが大幅変更されてて、対応機種を確かめてからじゃないと買えないじゃん……となりまして。結局そこから対応機種を調べたり、プランについてどうするか考えて2日かかり、携帯を再び手にするまでそれからまた3日間かかってやっとスマホ復活。

新しいスマホが来るまでの間、仕事の電話やSMSでうまく連絡が取れなかった以外は(その節は諸所に誠にご迷惑をおかけしました)、概ね快適で、むしろこの生活の方が好ましいと思ったくらいだった。
常に誰かと電波で繋がっている環境から一変、仕事に行き家に帰るまでは自分自身が独立した存在であるような感覚になり、頭の中から雑念が消えていく感じになった。
特にソーシャルメディアとの繋がりが断たれたのが心地よくて、だれかと常に繋がっている状態ってこんなにも頭の処理機能を奪うものなのかとも実感した。
なにかあったときにすぐ調べられないのはちょっと不便だったけど、それ以外は楽だったなー。
常に見えないだれかと繋がって、そこを意識して脳を稼働していた状態から、ON/OFFの切り替えがはっきりした感じがした。
携帯を持ち始める以前、インターネットと常々繋がる以前の脳の状態ってこんな感じだったのかと、久しぶりに実感した期間だった。

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昔、まだサラリーマンだった頃に、いち参加者として「〇〇(場所)でイベント参加なう」みたいな投稿したら、それを見た人が立て続けに4人くらい会場にやってきたり、「今〇〇(場所)にいるの?」ってメールくるのがちょっと恐くなって、リアルタイムで投稿するのやめたんだよね。
でも、そもそも投稿する手段がなければそういった煩わしさから完全解放されるんだなって思った。

なので、今考えていることは、事務所にWi-fiを設置して、そこでしかインターネットを使わないようにすること。スマホの回線でネットには接続しない。
ただ、そうすると仕事に支障が出てくるので、電話としての機能は維持して、「データ通信モード」をしょっちゅう切ろうかなという感じ。
とりあえず努力目標ではあるけど、その方が脳が疲弊・鈍化しない感覚があるし、今の自分には合っている気がする。まあ、また考え変わるかもしれないけど。

今回、血まみれ・捻挫で怪我をしたけど、充実してたのはそういう感覚があったからなんだろうな。
その期間ずっと田舎(過疎地域)って豊かだなと感じてたんだけど、邪念なく真正面からその地と向き合い、受け入れられたこともあったと思う。何事も経験だなあ。

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